自分の意見が言えない子の4つの場合とご家庭での関わり方
自分の意見が言えない ので
しんどい思いをしている子をラクにする
ご家庭でできるサポートのお話です 😀
子どもが
自分の意見が上手く言えない時には
大きく4つの理由があります。
(1)自分の意見や思いを言葉にしづらい
(2)自分が我慢すれば・・と思ってる
(3)間違えるのが怖い
(4)周りの同調圧力が強すぎる
いかがでしょう
あなたのお子さんは
どれかに当てはまりそうでしょうか
まず(1)の
自分の意見や思いを言葉にしづらいお子さんを
サポートする場合です 😀
「自分の思いを言葉にする」力は
実はとっても個人差があるところです。
上手な人は自然にできちゃうので
しづらいということが
感覚的に理解しにくいかもしれませんが
苦手な子もわりと多いものなんです。
でも
思いを表現するのも一つの技術なので
練習すれば
どんな人でも上手になりますから
ご安心くださいね;-)
お子さんにご自分の思いを
言葉にする練習をしてもらうには
・オープンな質問をする
・時間がかかっても聞く姿勢を続ける
ことが基本です。
質問には
『今○○がしたいの?』という
YesかNoかで答えられるもの
(これをクローズドな質問と言います)と
『今どんなことがしたいの?』という
相手が自分の言葉で答えるようになる
オープンなものがあります。
私たちは日々忙しいので
ついすぐに意思伝達ができてしまう
クローズドな質問を
特に子どもや家族に対しては
何気なく使ってしまいがちですね。
でも、子どもに話上手になってもらうには
オープンな質問が効果的です 😉
今まであまり
自分の言葉で話してこなかった子や
自分の感覚にぴったりな言葉を
探したい思いが強い子は
自分の言葉を口にするまで
大人が思っている以上に時間がかかることがあります。
ちょっとじれったいかもしれませんが・・・
そんな時こそ大人が
「今この子は練習中なんだ 😀 」と
”聞く”役割を手放さずに待てるかどうかも
一つのポイントになります。
言葉の力を育てるには
相手の力が育つのを待つ時間も必要ですね。
お花を育てるのと同じです。
その子が伸びれる環境を準備したら
あとはその子の力が育つのを待ちましょう 😀
自分の思いを言葉にしづらい場合には
その子が使える言葉の数が少ないこともあります。
その場合には
「なんだか嫌な感じなんだ」という
漠然とした感情や
「胸がぎゅっと固まる感じがする」
という身体の感覚でも
ご自分が感じたものを表現するところから
始めるのもオススメです。
とにかく自分なりに
内側にあるものを表現してから
それを多くの人がわかりやすい言葉に
置き換えていく・・・
という練習を楽しくしていけば
必ず上手に表現できるようになります♡
言葉にこだわってた話し下手さんが
コツを覚えちゃったら
上手な表現者さんに大変身!
・・・なんて事例も結構あります
(^O^)
自分の思いを表現する言葉を増やすには
上手に表現している人や
好きな文章や歌詞をチェックするのもオススメです。
明日は
子どもが 自分の意見が言えない 時の
自分が我慢すれば・・と思ってる場合についてです (^^)/
合わせて読みたい記事:
いつも笑顔でしんどい子:困ったときにも笑顔になってしまうんです
いじめといじりの違いに悩まなくていい!思春期の友だちとのつきあい方
追伸:
今朝の東京は久しぶりの土砂降りでした
そんな時でも我が愛犬は
レインコートを着て出動します。
散歩の最後の方ではすっかり濡れて
体の大きさが半分くらいになってました
いとをかし;-)
今週のテーマのブログです
① 自分の意見が言えない 子:思春期の子どもが楽になる関わり方
③ 自分が我慢すればという、よくある落とし穴に気をつけよう!
④ 間違えるのが怖いので、自分の意見を言わない子
⑤ 同調圧力が強くて、言いたいことを言えない子
⑥ 「自分の意見を言う」のと「人と仲良くする」どちらも手に入れる方法