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思春期の子どもは依存しやすく、ネットは依存させやすい
思春期の子どもはネットに依存しやすく
ネットは依存させやすいというお話です。
ネット・携帯とのつきあい方のお話し
NO.3です。
(NO.1はこちらです)
大人がネット・携帯を使う時の
注意点をまとめられたでしょうか
ネット・携帯の一番の注意点は
それがコミュニケーションツール、
情報ツール、売買ツール、ゲームツールと
多岐に渡っているので
そのどれかに「ハマってしまう」ことが
起こりやすいことですね。
facebookにハマる人
ネットサーフィンにハマる人
お買い物にハマる人
ゲームにハマる人
どれも始めるにはとてもお手軽で
その魅力はエンドレスです。
人は「簡単に始められて
魅力の強いもの」にハマります。
いわいるネット・携帯依存に
簡単になってしまうことが多いのです 😎
つい暇つぶしに始めても
面白くなってしまい
なかなか途中で止めることが
難しいなあと感じられたことはありませんか?
私も調べ物からネットサーフィンになり
「あれっ!もうこんな時間」と
自分でびっくりすることもあります 😆
そして他のツールと違って
ネット・携帯を中断するのが難しいのは
24時間いつまでもどこまでも
続けることができるところです。
テレビやラジオは
番組が終わったり放送時間が終われば
強制的に止めることができました。
ところがネット・携帯は
強制的に終了する時間がないのです。
自分で止めることでしか止めることができません。
「今やっていることを自分でやめる」
ことって
実は思春期の子どもにとっては
かなり難しいことなんです。
思春期になると脳バランスの関係で
「一度やろうと盛り上がっている気分」を
コントロールして何かを止めるということが
小さい頃よりも苦手になるからです。
また、強烈な「快」体験に
引き寄せられやすいですし
長期的なメリットよりも
目の前の「快」を大人より優先してしまうのです。
生理学上「依存症」になりやすい時期なので
何につけても強烈な「快」があるものには
注意が必要な時期です。
青少年でもアルコール依存、麻薬依存が
よく話題になりますが
ネット依存も実は既に
大きな社会問題になってきています。
平成24年の文科省発表時点で
中高生30数名のひとクラスに
既にネット依存が3名いるとされています。
この数字は現在も上昇傾向ですし
自分で「依存状態」だと認識していない子も
含めたらもっと数値は大きくなると思われます。
依存状態に一度なってしまうと
そこからぬけ出すためには
強力な努力と協力が必要です。
ネット依存については
甘く見ることは禁物です。
できるかぎり早いうちに
ネット・携帯依存症になりやすい理由を
ネット・携帯側にあるものと
思春期という時期にあるものの
両方についてきちんと大人が押さえて
その情報を子どもにも
しっかり伝えておくことはとてもとても重要です。
「せっかくの思春期」に続きます。
合わせて読みたい記事:
中学生のスマホ!ルール設定を子どもの成長につなげよう
追伸:
毎日メダルのニュースが続いていますね
嬉しいニュースのおかげで
お盆支度もはかどっています (^o^)
メダルがとれた人、とれなかった人
どの人にも胸打つストーリーがありますね
オリンピックにかぎらず
どんな人もそれぞれ
唯一無二の大事なストーリーを持ってます
そして、それは人生の終わりまで続きます
どのストーリーもみな大切にしたいですね 🙂
今週のテーマのブログです
① ネットとのつきあい方
② 魅力と注意点
④ せっかくの思春期
⑤ 自分なりのつきあい方
⑥ つきあい方を練習する