思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
初めての就活!奇跡の質問をしてもらった・・というお話
初めての就活! のお話です 😀
大学を出たら仕事をしよう!
・・だけど、就活ってどうするの?
当時はインターネットもないし
私のゼミは就職については
完全にノーサポートでした。
そもそも女子の先輩も
居ませんでした(><)
そしてうちの父は大学教授で
会社員ではないし
気分次第ですぐに怒るので
話も聞けない。
母は就職経験もないし
年長の親戚もいない
さて、どうしよう?
とりあえず大学の「求人票」を
貼り出してある壁の前に行ってみました。
するとなにやら
”業種別”に分けられている様子。
そうか、業種別に考えるのね。
銀行 数字の管理は無理だな
デパート きれいなお姉さんが行く所
商社・・ 当時は大卒女子は2年以上
会社にいるつもりかどうか聞かれて
「めっそうもない。すぐやめます」
という人だけが採用されるという噂でした。
あら、それじゃあ
高校で既に2年上乗せしてるから
ムリだわ~
もともと大卒女子の求人は
あまりたくさんありませんでした。
ちょっと心細くなってきたところで
メーカーという項目を見つけました。
メーカーといえばものづくり!
年齢制限もゆるいみたい。
う~ん、ものを作るといえば
小学校の頃
友達の誕生会に呼ばれた時に
友達の喜ぶ顔を想像しながら
フエルトでレター入れを作ったっけ。
あれ、とっても楽しかったな
(*^^*)
どうやったらその人が喜ぶか
笑顔のためにものを考える
それは好きだわ~
壁の前でそう思いついた私は
メーカーを志すことにしました
(*^^)v
当時は今ほど女子の面接は
回数が多くありませんでした。
複数人面接で
「自宅から通えますか」
「結婚したらやめますか」
という質問が多かったように思います。
そんななか、キヤノンの面接は
ちょっとひと味変わっていました。
長い机を仕切っただけの
狭いスペースでしたが
1対1で話を聞いてくれたんです。
しかも、私の経歴よりも
そこで何を感じたのか
ということを質問してくれました。
『パリでは一人だけの日本人で
どんな気持でしたか』
『その時楽しかったことは?』
『ウェーバーのどこに惹かれて
卒論テーマにしたのですか』
自分では自分の気持ちや考えを
引き出すことのできなかった私でしたが
そんな質問をされることで
だんだん自分の感情や思いと
つながっていきました。
自分の思いを蘇らせて
どんどん言葉になったんです
(^o^)
そして、出ました!
ここで奇跡の質問です!!
『なぜメーカー志望なんですか?』
そこまでの幾つかの質問で
私の気持ち
特に好きなことを開いてくれてたので
私は小学校の時の
友達の笑顔を想像しながら
ものを作った時のワクワクを
この時はっきりと思い出すことができました!
『ものづくりが好きなんです!
例えば小学校の時・・』
『え?小学校?』
ここで面接官が
ちょっと?という顔になったので
思わず思いっきり力を込めて
『友達が喜ぶように
ここにポケットがあると使いやすいとか
好きな色を目立たせようとか
考えて工夫することが
本当に楽しくて大好きなんです!!!』
つい自分から身を乗り出して
情熱的に熱く語っておりました 😀
自分でも自分の内側から
エネルギーがぐわっと出たのがわかりました。
面接官もその勢いに
ちょっと驚いていたようです 😉
『そうですか
企画が好きなんですね~』
そう言いながら
何やらメモをしてくれてました。
・・・そしたらなんと後日
めでたくキヤノンから
採用通知が届いたのでございます
\(^o^)/ ワ~イ ウレシイナ
余談なのですが、実はそれまで
私がものづくりを楽しんだのは
小学校のその時1回だけだったんです
(^_^)>
工作はいつも
思い通りに作れなかったし
家庭科の裁縫ときたら
まっすぐミシンをかける段階で
すっかり挫折しておりました。
いつも自分の頭の中の素晴らしい企画に
手の不器用さが
追いつかなかったんです 🙁
でもその時は
そのたった1回のワクワク体験が
奇跡の質問によって引き出され
私の命?を繋いでくれました
(^o^)/
ありがたや~♡
「日本一の部署」に続きます 😀
追伸:
質問によって
相手の意識が変わります。
あなたの言葉で、お子さんの
まだ気がついていない可能性を
引き出すこともできますよ~
(^_-)/
今週のテーマのブログです
① 思春期コーチの誕生ストーリーその3:就職と遠いところにお嫁に行く話
③ ぼんやり娘、日本い著の部署に配属される!・・というお話
④ 結婚は人生の一大事!・・のはず??というお話
⑤ ぼんやり娘、初めて叱られて驚く!・・・というお話
⑥ 200:10の結婚式に向かって出発!・・というお話
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