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子どものエネルギーがすり減ってしまう前に大人のすること
おはようございます。
今日は朝から寒いので
晩御飯は鍋料理にきめました 😉
さて、思春期の子どもが
ダラダラしてしまう、についてのお話しです。
集中力は有限なので
大量に使った時には
充分に休むことが必要です。
ぐっと集中したあとに
上手に休みを取って回復しておくことで
筋肉と同じように
集中力も強くしていくことができます。
しかし、充分に回復をしておかないと
ちょっと集中が必要なことには
「やってみよう」という気持ちが
わかなくなってしまい
つい、簡単なダラダラを続けてしまう
という状態になりやすんですね。
そして自分がダラダラ
非効率なことをしている、
ということに気づくことさえ
できにくくなるのです。
この集中力を
”大量に使ったら”というのは
わかりやすく
「がっつり何かに頑張る」だけでなく
「ずっと頑張り続ける」という場合もあります。
「自分の感情に合わないことを
ずっと我慢し続ける」
「○○しないように頑張り続ける」などを
長く続けていると
だんだん集中力が底をついてきて
何かをすることが億劫になってきたり
ある時にプツンときれて
もうこれ以上頑張れない (><)
ということが起こるのです。
例えば、自分が本当は
あまり熱意を持っていない部活でも
「せっかく入ったからやりとげよう」と
頑張っている場合があります。
その子なりにその環境で
うまくやっていく方法を見つけられたら
それは「乗り越え体験」になって
その後のその子の「生きる力」になっていきますね。
ところが、本人の耐えられる範囲を超えた
ハードな練習がずーと続きすぎたり
バンバン怒られる指導を受け続けたりすると
その子の「頑張る」ための集中力が
なくなってしまうことが起こります。
そうなってくると本人では
自分に何が起きているのかを
客観的に見ることが
難しくなっていきます。
ずっと耐えていた子が突然
周りの人では考えつかないような
とんでもない”行動”をしてしまうのは
このような理由なんです 🙁
なので周りの大人は日頃から
「子どもの様子の観察」をしていきましょう!
子どもに今何が起こっているのかを
大人は日頃からいつも見ていれば
変化の方向が見えてきます。
今子どもの様子が
どのような流れにいるのかを
見極めていくことが大事です。
よく「ある日突然」と言いますが
実はその前に
気力がなくなっていく状態が
続いていたということがほとんどです。
是非その段階を見逃さないように
していきたいものですね。
子どもの様子を観察していて
エネルギーが下がっていく状態が
1週間から10日以上続いたら
すぐに専門家にご相談することをオススメします。
できるだけ早目に気づいて
いい手当をすることが
早く回復していくことに繋がるのは
言うまでもありませんね 😉
また、長時間にわたって
「失敗しないように」と思い続けていても
同じような集中力の減耗になることがあります。
いわいる「心配する」状態です。
「○○しよう」と頑張るよりも
「☓☓したら、どうしよう。
☓☓しないようにしなくちゃ」と
~~しないように、と思う方が
集中力を使いますね。
同じ頑張っている状態でも
「○○しよう」は楽しいですが
「☓☓しないように」は
緊張して辛い気分で居る状態ですよね。
このような
”☓☓しないようにと考える傾向”のある人は
専門家と一緒に練習して
心配すべきことと
心配しなくて良いことを
見分ける力がついてくると
ずっと楽になってきます 🙂
集中力がなくなった状態は
ちょっと気力を使うことに
向かえなくなってダラダラする・・・
という他にも、
気力がなくなっているので
自分をコントロールすることも
難しくなります。
「イライラしやすくなる」
「怒りっぽくなる」という形で
表に出ることもあります。
また、回復が足りないので
朝起きられない度合いが強くなることもあります。
思春期に多い起立性調節障害も
ここから発症することが
実はとても多いです。
お子さんの様子を
日々見ていってくださいね。
追伸:
今日はキムチ鍋です。
美味しいキムチが手に入るか、が
決め手です (^o^)
今週のテーマのブログです
① ダラダラが多すぎます
② 簡単なことしかできません
④ やりたくないし、ね。
⑤ この気持の向け先がわからない
⑥ 全くやりたくないわけじゃない
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