「慎重」な子:思春期の子どもシリーズ

おはようございます。
昨日は6時間運転して
山形に無事やって来ました 🙂 

 

さて、今日は「慎重な子」についての
お話です。

 

「慎重な子」にとって大切なことは
”安全なこと”です。

なので、避けるべき危険を見つけることに
意識が行きます。

そのためにものごとの全体に目が行き、
丁寧にきちんとしようとします。
早く仕上げるよりも、
ミス無くやることを選びます。

なので、やることが安定しているので
人から信頼を得やすくなります。

 

反対に、新しいこと
やったらどうなるが明確で無いものには
手を出さない傾向があります。
大きく変われるかもしれないけれど
不確実な未知のことに手を出すよりも
わかっている現状の不便さの方を
選ぶこともあります。

 

何かをするときには
それがうまくいかない場合に備えて
他の可能性についても考えます。
それも、一つでなく、
幾つもの対策を考えておくので
不測の事態があっても着実に物事を
成し遂げることがあります。

 

サクサク行動しないので
派手さはないのですが
着実に何かを成し遂げることが
できるのです。

 

保護者の言うことにも
すぐに反応して行動しないことがあるので
「反応が薄い」とか
「行動が遅い」と
思われがちなのですが
実は保護者の想定外の事態にも
対応できるので
地味ながら着実な側面があります。

リスクを先に考えて
手を打つことができるので
失敗が起こりにくいのです。
「失敗が起こらなかった」ことは
目立たないのですが
実は素晴らしいことなのです。
このタイプは、派手さはないので
注意していないと見過ごされますが
着実に結果を積み重ねているはずです。

保護者の方も
「なにごともない」ので
特に注意を払わないでしまいがちですが
実はこれは、素晴らしい能力なのです。
特に兄弟で、はなばなしいことをする子が
居る時にはスルーされがちですが。

 

今一度このタイプの子がどんな実績を
積み重ねてきているのか
振り返ってみると驚かれることが多いのです。

本人も自分に派手さがないことを
気にしている場合もありますので
”できていること”について
しっかり言葉で認めることで
自己肯定感が上がります。

 

また、このタイプの子に、新しいことに
チャレンジしてもらい時には
「やらないとこんな損失がある」と
伝えるほうが伝わります。

「やると、こんないいことがあるよ」
と言っても
それをやることで起こるリスクの方に
意識が行ってしまいます。
それよりも、やらないことのリスクに
意識を向けるようにすると
それを回避しようとして動くのです。

このタイプはやることのリスクには
敏感なのですが
やらないことにリスクにも
目を向けられるようになると
新しいことにもチャレンジするようになります。

 

 

追伸:
山形は空気が澄んでいて
寒さがキンとしています。
例年より暖かいのですが
このキンとした寒さが
心地良いです。

 

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