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学校に行こうとすると体調が悪くなる中学生:親の3大NG対応とは?
学校に行こうとすると頭痛・腹痛・だるくて動けない・・そんな中学生が増えています。
子どものそんな状態にもワケがあるのですが、ここで親が知らずにNG対応をしてしまうと、不登校などへとこじらせてしまうこともあります。
しっかりと対応のコツを知っておくと安心です!
朝声をかけてもなかなか起きないし、起きてもしばらくボーっとしています。
そのうち頭やお腹が痛いと言い始めます
それはご心配ですね
それで「学校に行きたくない理由があるんじゃないか」と尋ねるのですが、子どもは「特にない」と言うんです。
病院で診断は受けられましたか?
こういう時には、どうしたら良いでしょうか
はい、このような状況に対しては、ご家庭で回復のためにできることがたくさんありますので、ご安心くださいね!
似たような状況から、その前よりもずっと元気になられたお子さんたちが、すでに数百名いらっしゃいます 🙂
ではご一緒に、学校に行こうとすると体調が悪くなるお子さんの状況と対応のコツをみていきましょう!
はい、ぜひ!
目次
学校に行こうとすると体調が悪くなる中学生は増えている
当カレッジでは2010年から15年以上、思春期のお子さんや子育てをサポートしてきています。
学校に行こうとすると体調が悪くなる中学生は以前からいたのですが、特にこの7,8年ではそんなお悩みがかなり増えてきています。
最近は小学生から大学生までそのような状態のお子さんも来られます。
体調不良としてみられるのは
頭痛や腹痛、吐き気、めまいやふらつき、時に発熱など様々です。
また、朝に起こしてもなかなか目を覚ますことができない状態や、目が覚めてから動き出すまでにかなりの時間を要する状態や、一度動いてもまたぐったり横にならずにおれない状態などもあります。
なんとか動けても、とても身体が重かったり、だるかったりという状態もあります。
眠いのでぼんやりベッドの中にいるだけのように見えるのですが、本人としては起き上がれない、と言うんです。
辛いですね 😐
それで学校を休むことにすると、だんだん時間とともに元気になってくるんです。
夜にはかなり元気だったりしますし、本人も学校に行く準備をしたりしているので、「きっと明日は行くだろう」と思うのですが、また朝になると辛そうになります。
そうなんですね。
はっきりとした疾患はないと診断されたケースでは、そのようなパターンはよくみられます。
なので、本人の気の持ちようじゃないかと思ってしまうこともあるんです。
なんでそうなっているか、が分からないと、そう思うこともありますね。
では、より詳しく「学校に行こうとすると体調が悪くなる状態」をみてみましょう!
学校に行こうとすると体調が悪くなる理由とは
お困り症状が生じる直接的な理由は「心身のエルギー不足による自律神経の乱れ」です。
頭痛や腹痛、吐き気などは、血流・骨・筋肉・内臓などの活動は、私達が意識しなくても、自律神経が調節してくれているところです。
朝になったら目を覚まして活動する、夜になったら眠くなってしっかり休む。。。というリズムも、自律神経が司ってくれています 😉
自律神経が順調にそれらを調節してくれていれば、痛みや不快なことは起きません。
お困りは自律神経に乱れがある、というサインです。
朝起きられないから「起立性調節障害」、
腹痛だから「過敏性腸症候群」と
それぞれの症状に診断名がつくことがありますが、
それらの症状を起こしているのが自律神経の乱れです。
また、身体・心・頭はつながっているので、不安が強すぎるとそれが自律神経に影響を与えることもあります。
そんな時には「不安障害」と名前がつくこともありますが、「不安が強すぎる状態」も心身のエネルギー不足から来ています。
受診しても「特に異常なし」だと言われると、心や頭の問題だと思われがちですし、自律神経の乱れは捉えにくく、薬で改善しにくいところでもあります。
でも、整える方法がありますのでご安心下さい。
では次に、自律神経の乱れの元になっている、心身のエネルギー不足についてより詳しくみてみましょう。
まず、よく言われる「心のエネルギー不足」からです。
「1」心のエネルギー不足
思春期には
「自分はどんな人間なんだろう」と猛烈に意識し始めます。
そして他の子や理想像と今の自分の比較で落ち込んだり、
友達関係で悩んだりします。
さらに、勉強・受験・部活での評価や順位付けなどで
心のストレスも増えやすい時期です。
多少のストレスは必要ですが、あまりにストレス量が多いと、心(感情)や頭(思考パターン)で生命活動のためのエネルギーを大量に使います。
心と身体はつながっているので、、身体のエネルギーの流れにもダメージを与えてしまいます。
そこから自律神経の乱れを引き起こしているケースは結構多いのです。
ストレスを受けても、ゆっくり心を落ち着けたり、リラックスする時間を持てたり、安心できる居場所で回復できるとよいですね 🙂
気分転換としてゲームやスマホもよいのですが、長い時間使いすぎると、逆に脳の一部だけが過活性になってしまうので、本当の意味での脳=身体がリラックスができなくなりますので、ご注意です
参考:ゲームが与える影響には要注意!思春期に成長する脳・身体・心へ
「2」身体のエネルギー不足
もともと思春期は、身体・心・頭が急激に成長する時期なので、ホルモンバランスなど自律神経が乱れやすい時期でもあります。
そして部活や塾や習い事など密なスケジュールでかなりエネルギーを使ったり、睡眠不足へのなりやすさもあります。
また、忙しいから、お腹が空くからと手軽なものばかり食べていると、身体の材料やエネルギーを作るための栄養素が不足することもありますので、気をつけたいポイントです。
身体の材料になるものやエネルギーを作るための栄養の種類と量を十分にとってないと、しょっちゅう「だるい」「疲れた」と言うようになります。
そして、その不足が行き過ぎると身体のエネルギー不足から自律神経が乱れて、その結果身体のお困り症状も出やすくなるのです 😯
身体の整え方を知らないと、「疲れたから」とか気晴らしに休みの前日に夜ふかしして、休みの日に過剰に遅くまで眠ってしまいがちです。
そうなるとその夜になかなか寝付けなくなるので、自律神経の乱れを引き起こすパターンもあります。
特に長期休みには気をつけたいポイントです!
また、自律神経の乱れが物理的な神経の圧迫から来ていることもあります。
身体のいち部分の炎症が自律神経を圧迫していたり、背骨の曲がりが自律神経を圧迫していることもあります。
その子をチェックしてそのような圧迫を取り除くと、かなり改善できる場合もあります。
ピンときた方は個人セッションか思春期最幸家族講座をご活用下さい。
休みの日も遅くまで寝ていたり。。
あの頃からエネルギー不足が始まっていたのかもしれません
そして、もともととても健康で、成長期に必要な分だけエネルギーを作れる栄養を摂れていれば、このようなストレスを乗り越えて行くことで、子どもはどんどん成長します。
心身とものタフになって、いろいろな環境の変化にも対応しながら自分の望む未来に進めます 🙂
ところが、予期せぬ大きな精神的ショックを経験したり
または少しずつでもエネルギーを失うことが続いたりたくさんあったりしたり
そもそも自分の身体でエネルギーを作る栄養の不足、睡眠の不足、生活リズムの乱れが続いたりすると
子どももいくら若くても自律神経が乱れます。
そこから体調不良や不安が強くなるなどの、心身の不調が出やすくなるのです。
特に身体のエネルギー不足については、子どもが自分で原因に気づきにくいです。
子どもの体調不良の原因がわからない時に、「学校が嫌だからだ!」と決めつけてしまわないことも大事です。
また、子どもに発達の抜けがある場合には、その抜けを埋めるためにその子は日々たくさんのエネルギーを必要とします。
例えば、匂いや音に敏感だったり、クラスの雰囲気を辛いと感じやすかったりするような、感覚の過敏性があると、かなりのエネルギーを日々使っているので疲れやすいです。
小さい頃から敏感な子はもちろんですが、思春期の前までは特に問題がないように見えたのに、急に思春期になってそのような状態になることもあります。
成長期になったために、より多くのエネルギーを成長のために必要とするようになった時に、今までのエネルギー量では足りなくなるためです。
でも、ご安心下さい!
当カレッジではその体調不良を改善したり、そもそもの発達の抜けを埋めたり、自律神経を整えるなどがご自宅でできる方法をお伝えしています。
普通の数百のご家庭のみなさんが、すでに実践されて、結果を出されています 🙂
そして、ちょっと気になるのですが
自律神経が乱れているのに
朝が一番調子が悪くて、お昼すぎくらいからは改善していくのはどうしてですか
はい、それにはいくつかの要因があります。
まず、自律神経の役目として、朝には目覚めて動けるように身体をホルモンで整えて、夜には眠くなったりぐっすり眠れるようにホルモンで整えるというものがあります。
特に起立性調節障害と呼ばれることが多い、朝になっても目が覚めない、身体がだるくて重くて動けない・・という状態はその調節機能が乱れていることがほとんどです。
そして、なんとか起きれても朝にものを食べれない場合は消化器系が「まだ起きてない状態」だと言えます。
その調節機能が時間とともに動き出してくると、体調不良が改善するという側面がまずあります。
また、心身のエネルギーが少ないと、何かに取り組むことを辛く、億劫に感じます。
それは怠け、というよりも、自律神経が「今はエネルギーが少ないから、動き回らないで回復してほしい」という指示を脳や神経系で出すためです。
登校して、勉強して、コミュニケーションして。。。という、エネルギーを使う活動を止めようとする自律神経=無意識の働きです。
つまり、学校に関する嫌な思いが特になくても、登校してエネルギーを使うことを避けるために学校に行こうとすると体調不良になることがあるのです。
そうなんです。
これはとても大事なポイントです!
もちろん、子どもに学校に対してなにか嫌だという思いがある場合には、学校が直接ストレスの元ですから、「学校を避けたい」という気持ちがあるケースもそれなりにあります。
この場合には気持ちや考え方が自律神経にストップをかけさせていると言えるでしょう。
ただ、症状が出るくらい学校を避けたいのであれば、心身のエネルギーもかなり低下していますし、自分だけではその嫌なことを解決できないと捉えていることがほぼほぼです。
具体的に、その子が気になっていることや考え方へのケアが必要です。
しかし、忘れてはいけないのは、子どもが「他の子達のように学校に行きたい」と思っていても、身体がエネルギー切れのためにストップをかけているケースもあることです。
なんでも気持ちや考え方、親の愛情不足などに原因を固定しまうと、状況の改善が難しくなってしまいますので、ご注意です。
さらに、子どもが学校に行けないことや体調不良に罪悪感を感じていると、学校の時間帯にはじっとしていることが多いです。
そして学校の授業が終わる頃になると、「今はみんなも学校で勉強しているんじゃない」と気持ちがその分軽くなったりします。
夜には身体も動くし、気分も軽いので「明日は学校に行くよ」という子が多いのはこれらの要因があるためです。
参考:不登校の子が『明日学校に行く』と言う時:親が知っておくといいこと
あ、あと一つ、気になるのですが
自律神経が乱れているのに
学校がお休みの日や遊びに行く日には体調の乱れが軽くなるんでしょうか
はい、これも親御さんとしては来になりますよね。
自律神経の乱れには心も大きく影響しますので、楽しいことには心のエネルギーが加わります。
そうすると心身のエネルギーの総和がちょっと大きくなるのです。
ただ、そのような日に外出したり遊んだりすると、夜や次の日にはよりぐったりしてしまう子が多いです。
身体のエネルギーをいつもより多く使ってしまうので、やっぱり貯金がない状態だとすぐにエネルギー不足になるんです。
「遊びには行ける」だけを見るのではなく、その後の様子もよく見ておくと、子どものエネルギー状態がよくわかります 😉
学校を休み続けていても、「気晴らし」として遊びにしょっちゅう出かけているケースがたまにあります。
そうなると学校を休んで溜めたエネルギーを全部遊びで使ってしまいます。
土日に遊んで月曜から登校する!と思っていても、月曜の朝にはエネルギー不足による体調不良で行けない・・というパターンも多いので、気をつけたいところです。
また、もっとエネルギー不足の子は、朝の体調不良が昼過ぎにはましにはなっても、夕方も週末も元気にならずに、全く外に行きたがらなかったり、家でただゴロゴロしていたり、マイナス思考のまま、という子もいます。
その子のエネルギー不足の状況によって、必要なサポートが違ってきますので、ピンときた方はぜひ個別にご相談下さい。
朝の体調不良にも、いろいろな原因があるんですね。
うちの子の状況も、この解説で納得です!
気をつけたい!親の3大NG対応
では次に、子どもが学校に行こうとすると体調が悪くなる場合に知っておきたい親のNG対応を見てみましょう!
学校を休まないようにと、「大した事ない」「行けばなんとかなる」などと扱ってしまうのはNGです。
昼過ぎから回復するとしても、朝は不調だということは認めて対応するのがおすすめです。
受診して「特に異常なし」と言われた場合に、「じゃあ、気持ち問題なんだ」と扱わないことは大事です。
一番まずいのは「甘え」「ずる」だと決めつけることで、これは子どもの自己肯定感も親子関係も悪化させてしまいます。
万が一「甘え」「ずる」からだとしても、それがなぜその子に必要なのかを見ていくことは欠かせません。
ただ「甘えてる」「ずるだ」と子どもを責めても、誰にも何も良いことは起きないんです 😐
また、もう一つとても大事なのは「気持ちの問題ということは、子どもが学校に行きたくないのだ」と決めつけないことです。
ここまで見てきたように、子どもが「学校に行きたいのに行けない」ことも多いのです。
子どもは「行きたいのに行けない」「行かなくちゃと思っているのに行けない」状態であるだけでも辛いのに、さらに「行きたくないんでしょ」という勝手な状況を作られたらとても悲しいです。
共感して寄り添って、味方だと伝えるつもりで
「行きたくない理由があるはずだから、それを教えて。力になるよ」
と繰り返し言われても、子どもとしては戸惑うばかりです。
その方向で原因探しを続けるのもあまり意味がありません。
参考:「学校に行けない」が続く理由は 、行けなくなった理由とは別!知らずに増やしていませんか
知っておきたいとても大事なポイントです!
こちらは体調不良や学校に行けないことに、過剰に深刻に対応するというNG対応です。
*子どもの話を聞いたり状況判断をせずに、すぐに「行かなくていい」と親が決める
*体調不良があれば、いつまでもどんな時でも全日休ませる
*ゲームやスマホなどを学校のある時間帯も子どもに使い放題にさせる
*子どもの言いなりになる
*子どものやマイナスな発言にすぐに「どうしよう」と動揺する
子どもが原因不明?の体調不良に、学校を休むという状況になったら、
お母さん・お父さんもびっくり仰天!で
どうしたらいいのか分からないですよね。
はい、私自身もそのような体験があります。
そういう時には、焦って半端な情報で対応しようとすると、実は逆効果だった・・ということも起こりやすいものです。
私の頃は「相談所」や「本」「病院」しかなかったのですが、それらを自分では理解したつもりで頑張ったはずなのに、結局逆効果が起きていて、その混乱を戻すのに大変だった・・という経験もいくつかあります 😐
Aさんの成功例やBさんの成功例が自分に合うかはわからないので
個別の状況をしっかり把握して対応することが大事だと、本当に身にしみました・・・
イレギュラーな状況だからこそ、落ち着いて、次の必要な対応のステップを踏んでいきましょう!
学校に行こうとすると体調が悪くなる中学生への親の必要な対応
始めに体調不良を訴えられたら、びっくりして「学校に活かせるべきかどうか」に頭が行ってしまいがちです 😯
またそのような日々が続くと、「今日は登校するかな」という期待がしぼむので、がっかりが先立ってしまうかもしれません。
びっくりも、がっかりも自然な反応なので、無理に我慢することはないですが、「子どもの話もちゃんと聞こう!」と思い出せればバッチリです! 🙂
子どもの話を聞いたら、子どもが体調不良に辛い、痛いと思っているのをそのまま受け止めます。
『痛いのは嫌だね、早く治るといいね』
という言葉でもOKです。
まず一言、気持ちへの言葉をかけるのがおすすめです!
不調を深刻に捉えすぎたりせずに、明るく、真剣だけど深刻にならないよう、言葉をかけます。
(1)(2)の次に、子どもの状況をより詳しく聞きます。
特に不調が出たばかりの頃は、しっかり聞きましょう。
状況判断のために、子どもに聞くポイントは3つです。
① 不調の原因に思い当たることがあるのかどうか
② なにか気になることがあるのかどうか
③ 途中から行けそうかどうか
①不調の原因
昨晩夜ふかしし過ぎた、とか子どもが自分なりに不調の原因を見つけられれば、それは自分ごとになります。
これを親が「昨日の夜ふかしじゃない?」と言ってしまうのとは、大きな違いが出ます。
つい、忙しい朝にはテキパキ話を進めて解決したくなりますが、ちょっとだけ時間をかけると、その後の子どもの行動が大きく変わるのでオススメです!
子どもが自分で不調の原因を見つけられないけれど、親御さんには思い当たることがあれば「〇〇は影響してるかな?」と考えられるように声をかけます。
「〇〇じゃない?」と決めつけないのも、思春期の子どもとのコニュニケーションでは大事なポイントです 🙂
もし明らかに夜ふかしなのに「違う」と言ったとしても、ちゃんと質問の言葉は頭に入っていますのでOKです。
「そうだ」「違う」のバトルはしないのがおすすめです。
ここでは子どもがどう思っているかを引き出さればOKです。
その後の対応については次の (4)必要な対応をする をチェックして下さい。
②気になっていること
子どもが気になることがあるといった場合には、それについての対応を一緒に考えよう!と伝えます。
その時に時間があればその時に、時間がない場合には後ほどね!と話します。
また、「学校で気になることがあるのか」と聞かないことも大事です。
子どもの気になることが家庭についてだったり、塾についてだったり、自分についてのことだったり、学校に無関係な場合も結構あるものです。
「学校でなにかあったに違いない」と対応してしまうと、子どもとのすれ違いが生じて、状況がこじれてしまうこともありますので、ご注意です。
また、子どもが気になっていることがない、という場合には、あまり深追いせずに「思いついたら教えてね」くらいで終わらせるのがおすすめです。
親が深刻になりすぎずに「味方だ」ということが伝わっていれば、必要な時には子どもの方から声をかけてきます。
③ 途中から行けそうかどうか
これはシンプルにただ状況を聞くようにするのがポイントです。
「行くよね」とか「学校には行かないとだめでしょ」という圧ではなく、状況を聞くためです。
不調があるから今日もまるっと休み・・・が当たり前になってしまうと、自律神経が整ってきても登校のハードルを高く感じてしまうことがあります。
不調を根本から改善しつつ、行けそうな時には行ってみる、という姿勢があると回復も楽に進みます。
特に受験に向けて出席日数が気になる場合には大事なポイントです。
子どもから状況を聞いたら、それに基づいて必要な以下の対応をします。
A) 不調の要因や気になることへの対応
子どもに「気になることがある」場合や自分で不調の原因として思い当たることがある場合には、それについての改善策を一緒に考えます。
親が指示命令やアドバイスをするのではなく、子どもが考えられるようにサポートしていくのがおすすめです。
子どもが自分なりの改善策を見つけられれば、それは子どもの大きな自信になります 🙂
そして子どもに思い当たることがない、気になることがない場合には、、親御さんが先程の「学校に行こうとすると体調が悪くなる理由」の「心と身体のエネルギー不足になる要因」をチェックします。
そこに思い当たることがあって、改善ができるようであればすぐに取りみましょう!
もし、親御さんが思い当たることが見つからない、解決方法が見つからない場合には、ぜひ当カレッジにご相談下さい。
いつまでも家族だけで「なんで」「どうして」と原因探しをしたり、「どうしよう」「いつ行くの?」とただ時間を過ごさないことはとても大事です!
当カレッジでは、個別の状況を踏まえて、適切な状況判断と対応をお伝えします。
B) 病者の役割を与える
不調がある子どもには、できるだけ早くに「病者の役割」を与えます。
これは
*一時的なエネルギー不足による自律神経の乱れなので、エネルギーを貯め直せば大丈夫!と安心を与える。
*エネルギー不足による状態なので、登校する義務はお休みして、その分回復に務めれば大丈夫!と、登校を休むことへの罪悪感を外し、回復に努めることが最優先だと言う共通理解を持ちます。
これによって、なぜ休んでいるのか、何を優先すべきかがはっきりします。
子どももショック状態から無駄に落ち込んだり考えすぎること泣く、回復にエネルギーを回せます。
エネルギー不足の回復ための土台は、生活リズム・栄養・睡眠を第一にすることです。
明るく、真剣だけど深刻にならないコミュニケーションがおすすめです!
C) 専門家につながる
心身の両方を整える専門家につながるのがおすすめです。
どちらかしかに詳しくないと、偏った状況解釈になってしまうので、その子の全体をサポートできる専門家がおすすめです。
なんでも心の問題、すべて身体の問題ではなく、実際にはどちらから始まっていても、双方が関わっているケースがほとんどであることを、当カレッジでの数百家庭のこれまでの改善事例から言えます。
当カレッジであれば個人セッションお子さん・ご家族へのコーチングか思春期最幸家族講座をご活用下さい 🙂
子どもの状況を客観的に把握したり、必要な対応の仕方も詳しくわかります。
豊富な経験に基づいた
・回復への見通し
・学校への対応の仕方
・受験対策
などもサポートがあります。
お子さんも体調不良や学校に行けない状況になったことにショックを受けているのですが、お母さん・お父さんにとってもそれはショックな出来事になります。
子どもを回復させることを最優先にし過ぎて、ご自分のケアを忘れてしまうことはありませんか?
トントンと回復への道が進むのであればよいですが、身体のエネルギー不足の場合には、少し時間がかかることもあります。
その時には、お母さん・お父さんにも心身の余裕が必要です。
日常生活でも忙しいのに、更にケアすべきことが増えたのですから。
時々はご自分のためだけの時間を取ったり、リラックスしてくださいね。
また、専門家につながることは安心感が持てますし、結局早く的確に根本改善が進むので、お母さん・お父さんのストレスケアにも繋がります。
お母さん・お父さんに余裕ができると、コミュニケーションもうまく進むので、子どもも安心して早く回復します 😉
学校に行こうとすると体調が悪くなる中学生:おわりに
子どもは何も言わないけど、学校に行きたくないんだ、どうしたらいいの?と、悩んでばかりでした 😐
今日は子どもの気持ちや考え方だけの話じゃないかもしれないとわかって、目からウロコでした!
子どもにも余裕を持って対応できそうです
改善への希望が持てて嬉しいです!
♡♡あとがき♡♡
症状、特に痛いとか苦しいとかがでると、つい症状だけをなんとかしようと焦ってしまうこともありますね。
もちろん、今出ている症状をケアすることも大事なのですが、その症状がでてくる状況をそのままにしておくのでは、またその後に症状が出てくる可能性があります。
痛い、苦しいことを何度も味わう必要もないですね。
根っこから整えればオサラバできます。
「こういう場合はこうしたら良い」という事例はとても大事ですが、子どもは一人ひとり違いますし、環境も一人ひとり違います。
他の事例を参考にしながらも、その子を身体・心・頭からしっかり見ていきましょう。
必ず、その子が本来の力を輝かせる道につながることが見つかります!
家庭で誰でもできる有効なことが、実はたくさんあるのです
希望と自信を持ってくださいね
\(^o^)/
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