思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
「思春期には必ず反抗期が必要」は本当なの?
おはようございます。
昨日はどしゃ降り大雨でしたが
頑張ってヘナの髪染に行ってきました
(歩いて5分 😉 )
さて、「反抗期がない」についてのお話です。
身長や体つきも変わって
身体の変化は見えてきてる。
でも、他の子達のように
会話がとんがったり
「ムカつく」なんて言い始めない
親としてはありがたいけど
このままで大丈夫?
そんなお母さんが最近は多いようです。
そんな時には
「たいていは大丈夫!」と
言いたいところですが (^^)
しっかり安心していただくために
もう少し詳しくお話していきますね
まず、思春期の成長には
「反抗的態度」って必ずセットでしょうか?
そんなところから見ていきましょう
では、思春期に「反抗期的態度」が
始まる仕組み?について
おさらいをしていきましょう 🙂
「反抗的態度」が
思春期に始まると言われているのは
子どもの自立に向けての成長が
思春期になると一段進むからですね。
思春期より前までの子どもは
身近な大人の考え方やふるまい方を
あまり疑わずにとりいれながら
自分の居場所でうまく生きる方法を学んでいます。
この時期には
自分が生まれた場所で
うまく生きていくことが第一の関心ごとです。
しかし、思春期になってくると
次の段階が自然に始まります。
「より広い社会でうまくやるには
自分はどうしたら良いだろう」
というのが
(意識していなくても)
子どもの関心事になります。
気になる人やものの範囲も広がって
家族だけでなく友だちや
他の人(ネット経由も)などとも
積極的につながって
うまくやる方法を探し始めます。
新しい人ともやりとりしながら
今までしてこなかったことを
試してみたりして
これからの社会で通用する
「自分の考え方・ふるまい方」を
作っていく時期です。
この新しい段階に入ろうとする時に
(それまでお世話になっていた 😎 )
今までの親との近すぎる関係性を
邪魔に感じることがあります。
そこで親との距離を広げようとして
「反抗的態度」になることがあるのです。
そして思春期の始まりの頃は
ホルモンバランスが乱れるので
感情的になりイライラしやすくなります。
それを発散するために
時には親に甘えて
ぶつけてくることもあります 😎
これはそうだとわかっていても
お母さんだって受け止めるのが大変なところですね
このように
距離をとろうとし始めても
まだ親を必要とすることも多々あります。
知らない人とのやりとりや
新しいことをすれば
ダメージを受けることもありますよね。
そういう時に一度戻って
元気を取り戻す場所は
やっぱり親のところです。
親を遠ざけたい時と近づきたい時が
混ざっているのが思春期です。
もちろん、子どもは
そんなことが自分に起こっているなんてわかりません。
また、その「わからなさ」に
自分でもとまどっていたりもします 😛
ここは親のほうも
「思春期ってそういうもの」と
二回りくらい大きな気持でいられるように
距離をとって子どもを眺めてみるのがオススメです。
このように子どもは
親から離れて何かをしたり
時には戻ってきたりを繰り返しながら
だんだん遠くまで一人で
安全に行けるようになっていきます。
第一次反抗期の頃(3歳頃)と
とっても似てますね 😛
そして最後には
自分一人でも安定的に
社会で生きていけるようになるのが自立です。
思春期は
ちょっとさみしくもありますが
こういう親との切り離し作業を
徐々に進めていく時期なんですね (^^)
この切り離し作業は必ず必要でも
その強さもスピードや表れは
本当にその子その子で違います。
一人ひとりの資質と環境がみ~んな違うからです。
切り離しエネルギーが強い
感情エネルギーが強い
親との距離が近すぎる
様々な理由で
切り離し作業の不器用さが
失礼なかたち?で発揮されるのが
「反抗的態度」です。
ということは
その子なりの理由(資質と環境)によっては
「目立つ反抗的態度がない」
こともあるってことですね。
明日からは
「ない場合」の色々について
ご一緒に見てきましょう (^^)
追伸:
3時に出かけた時にはどしゃ降りで
数年ぶりにレインコートを着ました。
長靴もはきこんで、かなり大きな
てるてる坊主みたいでした 😯
今週のテーマのブログです
①No.1 反抗期がなくても安心できる3つの見分け方と関わり方
③ 「親と違うのはアタリマエ」な子どもたち
④「親に反対したいのにできない」3つの状態とは?
⑤ 親にこだわりや不満がない子どもたち
⑥ 子どもをいつまでも大事にし過ぎていませんか?
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