怒りの感情も、時には心をつなぐものになる・・というお話

怒りの感情も時には
人と人との心を
つなぐものになるというお話です

 

私は感情を押さえ込んだことで
娘への愛しさを

一番大事な時に伝えられなくて
それが結局罪悪感になってしまいました。

 

そしてまたその時に
強く感じてた「怒り」も

押さえ込んでしまったことで
私の中にたまってしまいました。

これも不要なエネルギーになって
「なんとかしなくっちゃ」と
ますます私を空回りさせていきます。

 

残念なことに
その時の私は
「抑え込む」か「爆発させる」しか
マイナス感情との付き合い方を
知りませんでした。

爆発させるのが怖くて
頑張って抑え込んだんですが
結局はどちらにしても
怒りに振り回されることになる
やり方でした 😥 

 

本当は、怒りの気持ちは
怒鳴ったり爆発させる以外にも
もっと穏やかに表すこともできますよね

 

また、この時のような場合では
私がうまく「怒り」を表現することが
娘のサポートになる
可能性もありました。

「怒りを表すこと」が時には
誰かの役に立つこともあるんです
(^_-)

 

例えば、娘のように
ショック状態にあって
うまく怒れていない人には

「それはひどいよね!」
とか
「言いたいことがあれば
はっきり言うべきだよね!!」
とか

話を聞いた人が
「怒りを言葉にする」ことで

自分の中にもあったはずの怒りが
我慢せずに出せるようになる、
ということもあるんです。

ショック状態だった人が
「相手に怒れる」ようになって
自分責めから抜け出して

ずっとラクになれる・・・
ということは
セッション場面でもよくあります。

 

娘の場合も本当は
相手なりの理由はともかく

人が尋ねても答えないという
失礼な態度には
娘は怒っても良かったはずなんです。

でも、この時の娘は

「なんでそんな態度を
とられるんだろう

私ってそんなにだめなんだろうか」

そんな言葉ばかり
繰り返していました。

 

この時娘は自分の
だめなところを探してばかりだったんですね。

でも、もし私が
自分の怒りを口に出してたら

娘だって怒ってもいいこと

自分だけが
この状況の責任を
負わなくていいことに
気づけてたかもしれません。

 

そしたらその後のストーリーが
少しは変わったかもしれないなあ・・

と、ずっと後になって
「感情」について学んだ時に
私はそう思いました。

 

 

本当にこの時にこそ
もっと素直に愛情や怒りを
しっかり伝えたかったと思います。

感情は人を傷つけることもありますが
人をくっつける
接着剤にもなるものです。

 

娘と色々な感情を出し合ってから
一緒に「今後の作戦」を
立てるのでも良かったんですよね

 

でもこの時の私は
「なんとかしなくちゃ!」と
突然の出来事に焦ってましたし
もともと感情にとても不器用でした。
(;へ:)

 

自分なりに一生懸命だっただけに
できるなら
この頃の私のところまで飛んでいって
今の私が手を握ってあげたい気持ちです。

 

「光がさしたはずなのに」に続きます

 

追伸:
怒りはエネルギーなので
本当は上手に流せば
7秒で消えていきます。

怒りが収まらなくなるのは
さらにあれこれ考えてしまうことで
新しい怒りエネルギーが
次々と生まれるという仕組みです。

怒りは我慢して抑え込むと溜まり続けます

また、誰かを責めたりして
どんどん盛り上がってしまっても
怒りエネルギーは増産されてしまいます。

怒りは「今を変えたいというエネルギー」です

上手に付き合って
不要な分は流していけるといいですね 🙂

 

今週のテーマのブログです
思春期コーチの誕生ストーリーその8:神様からの鐘がなる
出口の見えない暗い迷路に迷い込んでしまった時のお話
一番伝えたかった時に愛を伝えられなかった・・というお話

光がさしたはずなのに、出口が見い出せない・・というお話
「どうやったら学校に行けるのか」を悩んでいた頃のお話

 

 

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