光がさしたはずなのに、出口が見い出せない・・というお話

光がさしたはずなのに・・というお話です。

 

娘から話を聞いた次の部活の日
私は少し早めに迎えに行って
子ども達の様子を見ることにしました。

 

確かに、娘の友だちは
別の小学校から来た子と
べったり二人でくっついています。

順番が来て
娘とやり取りする時の態度も
あきらかに変です。

周りの子達は
そんな二人の変化に気づいてなくて
普通に娘に話しかけています。

でも、娘は青ざめた顔で
目も虚ろでフラフラしています。

 

これじゃあ、かなり辛いな~

私は見ているだけで辛すぎて
胸も頭もズキズキして
いたたまれなくなりました。

 

どうしたらいいんだろう

誰と仲良くするかどうかは
大人に言われて
変わるものでもないし

どうしたらいんだろう・・・

自分にはそういう経験がなく
それまで周りでも
聞いたこともなかった私は

頭を抱えてしまいました。

 

しかし、数日後
様子が変わります。

 

その友達とベッタリしていた子が
他の子にも娘の悪口を言っていたのが
周りの子達たちのなかで知れたのです。

それは根も葉もない悪口だと
周りの子ども達の方が
立ち上がってくれました。

 

どうやら悪口を言った子は
最初は娘と友だちになりてくて
誰かの悪口を言ってきたようです。

でもその時娘は
それを避けたので
今度は娘がターゲットになった・・

そんな事もわかってきました。

 

クラスでも部活でも
くっついてる二人以外の
子達が
娘にどんどん
声をかけてくれるようになりました。

 

『みんな味方だって
うちの子達が言ってるよ』

それを部活のお母さんから
聞いた私は

ああ、良かった!!
これで娘も元気になる

本当にホッとしてそう思いました
(*´ο`*)=3

 

それがどんなにありがたかったか・・

暗闇に光が差し込んだようで
心が軽くなりました。

娘が何か知らないうちに
友達にひどいことをしたんじゃなかった

そういう安心感もありました。

 

ところが・・・

 

部活でもクラスでも
周りの子達が
一生懸命声をかけてくれるのに
娘はイマイチ晴れ晴れとしないんです。

 

えっ、なんで元気にならないの?

自分の居場所はあるはずなのに?

自分の味方がいっぱいいるのに?

 

今では部活のお母さんたちまで
娘のことを心配してくれて
会うたびに声をかけてくれています。

 

それなのに娘は一日ごとに
みるみる元気がなくなっていくんです。

 

私はとても慌てました。

ナンデソウナルノ?!?

ナニガオキテルノ?!??!?

 

娘に
「何が気になっているの?」
と尋ねても
はっきりした答えが返ってきません。

娘も何か言いたいけれど
自分で言葉が見つからないようです。

何かを言いたそうに
口を少し動かして・・・

それからうつむいてしまいます。

私はなすすべがありませんでした。

 

それどころか
何度か尋ねているうちに

「私が弱いから・・・」

そんなことを
言うようになってきました。

 

どんどん元気が
なくなっていく娘を見ながら
私は途方に暮れました。

 

やがて娘は、朝学校に行くことも
つらそうになってきました。

暗い顔でノロノロと支度しても
玄関で座り込んだまま
なかなか立ち上がることができないんです。

 

そんな姿を見ていた私は

このままじゃダメだ!

ついに学校に相談に行くことにしました。

 

「学校に」に続きます

 

追伸:
思春期の頃は
複雑な自分の気持を
言葉にするのが難しいものです。
特にエネルギーが
ダウンしている時には
普段できてることも
できなくなることも珍しくありません。
その子の状況に合わせた
繊細なサポートが必要です。

 

今週のテーマのブログです
思春期コーチの誕生ストーリーその8:神様からの鐘がなる
出口の見えない暗い迷路に迷い込んでしまった時のお話
一番伝えたかった時に愛を伝えられなかった・・というお話
怒りの感情も時には人をつなぐものになる・・というお話

「どうやったら学校に行けるのか」を悩んでいた頃のお話

 

 

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