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「言い返せない」は変えられる!5つのワケと役立つコツ
誰かにうまく言い返せなくて、後から凹んでしまった・・なんて経験はありませんか?
私も特に思春期には何度もそんな体験があって、「自分はなんでちゃんと言い返せないんだろう」とかなりモヤモヤしていました 🙄
でも、そんな「言い返せない」も変えることができるんです!
葉っぱをかけても変わらなかったので、おっとりしている性格なんだと捉えてきたんですが・・
最近は自分でも言い返せないのが嫌なようで、『自分が弱くて嫌になる。もっと強くなりたい』と言うんです。
言い返せない性格って変えられますか?
本当は何か言いたくても言い返せないのは辛いですね。
でもご安心ください。
「言い返せない」のも反応の一つのパターンなので、変えられます!
言い返せないのにもワケがある
とっさに思ったように言い返せないことがあっても、それを「性格だから変わらない」としてしまっては、ただ自分を責めたり、言い返せないことを受け入れるだけになってしまうので、もったいないですね。
何かを言われた時に、「言い返せない」というのも一つの反応パターンに過ぎません。
その反応パターンになるワケを紐解いていけば、別の反応パターンに置き換えることもできます。
まずは言い返せない時によくあるワケをみてみましょう!
5つは単独であることもありますし、いくつか重なっていることもあります。
ピンときたところをチェックしてみて下さい
言い返せない時の5つのワケ
自分が予期していなかったことを人から言われたりすると、頭が白くなって言葉が出てこなくなり、うまく言い返すことができない・・というのは受けた刺激に対する一つの反応です。
自分が予想してなかった話の展開になったり、とてもキツイことを言われたり、大きく誤解されて驚いたりするとそんな反応なります。
これはとっさの予期せぬ出来事=ストレスが自分の処理能力を超えてしまった時に起こる、一つのストレス反応なんです。
人はストレスを受けた時に、①立ち向かう、②逃げる、③固まるという3種類の反応をします。
①は戦うだけでなく、相手とコミュニケーションを取って理解を深め合うとか、他の人の手を借りてなんとかする・・というのも含まれます。
自分が何らかの行動をして、ストレスを解消しようとする反応です。
でも、それをせずに②逃げるという選択もあります。
ストレスが今の自分の手には負えないので逃げる、そこに向き合う時間がもったいないので逃げる・・など、いつも正面から立ち向かわなくても、時と場合によっては逃げるのも有効な選択肢です。
しかし、よりストレスを大きく感じてしまうと、人間の生物としての原始的な脳の働きから「固まる」という反応になってしまうこともあるんです。
自分は立ち向かうこともできないし、逃げることもできない・・・と追い詰められた時の最後の手段で、生き物で言えば爬虫類的なストレス対応になります。
生き物としての気配を消すので敵に見つかりにくくなったり、見つかっても「死んでる」と勘違いされて命拾いすることもあるんです。
命を守るための最後の手段です。
そういえば、爬虫類が危険が迫るとそういう反応をするって聞いたことがあります
そんな進化の名残が人間でも発動するんですね
そうなんです。
そうなると、頭もスムーズに働きにくくなるので、「頭が真っ白」という状態になり、言い返すべき言葉も浮かばなくなってしまうんです。
さらにそれが強くなると、数多が真っ白になっている間に何が起きていたのか記憶が飛んでしまうこともあります。
はい、予期していなかったことに驚いた度合い=ショックが強かったり、受けたストレスが大きいと、脳は瞬時に「これは自分にはムリ」と判断してそうなってしまうんです。
ただ、そういう状態になったことが少ない人には、言葉が出てこない、覚えてない人に強い怒りを感じてしうので、大きく誤解されてしまうこともあります。
でも本人はふざけているわけでも、いい加減に対応しているわけでもなく、本能的なストレス反応で脳がそういう状態になっているだけなんです 😐
また困ったことに、ストレスへの反応はよく使うものが強化されていくので、何かで③の固まって言い返せない状態になると、また似たような状況でも同じように固まりやすくなります。
逃げることでストレスから逃れられた経験があると、ちょっとしたことでも逃げるようになりますし、さらに逃げられずに固まった経験があると、固まりやすく、引きこもりやすくなってしまうんです。
さらにそんなことを繰り返すと「また何も言い返せない」と自分がその状況に更にストレスを感じてしまうので、どんどん頭が真っ白になってしまう・・というまずい循環が起きやすいんです。
そうなんです。
なので、頭が真っ白になって言い返せないと思った時には、焦らずに「落ち着く」ことができれば、抜け出しが早くなります。
『今はストレス反応が起きてるだけ。
命の危険はないから落ち着こう』
固まってしまった時には、まずそう思い出すのが一番です。
固まったままで『相手はなぜそんな事を言うんだろう?』と考えようとしても、脳はうまく働かないので、出口のないぐるぐる思考になってしまいますから、自分のストレスをただ増やすばかりになってしまいます。
『なぜ?』と考えたり、言い返す言葉を思いつくのは、一度抜け出してからがオススメです!
そのためには何かを言われたら、時間稼ぎをしたり、こっそり深呼吸をしてみると効果的です
はい、相手の顔を見ながらただ深呼吸をしてみたり、『~~ですか?』と相手の言葉をゆっくり繰り返していると、落ち着くための時間も稼げます。
場合によっては『少し考えてからお返事をします』というのでもいいでしょう。
ポイントは頭が真っ白になったことに焦らず、落ち着くことに集中することです。
そしてこちらが落ち着いてペースをゆっくりにすれば、相手のペースにも巻き込まれなくなります。
一番まずいのは、焦って自分似ストレスを掛けてしまうことと、相手のペースに巻き込まれて、さらに相手に好き勝手に言われ続けてしまうことです。
そして後からでも、「こう言えばいい」という自分の気持ちに合う言い回しを思いついておけば、次からはそれを言えるようになっていきます。
そうやってみるだけで「自分にはムリ。対応できない」と脳も判断しなくなっていきますので、固まって何も言い返せない・・という状況は減っていきます
(^^)
もし、過去に大きな声で怒られたことから誰かに大きな声を出されると頭が真っ白になる、ちょっとしたことで恐怖心が強くなって頭が真っ白になる・・などの場合には、それらが引き金になっている状態ですので、それをリリースしてしまうのがおすすめです。
参考:「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方
「怒り」や「不満」「悲しみ」などのマイナスな感情を表に出してはいけない・・と強く思っていると、相手の思い違いや失礼なことに対しての自分の気持ちを表現できなくなってしまうこともあります。
怒りや不満や悲しみなどを人が表現していると、周りは「落ち着いて」「そんなことないよ」『大丈夫だよ」と、善意からでもそれを抑えようとするような働きかけをしてしまうことはよくあります。
愛する人には笑顔でいてほしいと思うので、ついそんな言葉をかけちゃうことはありますよね。
でも、本当はそのようなマイナス感情も、自分のために必要な行動をさせるためのエネルギーなんです。
怒りや不満は望まない状況を変えるために行動する力になりますし、悲しみも望まない状況でも変えられない場合にはそれを受け入れるためのエネルギーになります。
なので、ちゃんと自分のマイナス感情を認めて感じた上で、「自分はどうしたいのか」と思えればいいんです。
ところがそのような自分の「本当に手に入れたいもの」を見失って、ただ怒りとか悲しみという感情そのものに押し流されてしまうと、目の前の人や物を傷つけたり、『自分は可愛そうな人間なんだ』という安いドラマの主人公になってしまいます 😐
自分も相手も楽しくないですね
(><)
また、自分がいつも自分の気持ちを我慢してばかりだと、その感情エネルギーは自分の中にたまり続けてしまいます。
身体や心に影響がでたり、ちょっとした刺激で爆発してしまうのも嫌ですね。
相手の言葉に怒りや悲しみと感じたら、ただシンプルに自分は怒っている、悲しんでいる・・ということを認めてしまいましょう。
そうすればその感情は「自分が本当に望むもの」に気づかせてくれるサインになります。
(参考:怒りと悲しみを感じたら。大事なチャンスに変えるコツ)
ということで、マイナス感情も悪いものだったり、表現してはいけないものではないんです。
上手に表現していきましょう。
相手の言葉に怒りや悲しみを感じたら、まずは自分の気持ちに気がついて、ただ受けれてみるのが第一歩です。
そして『本当はこの人とどうなりたいのか』と自分に聞いてみると、相手に返す言葉も見つかります。
怒りを感じても、それは『この状況を変えたい!』と思っているサインなだけですから、その伝え方は様々選べます。
感情が強くて押し流されそうな時には、時間稼ぎも、一度その場を離れることもできます。
その場ですぐに自分が納得できる言い回しを思いつかなくても、時間を稼いで、後から考えて言うのでもokです。
感情を押さえつけたり、感情を爆発させたり、我慢して後から何度も後悔するよりずっと有意義です。
むしろその場で強い怒りなどの不快な気持ちを抑えようとすると、それがストレスになって良い言い回しも思いつかなくなってしまいます。
ポイントは『怒りなどの不快な気持ちに気づいて受け入れること。そして自分はどうなりたいのかと考えてみること』です。
よく考えたら、あの人には関わらなくていい。。と思えたら、自分で「放おっておく」という選択もできます。
何らかの行動を自分で選べると、感情エネルギーはうまく流れていきます。
本当は何か言い返したいことがあっても「人間関係を気まずくしてはいけない」という思いがあると、ただそれを飲み込んでしまうことがあります。
それでは自分の思いが抑えられるばかりなので、やはり楽しくないですし、そんなことばかりだといつか身体や心に悪影響も出そうです 😐
このような場合には人に反対意見を言うと人間関係をまずくする・・という思い込みがあります。
でも相手の言ったことにすべて心から YES なんて不可能ですね 🙄
もし自分には納得できない場合にもそれを放置していしまうと、相手は自分の言ったことが通ると思うので、その前提で話が進んでしまいます。
他の人にもそれが前提になってしまいますし、もしそれは他者から見ておかしいことならば、「そんな言葉を受け入れる人」と自分が周りから扱われてしまいます。
納得行かない話の内容と、「それを受け入れる人」というレッテルの二重にありがたくないものを招いてしまうんです
( ̄Σ ̄;)
また、言い返したいのに言い返せないばかりだと、自分にもダメージが残ります。
「本当は言い返したかった」という未消化の思いや、相手から言われたショックな言葉を何度も頭の中で繰り返して反芻してしまいます。
脳は「時制」がわからないので、思い出したことは今ここで体験しているのと同じように「嫌だ」と感じます。
思い出すたびに再体験してるのではストレスばかりですね 😐
そしてそんな自分を責めたくもなってきます。
そうなると「自分は言い返せない。弱いからだ。コミュニケーションが下手だからだ。自信がないからだ」・・・と「なぜ言い返せないのか」を自分でぐるぐる考えることになってしまいます。
自己肯定感もセルフイメージも下がるばかりです
(><)
そうなんです。
またさらに、相手の失礼な態度や間違った認識をそのままにしておくばかりでは、相手のためにもなりません。
何も言われなければ相手はこのままで良いと学習するだけなので、これからもその前提で行動してしまうでしょう。
相手に失礼さや間違いを気づかせるのは、ある意味相手に対する優しさでもあります。
気がかりの「人間関係を悪くする」のは伝え方次第で変わります。
場面よってははっきりと『ここは良いけど、こちらは違う』と言うのが適切だったり、やんわりと気づかせる言い方や他の人から言ってもらうのが効果的な場合もあります。
伝え方にはバリエーションが山程ありますので、ただ「相手に言い返すのは人間関係を悪くする」と思い込まずに、どう伝えたら人間関係を悪くしないかという視点からアイデアを探してみるのがオススメです。
自分がピシッと「~~が受け入れがたい」と言わずに『それはどういう意味ですか』と相手に考えさせるというアイデアもあります。
なかなか良いアイデアが見つからない時には、信頼できる人と一緒に100くらいのアイデア出しをしてみると、ピンとくるものが最後の方で見つかることもよくあるのでオススメです 🙂
何かあるとすぐに「自分が悪いのでは?」と思うタイプの人は、相手の言うことに言い返したい!と思ってもそれを飲み込んでしまうことがあります。
もちろん相手の落ち度を責める前に自分のことを見直してみるのはとても大事なんですが、なんでも「自分のせい」にしてしまうも現実に対してフェアな態度とは言えないでしょう。
物事は一つの要因だけですべてが決まっているわけではなく、いくつかの要因が影響しあって成り立っているからです。
そして一つの物事の中には、自分にとって良いこともまずいことも、両方あるのが自然です。
物事をフェアに見た上で良い事は認めて、まずいことは改善すればいいんです。
まるごと「自分が悪い」と結論付けずに、良いところとまずいところ、自分の課題と他社の課題を分けましょう。
そのなかで「自分ができることは自分で改善する」という視点を持つのはとてもとても大事ですが、他からの影響を考慮しないのでは偏ってしまいます。
それが自分にとっても大事なことならば、「相手の課題」は相手にきちんと返しましょう。
単純な「すべて誰が悪い」という話にせずに、自分の課題と相手の課題をちゃんと分けて扱う事が大事です。
お互いがより良くしていけば、ものごとがうんと改善されるのですから、相手にも協力を求めるのは必要なことです。
伝え方としては『あなたの~~は良いと思う、または自分は~~を改善しようと思う。そして==をこうしてもらえばもっと良くなるのでお願いします』というのが基本形になります。
まず相手の良いところや自分ができる改善を伝えてから相手に依頼をするかたちならば、相手も安心して話を受け入れやすくなります。
本当は言い返したいことがあっても、相手からの反撃が怖くて言えない・・なんて経験は誰にでも多少はありますよね。
相手が感情的だったり口数が多いタイプだと、どう言い返したらいいんだろうと思ってるうちに、言い返すチャンスを逃したりしがちです。
このような場合でも、本当に言いたいことがあるならば、まず自分が落ち着いて感情的にならない状態を作りましょう。
感情的になりやすい人は、相手が感情的だとすぐにそれに刺激を受けます。
そして自分のペースでどんどん言い返してきますから、まずは自分が感情的でなく、ゆっくりのペースにする・・・つまり自分ができるだけゆっくりのペースにしていくのが効果的です。
相手の得意の速いペースにしてしまうのではなく、自分がゆっくりペースになることで、全体のやり取りをクールダウンさせるのがポイントです。
ゆっくりペースにするには、少し黙る時間を作ったり、深呼吸したり、相手の言葉の単語をゆっくり繰り返してみるのもいいでしょう。
無視したりバカにしているのではなく、対応しているよ・・というのが伝わればOKです。
そして Yes, and のコミュニケーション=まずOKなところを伝えて、「そして私は~~してもらうとありがたい」という言い方で話していきます。
その場ですぐに言いたいことがうまく言葉に出来ないようならば、『少し考えさせて』『後で伝えます』と言っておくのもいいでしょう。
ものすごく失礼なことを言われたら『どういう意味でしょうか』というのも、相手のペースに巻き込まれないのでオススメです。
コーチはコミュニケーションのプロなので、あなたが言える言葉を一緒に見つけます
子どもが言い返したい時に言い返すようになるのをサポートするために親のできること
うちの子にもそうなって欲しいです。
これまでのことを教えますが、他に親としてできることはありますか
はい、日常の接し方で役立つものをご紹介しますね
忙しいとどうしても、子どもの思いを聞こうとしても、『○と☓とどっちがいい?』『やる、やらない?』などと、つい子どもが1つの単語で答えられるように声をかけてしまうこともあったりします。
そうなると子どもは答えはしますが、それ以外の『☓よりは○がいいけど、本当は・・』という気持ちや、『迷っている』などの思いを言葉にするチャンスを失ってしまうので、そんな思いを言葉にする練習不足になりがちです。
一日の中で1度位は焦らさずに、子どものペースで話したいように思いを話せる時間を持てるといいですね。
子どもの話す力を育むには、始めは一番話しやすい「子どもが好きなことの話」を聞くことからがオススメです。
子どものマニアックな好きな話を”理解”しなくても大丈夫です。
ただ、「この子はこんなことに興味みがあるんだ」と関心を持って耳を傾けていればOKです。
そうやって「自分の思いを自分の言葉で話す」ことが徐々に当たり前になっていくと、もっと複雑な思いがある時でも「話す」ことにストレスを感じる度合いが減っていきます。
固まって言いたいことが言えない状況になるハードルがうんと下がります。
そして自分の好きなことの話を人に聞いてもらうのは嬉しいものです。
人は楽しいことは自分からやるようになります。
そうやって「話すのが楽しい」と感じられると、家の外でも自分から話してみようとし始めます 😉
子どものやっていることや言ったことや、ちょっとした話などで、どんなに小さくても「これはいいな」と思ったことを見つけて喜ぶことをやってみて下さい。
どうしても子どもには「もっと良くなってほしい」と思う気持ちが湧きますし、家では気遣いを省略するご自宅用コミュニケーションになりがちなので、ストレートに気づいた時に「欠点の指摘」に偏りがちです 😉
それでも人が「自分はもっとやれる!やってみよう!」と意欲が湧くのは、自分のいいところや可能性があると思えた時です。
どうしても親は「ダメ出し」に偏りがちなので、ここはちょっと意識して子どもの「喜べること」を見つけてみるのがおすすめです。
子どもに意欲と自己肯定感が育ちます。
それは自分が言いたいことを言おうとする時に、勇気をだす土台になります
(^^)
物事には必ず良いところも、まだまだなところもありますが、良いところは放っておいても大丈夫なので、私達はまだまだなところに意識が向きがちで、「改善」を急いでしまうことがよくあります。
怖がりさんや真面目さんほど気をつけたいところです。
そうやってダメ出しばかりしてると、「まずいところ探し」が癖になり、何を見ても完璧じゃないとダメ・・という、○か☓かの思考になりがちです 😐
そんな真面目な完璧主義になると、何かちょっとことがあれば全部ダメだと思うので、何にでもストレスを過剰に感じるようになってしまいます。
そうなると「過剰ストレス → 固まる。引きこもる。言い返せない」という残念なループにハマりやすくなってしまうんです
(T_T)
完璧主義から抜け出すには、物事には良いところもまだまだなところもあるのがアタリマエだと腑に落とすことです。
そのために効果的なのが「Yes, and」のコミュニケーションです。
Yesで良いところをしっかり伝えてから、and で改善してほしいことを一つ言うだけで、相手はそれをうんと受け入れやすくなります。
相手の自己肯定感も下がりません。
また、A) 日頃から思いを言葉にさせるが効果的だとお伝えしましたが、子どもの思いや理屈には、大人から見ればまだまだ突っ込みどころが満載なこともあったりします。
でもそんな時に、すかさず良かれと思って子どもを「論破」してしまうと、子どもは自分の思いを話すことも、ひどい時には思いを持つことさえ諦めてしまいます。
不十分ながら自分の思いを伝えたのに「どうせわかってもらえない」と心も閉ざしてしまうでしょう。
そんな時には YES, and で、十分に YES を伝えることをまず始めにすれば、子どもにも「良いところもまだまだなところもある」というのが伝わります。
子どもが自分の言いたいことを誰かに伝えるときにも、自然に YES, and で伝えられるようになるでしょう。
子どもの無意識に伝わります。
あまり難しく捉えずに、1日一つを目標にするのでOKです♡
「言い返せない」は変えられる!:おわりに
さっそく子どもにも伝えたいです。
兄弟がとても口達者なので、小さい頃から言い負かされてばかりだったのも影響あったかと思います。
今からでも大丈夫でしょうか?
はい、いつからでも、反応パターンは少し意識して練習すれば必ず変えられますから、安心してやってみてくださいね。
その時には、「置き換えるもの」を自分なりに見つけておくとスムーズですし、安心できるので、頭が真っ白になることも少なくなるのでオススメです。
♡♡あとがき♡♡
相手にひどいことを言われて言い返したい!と思っても言い返せない時には、ショックで頭が真っ白になっているのに加えて、「怒り」などで感情的になっていることも多いです。
人の脳は感情的になりすぎると、論理的思考をする力が下がってしまいますから、ダブルで「うまい言い返し」が思いつかなくなってしまうんです。
そんな時には「会話はキャッチボール」だということを思い出しみるのもオススメです。
自分の番の時には投げ方もスピードも自分で決められるんだと思い出せるので、今すぐ相手を攻撃したい、ギャフンと言わせたい・・という感情に引きずられずにすみます。
実際、今すぐ相手をやっつけるよりも、「この人できる!」と思わせる方がウワテです。
キャッチボールの返し方は「お笑い」や「トーク番組」がとてもよい参考になります。
笑いながら返しのバリエーションがたくさん見つかります 😉
言い返している言葉だけでなく、表情やアクションなどもかなり参考になるので、セットで注目してみてくださいね~
(^^)/
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