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言葉で言えなくても大丈夫
こんにちは。
昨晩NHKのクローズアップ現代では
東北大震災で近しい人をなくされた
当時15歳だった方々の
「5年たった今」を放送していました。
さて、今週は
「学校に行けない理由がわからない」
についてのお話しです。
私達の行動には
意識されていないいるにかかわらず
[不快を避ける][快を得る]の
どちらかの理由があります。
不快を避けられれば無事ですし
快を得られれば心地よくなります。
ただ、その具体的な理由を
自分で意識をできる場合と
できない場合があるのです。
私達の心は意識できる部分5%と
できていない無意識の部分95%で
できていると言われています。
写真の氷山よりも
遥かに水面下の部分が大きいですね。
氷山の水面下の部分に例えられる
無意識でも、水面に近い方は
意識化することがしやすく
下に行けば行くほど
意識することは難しい、と言われています。
例えば
初対面なのにある人に会ったとたんに
「この人とは親しくなりたくない。距離を置きたい」
感じがして、
初対面なのにおかしいな~と考えてみたら
その人はとても苦手な伯母さんに
どこか似ていた!
なんていうことがあります。
避けたい理由が自分で思い出せたわけです。
乗用車に乗るのがとても苦手で
車に乗せてもらえば楽な場合でも
出来る限り歩く人がいます。
なぜか自分で運転すれば大丈夫で
バスや電車、飛行機は大丈夫です。
この人の場合にはその理由は
考えても分からないそうです。
きっと無意識のどこかに
その理由があるのでしょう。
そしてその理由はかなり強力そうです。
無意識のなかにある情報は
”意識されていない”ので
言葉にすることが難しいです。
なんか嫌な感じ。
不思議と惹きつけられる。
そんな感覚になります。
そうなんです。
無意識の中にあるものを探求する時に
大事なのは[感覚]です。
この[感覚]を手がかかりに
探っていくことができるのです。
例えば、先ほどの理由がわからないけれど
車に乗りたくない人の場合には
誰かが運転してくれる車に
乗ることを考えただけで
怖さを感じて鳥肌が立つそうです。
気持ち悪い感じも起こるらしいです。
そんな風に理由はわからなくても、
起きている感情や体の感覚はあります。
(この人の場合、そこからセッションをすれば
理由がわかるのでしょうが、今のところ
車に乗れないままでいいそうです)
子どもが学校にけない理由が
わからない場合にも
その子の「感覚」を手がかりにすることができます。
思春期には自分の感覚・感情を
言葉にする力が
充分でない場合があります。
沢山の感覚・感情があるのですが
それを言葉にすることが難しい
ということが小さい頃より起こります。
そんな時でも言葉を介さずに
自分の感覚・感情を扱えたら
ずっと自分自身とのコミュニケーションが
しやすくなります。
そして、自分が感じていることに
ぐっと近づいて、よく見ることができたら
それを言葉にすることだって
できるようになっていくんです。
追伸:
番組最後に作家の天童荒太さんが
コメントをされていました。
とても愛情深い
聞く人を深いところから勇気づける
コメントで素晴らしかったです。
感動しました (:_;)
今週のテーマのブログです
① なぜ学校に行けないの?
② 学校に行けない理由がわからない
④ つらすぎて見れない
⑤ 感じていることを教えて
⑥ 楽しい未来を想像する