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自己肯定感が低い子どもの特徴: 親ができる高め方とは
自己肯定感が低い子どもの特徴をご存知ですか?
自己肯定感は「幸せに生きる」土台なので、低いままだと頑張っても努力しても生きづらさがぬぐえない状態になります。
でもご安心下さい!
いつからでも自己肯定感は高めることができます 🙂
調べたら、自己肯定感の低い子の特徴に当てはまることが多かったんです。
このままだと辛そうなので心配です 😐
自己肯定感は今からでも高めることができますか?
はい、自己肯定感はいつからでも高めることができます!
日本の思春期の子どもたちの自己肯定感は特に低いのですが、もっとハツラツと楽しそうに過ごしてもらいたいですね
それでは自己肯定感についてと、高め方についてご一緒に見てみましょう
目次
自己肯定感とは
自己肯定感とは、「自分は存在する価値があると信じられる感覚」です。
それは「〇〇ができるから」とか「△△とう欠点がないから」という前提条件とは関係なく、自分には長所も短所もあることを踏まえた上で「こんな自分としてここからやっていこう!」と思える感覚です。
「今のままでいい」というわけではなく、「もっと~~なりたい」という向上心とも共存できます。
たまに、「自分はできる!」という「自己効力感」「万能感」と混同されてしまうことがありますが、自己肯定感は自分に短所があることもある程度客観的に踏まえて「それも含めて今の自分と思える感覚」のことです。
より、地に足がついている感じですね 😉
そして大事なのは他人の評価は影響はしますが、基本的には本人の今の自分に対する気持ちだということです。
そうなんです。
本人が幸せだと感じたり、望む未来に進もうとする土台になる感情です。
自己肯定感が低い子どもの特徴
お子さんの自己肯定感が低いかどうかをチェックするために、自己肯定感が低い子の特徴を見てみましょう。
自己肯定感の低い子の4タイプ
自己肯定感が低い子の特徴は、意識が「自分」に向きやすいか「他人」に向きやすいかで大きく2つに分かれます。
意識の向きやすさはその子の個性に依ります。
そしてそれぞれに2つのタイプがあるので、自己肯定感が低い子どもの特徴には合計4つのタイプがあります。
自分には存在価値ちがあると思えないことから、「本当は~~したい」「~~だったらいいのに」と感じても、諦めてしまうタイプです。
★自分の気持ちや欲求を抑えようとする
楽しさを感じても、「これくらいで浮かれてはいけない」
悲しいことがあっても「これくらいで悲しんじゃダメ」
★マイナス思考
成功するイメージが抱けないので、失敗イメージが先に立ってしまい
「自分はできそうない」
「失敗したら嫌だ」
とすぐに考えて「やらない」になってしまう。
失敗したら落ち込むべき=失敗は恥ずべきことなので、淡々していてはいけないとも思っている
★素直に受け取れない
人に褒められても「何か裏があるのではないか」と気を回す
アドバイスされても「自分には無理」と受け取ろうとしない
本当はやりたいとか、自分がやらなくてはならないことについても、自己肯定感が低いために「やれる」と思えないので、興味や関心がないフリをしてしまうタイプです。
★自分の気持ちや欲求を抑えようとする
「別に興味ない」
「たいしたことじゃない」
と現実逃避してしまう。
★「本気出せばやれるんだ」という逃げ口上のもとに行動しない
自分にできると思えず失敗イメージが強いので、やらないことで失敗が現実になってダメージを受けることを避けようとする
★素直に受け取れない
「やろうと思えばやり方も分かってるし、やれるんだから、ほっといて」という態度でアドバイスも受け取らない
しかし、何かあれば「あの時ああ言われたから」と他人のせいにする
他人と自分を常に比較して、自分が優れていると感じられることで、自己肯定感のなさを埋めて安心したいタイプ
★承認欲求が強い
他の人からすごいね!と言われて安心したい
学歴、肩書、優勝などの結果、ブランド品、自慢話にこだわる
★常に他人と自分を比べて、気分の上げ下げがある
嫉妬と劣等感を常に感じている
うまく行っている時には優越感を持ち(本当の安心とは異なる)
うまく行かないと「自分以外は簡単にうまくいっている」と考えてどんどん凹んでしまう
★思い込みが強く人の話を受け取れない
自分の思い込んだ条件への強すぎるこだわりについて話をされても聞き入れられない
自分軸が持てないので、他人の言動に依存したがるタイプ
★自分で決めずに人の言動に従う
自分の感情や感覚に自信がないので
自分の思いがあっても表現せずに、人の言動に従って行動してしまう
始めから「自分では良い方法が思いつかない」と思っているので丸投げしようとすることもある
それでうまく行かなかったら、他人を恨むと同時に自分のことも嫌になる
★他人に良く思われたい気持ちが強い
他人の期待に応えることで、「良い人」などの好印象を抱いてもらいたがる
それによって安心を得ようとする
そうなんです 😐
具体的な行動はそれぞれですが、共通して以下の要素をもっています
自己肯定感の低い子の5つの特徴
(1)自分で現状を切り開こうとしない。行動しない
過去の失敗や未来の不安に気を取られてしまうので、「今自分は何をしたら良いのか」という発想にならないので、動けない
失敗が怖くてチャレンジができない
(2)自分の気持ちや感覚を表現しない
自分ではっきりわかってなくても、どんな人でも、出来事に対して何らかの気持ちや感覚を感じるものです。
それを無視したり、押さえつけて表現しないままにしてしまうと、ますます自分で自分の自己肯定感を下げることになってしまいます。
自分の気持ちや感覚を尊重できないのは、自己肯定感を失わせるからです。
さらに、その未消化の感情・感覚のエネルギーが心身に影響して、不調として現れることもあります
(3)依存的になる
失敗という結果に依存することになったり、他人の言動に依存することになりがちです
それでは「自分の人生」を生きてる感じが持てなくなりますね 🙁
(4)他人とうまくやれない
自分への評価も結果依存で条件付きなのと同じように、他人への評価も「~~だから」「~~してくれるから」と条件付きになります。
相手が自分の求める条件を満たしてくれないと認められません
そして自分の求める条件を気にせずに堂々と楽しそうにしている人を許せない!と思ってしまいます
(失敗しても笑顔でいる人。どっぷり落ち込むべき
学歴がないのに楽しそうにしている人など)
また、人の話は根本的に受け入れられないので、情報の共有だけでなく、心が通じ合うのも難しくなります。
孤独ですね・・
(5)疲れやすい
自分の決め事があれこれ多いので、ストレスが多くエネルギーの無駄使いになりがちです。
ありのままの自分ではダメだと思っているので、隠そうと余計な頑張りをします
自分は無力だと思っているので行動しないので、人の期待に応えられない・役立たずだと感じることも多く罪悪感で無駄なエネルギーを使います。
そもそも楽しさを否定してしまうので、心のエネルギーが湧いてこないので、疲れやすくなります。
ぐるぐるマイナス思考をするので、心・身体のエネルギーも低下します
そうなんです。
自己肯定感が幸せに生きるための土台だということがよくわかりますね
そして、自己肯定感が低くなる最も根源的な原因は「恐怖」なんです。
自己肯定感は「恐怖」で下がる
(1)行動できないのは、失敗への恐怖から。
失敗して傷ついたり、責められたり、期待に応えられない辛さへの恐怖が元になっています。
恐怖は本来は「危険を避けるように行動するために感じるエネルギー」なのですが、それが強すぎると、身も心も動けなくなってしまいます。
そうなると視野も狭くなり、その危険しかないようにも感じてしまいます。
恐怖が強くなると、客観的に落ち着いて考えることができなくなり、恐怖に引きずられた考えばかり浮かぶようにもなってしまいます。
他人から見れば「絶対に大丈夫」なことでも「無理無理、できない!!」となってしまします。
未来の可能性にも眼が行かないのです。
これは脳の前頭葉がより原始的な脳に負けている状態です 😯
(2)自分の気持ちや感覚を表現しないのも、間違うこと・責められることへの恐怖から
自分の気持ちや感覚は、その人固有のもので、「自分」を表すものです。
しかしそれをありのままに表現すると怒られる・責められる・バカにされる、責任を取らさせることへの恐怖から、それらを表現できなくなることがあります。
それは生物としてとても辛い不自然な状態で、ますます自己肯定感を下げてしまいます。
(3)依存的になるのも「ありのままの自分ではダメ・うまく行かない」という恐怖から
失敗という結果や他人の依存的になるのは、自分自身・自分の感覚や気持ちに自身が持てないからです。
怖いので自分以外の「正解」にすがろうとします。
(4)他人とうまくやれないのは、他人を信じたり、つながるのが怖いから
他人を安心して信じられないのは、裏切られたり拒否される恐怖からですし、自分は期待に応えられない恐怖からもあります。
他人の話を受け入れられないのは、恐怖が強いと言われたことを理論的に理解する力もガックリと落ちているので、相手の言っている内容をしっかり聞けないことも一つの要因になります。
話の途中で不安になるような単語が出てくると、そこだけ拾って感情的になることも起きやすくなります。
また、自分と他人との比較による優劣が存在価値に関わると思っているので、劣った側になることへの恐怖も強いです。
(5)疲れやすいことで、さらに恐怖が強くなる
自分で恐怖を拾いやすいので、ストレスが多く、心のエネルギーを失います。
また常に身体でも無駄な緊張が続くために疲れやすく、身体のエネルギーも失ってしまいます。
そうなるとさらに食・睡眠・生活リズムが乱れやすくなるので、セロトニンなどの安心ホルモンも自分で作れなくなり、恐怖に乗っ取られやすくなってしまいます。
心身のエネルギー不足になると「やる気」も「できる感覚」も失ってしまうので、更に恐怖に取り込まれやすくなります 😯
恐怖が強いと、視野が狭くなり、人との繋がりも難しくなるので、「自己中」だと周りの人に受け取られてしまうことも起こります。
しかし、自己中に見えても、それは「単純に自分勝手で自分の好きなようにやりたがる」というのとは少し違って、強い恐怖からなのです
自己中でわがままに見えても、本人の自己肯定感はかなり低い。。ということはよくあります。
そうなんです。
適切な情報を知ってることは、そんな状態から抜け出させるためにとても大事なんです。
自己肯定感が低いと、どんどん低くなる可能性が強いので、低くなってる!と気づいたら、高める方にシフトしたいですね!
自己肯定感が低くなる理由
生まれたばかりの赤ちゃんは「自己肯定感が低い」ということはありません。
何度ころんでも「自分はだめだ」と思ったりはせずに、「やりたい」という自分の思いで立ち上がったり歩いたりを繰り返します。
そしてそうしているうちにうまくできるようになって、「できた!」と喜びを感じるのです。
しかし、どこかで自己肯定感を下げてしまう強烈なできごとか、何度も繰り返された出来事があれば、子どもの自己肯定感は下がってしまいます
(T_T)
次は子どもの自己肯定感を下げる要素を見ていきましょう
子どもの自己肯定感を下げる要素
これは直接自己肯定感を下げるものではないですが、「発達の抜け」があると生まれつきで怖がりになることがあります。
怖がりだと、ちょっとしたことにも「怖い」「嫌だ」と思ってしまうので、下地としてストレスフルになりやすく、自己肯定感が下がりやすく、心身のエネルギー不足にもなりやすくなります。
しかし、ご安心下さい!
発達の抜けはいつからでも埋めることができます
詳しくは思春期最幸家族講座でお伝えしています
愛着というのは、養育者との情緒の結びつきです。
人間の幼子は大人の世話がないと生き延びることができません。
そんな時に
「自分が泣けば世界は答えてくれる」
(自分が助けてと言えば助けてもらえる)
「自分が泣けば不安が解消される」
(自分が求めれば不安は解消される)
という体験を十分に得ることができると
子どもは自分は安全に守られている(存在を歓迎されている)という感覚と
何でも満たされるという万能感を得ることができます。
この感覚が元になり、成長とともに適切な分別を教育されると健全な「意欲」や「自己肯定感」に育ちます。
しかし、自分の要求を満たしてほしくても、常に文句や責められる言葉とともにだったり、または表現しても無視や否定ばかりだと、愛着の感覚がしっかり持てなくなることがあります。
●自分は大切にされる価値がない
●自分が思いを表現しても答えてもらえない、攻撃される
●自分の世界への働きかけはどこにも届かず意味を持たない
そんな「感覚」を自己肯定感の土台の代わりに持ってしまうことがあるのです
(><)
養育者としては、ただ忙しすぎたり疲れ過ぎていただけで、愛のある言葉や態度を十分にとれなかっただけだとしても、幼児からすると愛着の形成がうまく進まないこともあるのです 🙁
愛着の形成がうまく進まないと、自己肯定感の土台がもろくなります。
それでも!いつからでも取り戻せますからね
(^_-)
特に思春期前の子どもにとっては、今自分が育ってる環境が、「生き延びるためにもっとも重要な環境」になります。
その環境が以下のような状況だと、子どもの自己肯定感は育ちにくくなります
★指示命令ばかり
自分の思いや言い分を聞いてもらえず、行動の指示ばかりされると、たとえそれが必要なことだとしても、子どもの自己肯定感は低くなってしまいます。
自分の感情や感覚を否定・無視されるのは、自分を価値ある存在だと認められていないことだからです。
★先走り、察する、過保護、過干渉
養育者としては「子どもに失敗させないように」という思いからなのですが
裏には「この子は自分ではできない」というメッセージにもなってしまいます。
また、親や保育者の考える「安全」が、子どもの「チャレンジしたい」を抑えることにもなるので、意欲も損なわれてしまいます。
★放任、好きなようにやらせるだけ
放任は関心を持たれていないのでかなりのダメージです。
そして「本人のやりたいようにやらせよう」という思いが行き過ぎても「自分は関心を持たれていない」と子どもは感じます。
わがままを募らせても、自己肯定感は上がりません。
以前不登校の子の親御さんが「本人の好きなようにさせなくちゃ」と思い、「進路など、決まったら教えてね」とだけ声をかけるようにしていたのですが、高校生の子どもは「自分はどうでもいいと思われている」と泣いていたことがありました・・・
「今好きなようにやらせる」だけでなく、この先独り立ちする個人として扱うことが大事です。
★褒めない、認めない
甘い言葉をかけるとすぐに「これでいい」と思って努力を止めるのではないかという親の恐れや、親自身の自己肯定感が低いために、子どもを適切に勇気づけられないことがあります。
よく「自分で自分を認めなさい」と言われますが、その前に「他人から認めらもらう」という体験が必要です。
結果ばかりで努力や工夫を認められないと、結果に恐れを抱く子になります。
また、いつもダメ出し先行だとやる気は削がれます
★甘えを許さない
意味もなく子どもが触ってきたり
自分の好きなことについて(親は興味がない)話を始めたり
「これ何?」「どういうこと」など答えるのに少々めんどくさい質問をしてきた時など
子どものペースに合わせずに、養育者の都合を優先ばかりしてしまうと、自己肯定感は低くなってしまいます。
大人も忙しい、お疲れの毎日なのですが、一日に5分だけでもその子に集中する時間を持てると大丈夫です!
★期待し過ぎる、励ましすぎる
親や養育場で「こうあるべき」が強すぎると、子どもはありのままの自分は受け入れられないと感じて自己肯定感が下がります。
結果にこだわりすぎられても、子どもにとっては重荷です。
また、適度な励ましは良いのですが、いつも「あなたならできる」と言われ続けると、「実はできない自分」をどう扱ったり異のかわからなくなってしまいます 😐
★感情的過ぎる態度
親があまりに感情のアップダウンが激しいと、子どもはそれに圧倒されて自分の気持ちや感覚を表現できなくなってしまいます。
そうなると自己肯定感は下がります。
また、親の子どもの人格否定「ダメなやつ」「これじゃ先がない」などの言葉は子どもの心と脳にとても大きなダメージを与えます。
★他の子と比べる
親戚や近所、兄姉弟妹などと子どもを比べることが多いと、子どもの自己肯定感は下がります。
以前のその子よりも成長したところに光を当ててあげるのがオススメです!
★がたくさん当てはまってしまう場合には、親御さんの自己肯定感が低くなっている可能性も考えられます。
この先の「親の自己肯定感が低いと気づいたら」の部分もご参照下さい
学校または保育園・幼稚園で、「正解」があまりにガチガチになっている環境だと、子どもの自己肯定感は下がります。
・決められたことを決められたやり方でやるのが正しい
・枠組みから外れたら価値が低い、意味がない
・模範解答以外の自分なりに感じたことや考えたことは否定される
だと、「自分らしく居ては危険」と学習するからです。
ユニークな発想を「面白いね」と言ってもらえると、子どもは自分に自信を持ち、表現する力も育ちます
(^^)
日本の10代の子の自己肯定感は世界でも飛び抜けて低いです。
そうなると、個々の家庭の影響だけでなく、文化的な影響も強いと考えられます。
「謙遜」「我慢」が美徳で、感情を素直に表現するのははしたない、ワガママと捉えられる傾向はまだまだ残っています。
場の空気を読む、全体に自分を合わせる、誰かのお墨付きがないと自分できめられない・・・
そんな傾向に気づいたら、「今自分に必要なの?」「自分はどうなりたいんだっけ?」と問い直せるといいですね
今は誰でも簡単に、ネットから様々な情報を手に入れられる時代です。
しかし、ネットからの情報集めは「自分が見たいものだけ」になることも多いので、偏った情報ばかりになることもあります。
また、情報も古いものから新しいもの、事実に基づいたものや特定の意図にもとづいたものなど、内容も様々です。
どれが今の現実に基づいているものなのかを見極められずに、不安を煽るものに惑わされてしまうと、どんどん怖くなることもあります。
また、SNSなどの「私はこんなに上手くやっている」アピールを見すぎて、それが全てのように勘違いすることもあるので気をつけたいところです
お腹がいっぱいになっていても、身体に必要な栄養が十分に摂れていないと、ホルモンバランスや脳の働きがうまくいかなくなることがあります。
特に思春期は成長期なので、大量に身体を作る材料が必要になります。
その不足から「怖がり」が急に表に現れたり、朝起きられなくなったり、過剰にイライラしたり、不登校になることも今はとても多いです。
思春期は「自分はどんな人間なんだろう」と考える時期なので、この時期にマイナス思考・怖がりだと、自己肯定感は下がる一方になりますので、気をつけたいところです。
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ガッツリ個別サポートもついています
以上の何かの理由から、「本当やりたい」と思ったことをやらないままにしたり、自分が感じたこと・感覚を表現しないことが続くことが、最も己肯定感を低くしてしまいます。
そうなんです。
自己肯定感はいろんなことで下がったり上がったりするものです。
そして、この中でまず「6」の栄養から身体を整え直して、自分の本当の気持ちに気づいて、徐々に「自分の思いに素直になって行動できた」という体験を積み重ねていけば、自己肯定感はしっかりと高めることができます。
身体 → 心 → 頭 → 行動
という順番がとても大事です。
親が子どもの自己肯定感をあげるためにできることってありますか
はい、次はそれを見てみましょう!
子どもの自己肯定感を高めるために親のできること
子どもの自己肯定感を下げるのが「恐怖」なので、上げるには「安心」「信頼」「感謝」「尊敬」と、「経験」できるように応援することがあれば大丈夫です!
日本人には「愛している」と言葉にするのはなれないところがありますが、「あなたのことを大切に思っている」とか「大好きだよ」「居てくれて嬉しい」と、ちょっと勇気を出して伝えてみるのがオススメです 😳
重々しくではなく、サラッと言葉にする方が、子どもも受け取りやすいです。
「キモイ」と言われても笑顔を返すのでOKです。
ちょっとした瞬間に、ほんの僅かでもそう思えた時に言ってみるのがおすすめです
(^^)
他にも、笑顔や子どもから寄ってきた時にハグをしたり、マッサージ(足でも手でも背中でも頭でもOK)をするのも効果大です!
日本語だと「勇気づける」なので、外から何かを加えるようですが、実際は「本人の中にもともとあるのに見失われている勇気を呼び覚ます」ことです。
勇気とは、自分の課題にチャレンジしよう!と思える力のことです。
赤ちゃんは全員にありますので、皆もともと持っている力なんです。
☆気持ちを認める(特にマイナス感情も)
☆夫や努力に光を当てる
☆子どもから受けたいい影響を伝える
「褒めて~~させよう」とすると、簡単に読まれて反発されますので、本当に「いいね」と思った気持ちをただ伝えるのがベストです 😉
勇気づけについて詳しくはこちらもどうぞ
子どもが伸びる褒め方は?思春期の子育てで知っておきたい勇気づけ
子どもがちょとした成功体験をたくさん積み重ねられるように、勇気づけて応援したり、環境を整えてあげるのがオススメです。
小さな成功体験の積重ねが自己肯定感を育てます。
忙しい毎日ですが、時には少し時間をかけることにして、子どもの思いを引き出すことにチャレンジしてみるのをおすすめします。
始めはなかなか言葉を発しない子もいるかも知れませんが、そのような場合には、その子の興味があること(趣味でもOK)からだと言葉が出やすくなります。
大事なのはとにかく「興味を持って聞く」ことです。
「理解」はできなくてもいいので、「そういうことが面白いのね」とただ受け取るだけでOKです。
あれこれの分析や「もっと良くしよう」という思いや、自分のスマホは脇において、一日5分だけでもしっかり聞くをやってみると効果はかなり高いです!
人に自分の話を興味を持って聞いてもらうという体験は、自己肯定感を高めます。
何かをその子に任せて、やれたら感謝するのはとても役立ちます。
感謝はサラッと「ありがとう」「助かる」という気持ちを込めての一言でOKです。
家族の一員として対等に扱うことは、子どもの自己肯定感を育てます 🙂
アドラー心理学の幸福の三原則は「自分が好き、他人は信頼できる、自分は誰かの役に立つ」という3つの感覚です。
常に「やってもらってるだけ」だと楽ちんなようで、自己肯定感は上がらないのです。
子ども一人ひとりには、独自の創造性や好奇心があります。
親から見たら「なんでそれが面白いの?」「なんでそんなこと思いつくんだろう」と思えることでも、それがその子らしさです。
どんなに突拍子もない事でも、頭から否定することはせずに「え、それってどういうこと?」とより詳しく話を進めるのがおすすめです。
じっくり聞いて見ると、思いもかけなかった素敵な発想だとびっくりすることもよくあります
(^^)♡
でも、ちょっと躊躇しちゃうこともあります
例えば褒めたら調子に乗るんじゃないかとか思って言葉を飲み込んでしまうんです。
自分が親から言われたことがないのも関係しているかと思います
どうしても日本だと愛情を直接表してもらったお母さん・お父さんは、まだまだとても少ないかもです。
教育や文化も影響していますよね
それでも「子どもの自己肯定感を上げたい」という思いで、少しずつできるようにもなるものです。
ただ、どうしてもやれない場合には、お母さん・お父さんの自己肯定感が低くなっている場合もあります。
次にそのような場合について見てみましょう
お母さん・お父さんが自分の自己肯定感が低いと気づいたら
お母さん・お父さんだって「自己肯定感を下げる要素」のダメージを受けていることも珍しくはないもです。
特に幼少期に「個人として尊重された体験」は、大人ほど少ないものですから。
自分の中に
●0か100思考
●べき、当然が強い、たくさんある
●自由にしている人や子を見るとイラッとする
などや
●「子どもの自己肯定感を上げるための親のできること」をやろうとしてもハードルが高すぎたり、「なんで自分がやらなくちゃならないのか」という思いが出てくる場合には
自己肯定感が低くなっている可能性があります。
「子どもの自己肯定感を親が上げる」こともできますが、自分で自分の自己肯定感を上げることも、もちろんできます
\(^o^)/
たくさん方法はあるのですが、その中からいくつかをご紹介しますね
<1>自分の気持ちを認めて受け入れる
ずっと自分の本当の気持ちを振り返るよりも、「今やるべきこと」ばかりにずっと時間を使ってきた方もいらっしゃるでしょう。
まずはご自分の気持ちが、同時に矛盾するものも含めて、たくさんあることに気づいてみましょう。
子どものことなど、一つのテーマを決めて、感じることをすべて書き出したり、音声メモに言い切ってみるのは効果的です
そしてそのなかで、一番大事にしたい気持ちにそって、自分のために時間を使う練習をしてみるのがおすすめです!
まずは自分を大切にするところから始めましょう♡
<2>「無い」から「ある」へ視点を変えてみる
「やれない理由」を先に考えてしまう癖があったとしても、その後で「もしやれるとしたら、それは~~だから」と「やれる理由」「大丈夫な理由」を10個見つけようとする癖をつけてみるのがおすすめです
探すと以外にたくさんあるのに気づきます!
<3>脳内の言葉を変える
人は一日に6万後も脳内で喋っているそうです。
そして、なんとそのうちの80%がネガティブな言葉なんですって!
4万5千回です、すごいですね 😯 😯 😯
ネガティブな言葉を脳内で言うことが悪いのではないのですが、気がついたら「他の可能性があるとしたら」と問い直してみるのは効果的です。
気づかずにどんどんマイナス思考にハマっていくと「なんでできないんだろう」という地獄質問にハマることもありがちです。
気づいたら、それを「どうなりたいんだっけ?」という天国質問に変えるだけで、自己肯定感が立た下がりすることはなくなります
<4>簡単3ステップワークをやってみる
STEP1:
自分に対してどんな評価をしているのかを見つけます
自分に対して良くない、ダメだと思っていることを書き出します。
「私は・・」という文章がオススメです
STEP2:
全部書いたら、すべての文章に「・・・と私は思っている」と書きたします。
STEP3:
最後に、それぞれについて「~~しても良い」と変換してみます。
例えば
ステップ1「私の話は誰も聞いてくれない」
ステップ2「私の話は誰も聞いてくれないと私は思っている」
ステップ3「私の話にはしっかり聞いてくれる人がいてもよい話もある」
「私の話をしっかり聞く人がいても良い」
自分でしっくり来ればOKです!
<5>信頼できるプロコーチと話す
自分はこうするのが苦手、などと正直な気持ちを安心安全な人に話してみるのもオススメです。
自分だけでは変えにくい視点も、他の人から別の視点があることに気づけることはよくあります。
また、評価・判断されないでありのままの自分を表現することの自由さと変化を実際に体験することもできます 🙂
健全な自己肯定感とともに日々を生きる
健全な自己肯定感とは、自分には長所も短所もあることを受け止めた上で、「そんな自分としてここから始めよう!」と思える感覚です。
そうなると日々がこのように変わります
☆柔軟に前向きになれる
失敗して凹んでも立ち直れて、また改善してチャレンジができます
☆自分軸を持てる
自分の気持ちや感覚・価値観を根拠にして、自分の意見や方向性を持てます。
自分で決めたことの結果には自分で責任を取れるので、たとえ失敗しても自己肯定感は上がります
☆他人とうまくやれる
自分に長所・短所があることを認められるので、他人にもそれぞれ長所も短所もあることを認められます。
他者のことを理解しようとするので、他者とのつながりができて、良い人間関係を築きやすくなります。
☆幸せに生きる
自分で決めて行動して責任をとるという、自分の人生の舵を自分で握れます。
自分の快楽ではなく幸せ・喜びを感じる機会がうんと増えます
自己肯定感が低い子どもの特徴:おわりに
今日はより詳しくわかって、自己肯定感はとても大事だという思いが更に強まりました
気づかずに子どもの自己肯定感を下げてたところもあったので、早速できることからやってみます!
自己肯定感は幸せに生きる土台ですが、いつも安定して低いわけでも高いわけでもなく、上下することも珍しくはないものです。
特に思春期には「自分はどんな人間だろう」と考え込んだり、周りと自分を比べたり、比べられたりが大き時期なので、自己肯定感も下がりがちです。
日本以外では思春期の後半からは上がるのですが、日本では下がったままで社会に出てしまうことも多いのです。
なるべく早いうちに、健全な自己肯定感を持てるといいですね
♡♡あとがき♡♡
自己肯定感は誰でも上がったり、下がったりするものだとわかっていると、取り組みやすくなります。
生まれつき怖がりだったり、愛着を十分に感じられなかったという過去があったとしても、今から自己肯定感を育てていけば、ちゃんと着実に高まります。
また、自己肯定感は「高くしよう!しなければ!」というものではなく、「低いと生きづらいので健全な状態にしよう」というスタンスがオススメです。
落ち込んだり一時的に後ろ向きになることがあってもかまわないのです。
むしろ落ち込んではダメ、くよくよしてはダメとなると、自然な感情を否定することにもなリ、自己肯定感は低くなってしまいます。
人生、山あり谷ありですが、適度に自分の存在価値に自信が持てていれば、回復力(レジリエンス)がしっかりある状態なので、豊かな人生がおくれます
幸せの土台の自己肯定感は、いつからでも育てることができるのです
(^^)/
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