ルールについても好みがあります
おはようございます。
今日の東京はちょっと寒いです。
日替わりでこの温度差は珍しいです。
さて、思春期の家庭内ルールについてのお話です。
思春期の子どもの生きる力を育むために
家庭内でもルールは必要
それは子どもに
*あなたの存在は無条件に受け入れていること
*社会で生きるためには全ての人同士が
等価なので存在を認め合うことが必要
の両方を体験させるため
というわけで、ルールは
愛情を伝えることや勇気づけとセットです
というのが私の家庭内ルールについてのアイデアです。
みどりさん
「なるほど、そういう捉え方なんですね
勇気づけとつながっているんですね」
私
「勇気づけってあちこちで活躍します (^^)」
みどりさん
「そうなんですね~
では、具体的にルールを作る時の
ポイントってありますか?」
思春期は自立準備の最終段階なのですが
その中でも小学生から大学生へと
その子の成長度合いも環境も変わっていきますね。
その時のその子の状態に合わせて
ルールの量や内容を調整するということが
一番のポイントになると思います。
量はその時の状況に合わせてですが
とにかくミニマムが良いと思っています。
ルールというのは
「これを守ればあとは自由」になるためのものです。
多すぎたり細かすぎたり
同時にいくつも設定しちゃうと
自由=自分で考えて行動するが
少なくなってしまいますものね。
実は、ルールの量については
個人によってとても好み?がわかれるところなんです
日々の生活でも自分でルール化して
細かく決めたほうがやる気が出る人もいます。
細かくチェックリストなどを作って
できたらチェックを入れていくことで
「達成感」や「充実感」を持てる人もいます。
また、反対に最低限の
やっいけないことだけを決めて
臨機応変にやっていくほうが好きな人もいます。
これはOか100かではなく
各人がその間のどこかに
自分なりの「快適度合」をもっているようです
この「快適度合い」は
親子でも違いますから
ここは気をつけたいところです。
時々お見かけするのが
親御さんがルール沢山タイプで
お子さんがルールミニマムタイプです。
この組み合わせでは
親御さんがご自分の成功体験から
良かれと思ってお子さんに
あれもこれもや細かいルールを
一緒に決めようとされることがあります。
そしてお子さんが応えようとして
苦しくなってしまっているということもあるのです。
お子さんが
ルールの多い方が好みであるなら
自分で自分ルールを
好きな分だけ作ればいいですよね。
親御さんが関わるのは
その時に必要な最小限のルールに絞って
ひとつづつやっていくというのが
結局一番効果も高いようです。
「大人もルールを守りましょう」に続きます。
追伸:
仕事にまつわる本を週2,3冊読みますが
間に小説なども読んでいます。
今『タイタンの妖女』というSFを読んでいます。
翻訳が素晴らしくて面白いです
今週のテーマのブログです
① 思春期に家庭内ルールは必要?
② 愛とルールのバランスのこまめな調整
③ ルールはなぜ必要なの?
④子どもルールは最小限に