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思春期の子どもの「SOS」
おはようございます。
今朝は愛犬と散歩してきました。
神楽坂商店街を歩いていたら
にこにこと挨拶をしてくださる方に
お会いできました。
さて、思春期の子どもが
『学校に行きたくない』と言う時の
お話しです。
思春期の子どもは感情が豊かですが
それを客観的に見たり
まとめる力がまだ発展途中です。
そこで、メンタルのアップダウンが
さらに激しくなりがちです。
今笑っていたかと思うと
急に涙もろくなっていたりします。
プラスにもマイナスにも振れているなら
まだいいのですが
マイナスになった時に
そこにエネルギーが集中していき
大人より遥かに早くメンタルが
落ちてしまうことがあります。
同じような状態の子ども同士での関係で
大人の場合では考えられないような
変化が起きてしまうことがあります。
なので、親御さんは子どもの変化を
小さいことでも見逃さないことが
とても大事です。
子どもが『学校に行きたくない』と
言っていても登校しているうちに
必要なサポートを見極めましょう。
そして、朝支度ができているのに
玄関でうずくまってしまっていたり
なかなか行けない様子があれば
それは赤信号です。
子どもがなかなか話さないとしても
SOSのサインです。
なんとか
「何が子どもの内外で起きているのか」
についての情報を集めましょう。
子どもが話しても、話さなくても
「外で起きていること」が
あるはずですから、それを見つけましょう。
また、子どもがそれでも話さない時には
子どもなりの
親御さんに話さない理由があるので
第三者の信頼できる人の力を
借りることも必要です。
親戚の人や近所の人塾の先生など
子どもが話してもいいと思える人がいれば
その人に『ただ聞いてもらう』ことから
始められるといいですね。
他に話さない、
アドバイスをしたがらない人がいいです。
子どもの世界に空気穴を開けて
ぐるぐるしている気持を
外に出すことが大事です。
外に世界があること、
一人ではないということも
思い出してもらいましょう。
とにかく「どうすればいい」を
決めるためには
すばやく子どもの内外で起きていることを
把握することが大事です。
この状態になった時には
相談室の方、相談に乗ってくれるお医者さん
そしてコーチ、カウンセラーなど
専門家の力を借りることが
おすすめです。
体の不調の場合でも、
ただ経過観察だけでは
治らないなと判断したら専門医にかかりますよね。
子どもをお医者さんに連れていけば
子どもが自分の身体におきていることを
まず話します。
それから補足があれば親が話します。
そしてお医者さんが身体の様子をみて
その後で話をしてくれます。
この時に受け取るのは
『何が起きているのか』の説明と
『何に気をつけて、具体的に
することがあるのか』についての
知識のはずです。
薬はそれに対して必要ならば
受け取る補助のものです。
心についても同じです。
専門家に子どもが話せる場合も
話せない場合もあるでしょう。
子どもが直接話せれば
子どもに専門家が話ができます。
親御さんには
『何が起きているのか』の説明と
『親御さんが何に気をつけて
具体的にすることがあるのか』を
伝えてくれるはずです。
よく話を聞いてくれて
質問に答えてくれる方を選びましょう。
ご自分で納得が行かなければ
第2オピニオンをとるのは
体の不調の場合と全く同じです。
必要であれば学校に
状況と何をして欲しいかを
ちゃんと伝えることも大事です。
『現在骨にヒビが入っているので
体育と部活を休ませてください』と
連絡しますよね。
専門家による説明があれば
学校側もわかりやすくなります。
合わせて読みたい記事:
知っていれば安心!思春期の不登校をこじらせる4つの原因と関わり方
追伸:
朝出会った方は
まず犬を見てにこにこされていました。
笑顔って見ている人にもうつるんですね。
笑顔だけじゃなくて気分も。
今週のテーマのブログです
① 子どもが「学校に行きたくない」と言い出した時
② 「学校に行きたくない」の種類
③ 思春期の『心配事』
④ 子どもの話を最後まで聞ききる
⑤ 思春期の『言いたくない』