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思春期の子育ては我慢ばっかり⁉ と思った時に、すぐできること
思春期になれば子育てが、もっと楽になるはずだったのに
なんだか毎日ずっと大変で我慢してばかり!
そう思うことってありますか?
小さい頃の子育ても大変だったけど、子どもが思春期になったらなったで、別の大変さを感じてます 🙄
我慢してることも多いです~
そうですね 😐
思春期になると子どもの行動範囲は広くなりますが、まだまだ子どもだけでやれることには限りもありますもんね。
部活や塾などにも、お弁当作りや送り迎えなどの親御さんのフォローが必要なことも多いです。
また思春期には、受験や友達付き合いなどで複雑な課題もでてきます。
親が見守るだけでうまく行くのならばいいんですが、時にはサポートが必要なことも起きたりします。
そしてそういうことは「親が直接解決できないこと」が多いので、手間をかけたり我慢が必要なこともありますね。
思ってた以上に、身体も心も使って子育てをしている感じです。
それに子どもも反抗期だったりするので、コミュニケーションも難しいことがあります。
それなのに自分の親には「もう子育て楽になったんじゃない?」と言われたりするのでカチンときます 😡
まあ、そんな事も含めて「かわいい我が子のために我慢しよう!」とは思うんですが・・
もっとラクにやれたらな〜って思うことも正直あります。
何かいいアイデアはありますか?
はい、そのお気持ちはよくわかります。
私も子どもが思春期になって「これで楽になる〜」って思ってたら、ドカンと大きな課題が降ってきました。(詳しくはこちらです)
そこから大慌てで頑張ったんですが・・・あとから思えば方向違いの努力も多くて、なかなか大変な時期でした 🙁
色々試行錯誤したんですが、結局思春期の特徴やそれを踏まえた接し方を知っているかどうかは大きいと実感しました。
その時の私の失敗体験も踏まえつつ、思春期子育てをラクにするヒントをご紹介いたしますね〜
目次
子育てのストレスは思春期にもなくならない?!
思春期の子育ての大変さを、どんなことで感じていらっしゃいますか?
多くの親御さんたちから挙げられているストレスです。
↓
思春期子育て感じるストレス
(1)時間や行動の制約
(2)責任と不安
(3)子どもとのコミュニケーションが難しい
(4)結果が出るまで時間がかかる
(5)周囲の無理解・非協力
(1)時間や行動の制約
思春期になったら子どもも自分で行動することが増えるので、自分の時間が持てるはず!
私が自由に行動もできる時間も増えるはず♡
そんなふうに私も考えてましたが、実際には想像していたのとは違う制約もあるようです 🙄
多くの親御さんからもこんなお悩みがよく挙げられています。
①睡眠時間の不足
一番多いのが「睡眠時間が十分にとれない」というお悩みです。
2017年の文科省の「国民健康・栄養調査」の結果でも、40代・50代の女性の平均睡眠時間が最も短くなっています。
なんと6時間未満が5割以上 😯
もともと日本人の平均睡眠時間は、先進国の平均8時間30分よりも1時間も少ないんです。
更にその中でも40代・50代の思春期子育て世代の女性の睡眠時間が最も少ないというのでは、「十分に寝れてない」というお悩みが多いのもうなずけます。
・子どもの行事や部活の朝練への対応
・お弁当作り
・塾などの遅い帰宅に合わせての送迎や食事づくり
・大量の洗濯物等
が挙げられてます。
家族のそれぞれの生活時間の違いから、食事を時間差でとることへの負担も多いです
送り迎えや食事などがバラバラなことも多いので、手間が倍以上かかります 🙄
「親だから」「みんなそうだから」と我慢せずに、できるだけ良い状態にもっていきましょう 🙂
②交友関係の制限
お子さんが小さい頃には「自分の友だちとゆっくり会えない」などのお悩みが多いのです。
しかし思春期の子育て時期になると「自分がつきあいたくない人とのお付き合いがストレス」というお悩みが増えてきます。
子どものクラスや部活、習い事などで一緒の親御さんには、色々な考え方や行動パターンの方がいらっしゃいます。
学校の先生や部活の指導者なども含めた「自分では選べない人とのお付き合い」をする機会は子どもを通して多いものですね。
しかも、自分の接し方が子どもにも影響するかも・・・というのは、直接的でない分ストレスにもなりやすいです 🙁
③お金の制限
思春期の頃には塾や習い事、部活の費用もかかるので、「やりくり」が悩ましいところですね。
受験や模試の費用も馬鹿になりません。
結局私の趣味や買い物を我慢することが多いです。
(2)責任と不安
思春期になると受験や進路など、子どもにとって大事な選択をする場面も多くなりますね。
自分が直接勉強するのでないだけに、親としての責任と不安を感じることもあるでしょう。
でも一方では、「学歴」や「就職先」だけでは幸せになれないことも、既にあちこちで話題になっています。
そんな時代の変化を感じつつも、「じゃあ子育ての指針をどうしたらいいの?」と、具体的なことがわからないので悩んでいる方も多いようです。
私の周りでも、とりあえずで塾に行かせている親御さんは多いです。
でも何か他のことも必要な気もして、これでいいのかしら?と不安になることがあります。
はい、そんな具体的にイマドキの思春期の子育てについての情報を得たり、個別に質問できる場所が殆どないというお悩みはとってもたくさんいただいています:-(
また、不登校や体調不良など、「どうしたらいいのかわからない」時に、自分に合う情報を手に入れるのも難しいともよくお聞きします。
イマドキではお子さんの個性や環境のバリエーションがとても増えたので、「Aさんに良かったこと」が自分のケースにも合うのかどうかはわからないので悩ましいですね。
あれこれチェックしているうちに、さらにわからなくなっちゃうこともよくあります 🙁
特に日本では「子どものことは親の責任」という考え方が強いです。
もうすっかり大人の年齢の人が起こした不祥事でも、芸能人の親御さんが謝っている姿がTVなどで長々と流れてますね。
「親は子育てをちゃんとすべし」というプレッシャーは強いですし、核家族では特にお母さんにかかる部分はかなりです。
(3)子どもとのコミュニケーションが難しい
思春期になると「反抗期」というものが始まります。
最盛期?には、とにかく親の言うことには全て反発したりするので、普通のコミュニケーションを取るのも大変なこともありますね。
またそれほどなくても、思春期になると子どもは「自分の世界」を持ちたがったり、細かく親に話をするのを億劫がることも多いです。
子どもが「何を考えているのか」「何をやっているのか」が見えにくくなる時期です。
「自分の力でやりたい」
「指示されたくない」
という気持ちは、自立のためには必要ですね。
でもだからといって、まだ何もかも子ども任せにできないところが、思春期の子育ての難しさにもなっています。
思春期の子どもはその場の感情にひっぱられることもありますし、長期的な未来を視野に入れて考えることも苦手だったりもします。
大人ならしないような過激な行動や考え方をすることもあります。
まだまだ目は離さずに、「見守ること」も「育てること」も必要です。
たいていのことはあまり親御さんが手を出さずに、子どもが自分でやりながら、失敗しながらでも学んでいけばいいですね。
でも、現実には
*どこまで失敗させるか
*子どもが自分の体験から学ぶ力を育てるような関わり方
その見極めが悩ましいとおっしゃる方が多いです。
またまだ、子どもの体調や交友関係などについては、ざっくりでも知っておきたいものですし、進路選択や不登校・体調管理など、子どもだけに任せておけないこともあります。
でも、子どもの方が親にフォローしてもらうために必要な情報を出すのを渋る時期なので、親御さんの「観察する力」や「話を引き出す力」も大事になってきます。
コミュニケーションのとり方にも工夫が必要ですね
はい、子どもの良い変化も、まずい変化も見のがさないことは大事です。
そして、「子育てで後悔したこと」という1100人からのアンケート結果で、一位だったのは「子どもとのコミュニケーション」です。
でも、コミュニケーションは技術です。
思春期の特徴やお子さんの気質に合うコミュニケーションのコツというものがあります。
それらは習ったり、バージョンアップができるものです。
そこから子育てのストレスが随分減った、楽になったという喜びの声もたくさんいただいてます 😀
さらに子育てでストレスを感じるのは「子どもを完全に敵にできない」からかも知れません。
夫婦の場合なら「関係性を終了させる」という選択もできますが、子どもとの絆は同じようにはいきません。
でも「かわいい」という気持ちがあるだけに、「だから親のほうが我慢しなくちゃ」と思おうとするのもストレスですね。
私ばっかりと思う半面、親なのにそんなことを思っていいのかなという気持ちも湧いてきちゃいます。
それに自分の子どもの悪口は、思い切り他人に話してスッキルするわけにも行かないので・・
一人でモヤモヤしがちです 🙄
でも、「我慢しなくちゃ」だと辛いです。
子どもへの愛情と、子育てのストレスは別のことです。
どちらも感じるのがアタリマエ、感じたっていいんだ!というところから始めましょう!
どんなに愛情深くても子育てにストレスを感じるのはアタリマエと思えれば、ストレスに安心して?取り組めます。
「じゃあそれをラクにするために何ができる?」と考えることもできるようになるんです。
(4)結果が出るまで時間がかかる
子育ては地味な毎日の積み重ねですが、その結果がでるまでには時間もかかります。
子どもに何かを理解させようとすると、大事なことほど何度も繰り返して伝え続けることが必要な場合もあります。
そんな時にはたいてい、子どもは反発してきますから、それでも伝え続けるのには、それなりに根気と優しさがいりますね。
今よりずっと沸点が低かったので、そりゃあもう大騒ぎで 😳
それに、受験や部活などでも「実際にやる」のも「結果を出す」のも子ども自身なので、それをサポートし続けながら「信じて待つ」のも根気がいりますね。
それらがあまりないのも、子育てのストレスの一つです。
どこかでご自分のエネルギーを上手に充填することも必要です♡
(5)周囲の無理解・非協力
このように、思春期の子育てには、思春期だからこそのストレスというものもあります。
でも、これらのストレスの内容や度合いは
子どもの気質・体質 x 環境 x 親御さんの感じ方
によって、大きく変わってきます。
(「環境」には、子どもの人数や受けられるサポートや時制、時代やコミュニティの考え方などを含みます)
なので、その人と時によって感じるストレスは違います。
それは「良い悪い」ではなく、ただ「違うという事実」です。
でも、人は「自分の体験」をベースに物事を理解しようとするので、なかなか他の人の大変さを想像しづらいところもあるものです。
なので、お互いが「自分にはわからなくても、人はそれぞれ違う」ということをわかり合ってることは大事ですね。
そうじゃないと「自分は思春期の子育てが楽だった」ことや「こうすればいいのに」を、善意からでも他の人に押し付けてしまうことも起こります。
そしてこの「善意からのアドバイス」は、言われる方には結構なストレスになるものです。
それに夫は毎日帰りも遅いので、日中私がドタバタしていることがわからないらしく、自分から気を利かせて動くということもあまりないです。
疲れが倍増しちゃいます 🙄
人の事情が分からない人に対しては、「ほっておく」のか「理解してもらう」のか、どちらかを決めてしまうといいでしょう。
自分の対応の軸が決まるだけでも気が楽になります。
そして「理解してもらう」にも、いろいろな方法がありますから、試してみるのもおすすめです 😉
アイデアはコーチもたくさん持ってます♡
子育ては思い通りに行かないことだらけだから
そんななかで頑張ってる私ってエライ!
ほんと、そうです!!
植物でも人間でも、 育てるのは思い通りに行かないことだらけです。
だからこそ、予想外のストレスもあり、そして予想外の喜びもあり、時間と手間をかけた分だけの実りをやがて感じる時もやってきます。
先の実りは楽しみにしつつも、今をもっとラクにする工夫もしていきましょう!
そのためのコツをいくつかご紹介しますね
思春期の子育てを我慢から解放するコツ
①やらないことを決める
②やることをラクにする方法を手に入れる
③今の自分を幸せにする時間を持つ
思春期の子育ては忙しいもの。
そんな時には、まとまった時間をとって、自分の日常の全体を見直してみることも忘れがちですね。
でも、そんな時間を一度作ってみると、大幅に忙しさや我慢を減らすことができるんです!
見直しのステップはこちらです✿
①やらないことを決める
1)自分の日常でやっていることや、気になっていることをすべて書き出してみる
本当はやりたいと思っていることや、嫌だと感じていることも全部書き出してみましょう。
2)その中を改めてよく見て、「大したことじゃないのでほっておくこと」や「気にしなくていいこと」などを見つけて、ゴミ箱にいれてしまいましょう
それがはっきりするだけでも、予想以上にスッキリします 😀
②やることをラクにする方法を手に入れる
1)残ったものを、今度は「あなたにとって重要な順」に並べてみましょう。
・睡眠時間を増やす
・嫌な人との付き合い方のバージョンアップ
・お金のやりくりをラクにする
・子育ての不安をラクにする
・子どもとのコミュニケーションのバージョンアップ
・見守ると介入するの見極めをラクにする
・「良い親」をやめて楽になる
・周りからの雑音への対処を決める
・もっと子育てに協力してもらう
などなどと、「どうなりたいのか」という文章に書き換えて、並び替えてみましょう。
順番や項目は「あなたにとって大事な順」というのがポイントです。
何を辛いと感じているのかは、人それぞれ。
そして「我慢すべきこと」なんてありません。
自分の心と身体と相談しながら決めましょう。
2)次はそのなかから重要な課題や、やりやすいことから取り組んでみましょう。
具体的なテーマが見つかれば、そのために何をしたらいいのかという具体的なことも探しやすくなります。
・スケジュールの見直し
・他の人に頼めることは頼む
・コミュニケーションの方法を学ぶ
・より詳しい情報を手に入れる
「できるかどうか」よりも「何をしたら望む未来が手に入るか」という視点で、具体的な解決策をいっぱい上げてみましょう。
ムリだと思っていたことでも、意外な方法があることも見つかります。
現実は、具体的に行動することで変わります。
多くの事例を知っているコーチから、あなたがまだ気づいていないアイデアをいっぱい手に入れてどんどん楽になっちゃいましょう!
③今の自分を幸せにする時間を持つ
ステップ②もそうですが、それ以外でも自分を幸せにする時間を必ず持つのはとても効果があります。
週の中や一日の中で、自分のためだけの時間を持つことは大事です。
大好きなお茶を飲むでも旅行に行くでも、好きなことを学ぶでも、ご自分が幸せになることならばなんでもok!
どうしても
「みんなのために自分のことは後回し」
「未来のために我慢する」
が美徳になりやすい日本ですが、そのために今の自分の時間を大量に使うのではもったいなさすぎです。
それに「自分は我慢してる」と思っていると、どこかで他の人にも我慢を期待してしまいます 😯
子どもには自由に好きなことをやってほしいと願っているはずなのに、どこかで子どもの自由さに反発する気持ちを持ってるのでは、自分も子どもも苦しいです。
「自分は我慢ばかり」という気持ちを持たずに居られるようないい状態を今作りましょう。
「どうしたら我慢できるか」よりも、「どうしたら我慢が要らなくなるか」が大事です。
思春期の子育て時期はいっときだからこそ、今の時間を大切にしたいものです
どうしても自分を幸せにすることに抵抗がある人は、「子どものためにも自分が幸せでいることが大事」だと思って、まずやってみてください 😉
そして、今まで我慢しすぎて、ご自分の幸せという感覚がわからなくなっている人でも大丈夫です。
小さなことから始めたり、コーチと「あなたの幸せのタネ」を見つけることもできますよ♡
思春期の子育ては我慢ばっかり?!と思った時にすぐできること:終わりに
いかがでしたでしょうか
思春期の子育てはまだまだストレスも多いもの。
「我慢ばっかり」と思ってる時に、すぐできることをご紹介しました。
今日はそんな自分が、何にストレスを感じていたのかがわかったので随分スッキリしました 😀
そして自分もラクになろう!と決められたので、心がうんと軽くなりました!
今を楽しんでいきましょう!
その姿からお子さんも希望を見つけます。
♡♡あとがき♡♡
今思えば、私の思春期子育ての辛さは「子どもが元気をなくしたこと」から始まったのですが、「自分が深刻になりすぎたこと」も大きかったかな~とも思います。
当時は私なりに色々やってみたり人に相談しても抜けられなかったことで、「子どもを元気にしなくちゃ」と、どんどん突き詰めた思いになってしまってました。
「自分が解決しなくちゃ」という悲痛な思いが大きくなりすぎて、私も子どもも息苦しくて追い詰められてた感じです 🙁
そこから抜け出せたのは、具体的な希望をつかむことができたから。
今なら当時の私にも、「もっとラクに息をしてみよう」と優しく声をかけて、そこから一緒に始めることもできそうです♡
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