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「学校に行きたくない」の種類
こんばんは
この時期になると
サポートしている方々が
受験の結果報告をしてくれます。
今日も嬉しいニュースをもらいました!
さて、子どもがある日
『学校に行きたくない』と
言い出したら、親としては
ものすごくドキッとしますよね。
今は不登校についての報道などが
多くあります。
なので、この言葉を聞いた瞬間に
「もしかして、ついにうちでも?!」とか
「どうしたらいいんだろう」とか
頭のなかで色々駆け巡ってしまうことが
あるかと思います。
でも、その言葉が意味しているところは
実に多種多様なんです。
自分の中で起こっていることを
言葉にする力がまだ発達途中の
思春期の子どもが発する言葉は
大人がその意味を見極めることも必要です。
親が何か実際に口や手を出す必要が
あるのかをチェックするために
まずは眼と耳を使ってみましょう。
登校する朝にベッドの中で
子どもが『学校に行きたくない』と
言ったとしても
なんとか起きて、だらだらしながらも
そのまま学校に行くようであれば
何も言わずにいて
帰宅した時の様子をチェックしましょう。
特に落ち込んでいる様子もなく
普通に過ごしているのであれば
大丈夫です。
数日は同じように様子を見続けていきます。
それで変化がみられなければOKです。
私達も『仕事したくない』
『会社に行きたくない』と
言いたくなる時もありますよね。
自分で乗り越えられるなら
乗り越え力もついてきます。
『いつでも何かあれば相談にのるよ』
ということはさらっと時々
言葉で伝えくのは大事です。
特に気分の変化が見られないのに
毎朝起きる時に頻繁に言うのであれば
子どもと話をしてみましょう。
睡眠管理について
考える必要があるかもしれません。
思春期はホルモンバランスの関係で
メラトニンという誘眠ホルモンが
分泌される時間が大人より
2時間ほど遅くなります。
そして、成長期で長時間の睡眠が
必要でもあるので
朝早く起きるのが苦手になるのが自然です。
それでも登校するために
早く起きる必要があるので
基本睡眠不足になっています。
それを踏まえたうえで
就眠時間を遅くし過ぎない工夫が大事です。
(ゲーム、携帯、ラジオなど
誘惑がいっぱいです 😯 )
また、ストレスを抱えていると
さらに大人より3,4時間サイクルが
遅くなるというデータも有りますから
睡眠管理について話をしながら
特定のストレスがあるのかを
聞き出してみることも場合によっては必要です。
他には、1学期に一日くらい
『学校に行きたくない』と言って
そのまま爆睡して過ごす、という
パターンを持っている子もいます。
何を隠そう、私はそのタイプでした。
普段は元気にしていて
特定のストレスもないのですが
1学期に一度くらいの割合で
勝手に『休みを取る』ことで
自分の心身のバランスをとっていました。
このようなタイプの子は
一日爆睡しきったら
夕方ころには元気になっていますし
翌日はいつも通りに行動します。
この場合は特別なサポートはいりませんね。
ちなみに私はこのパターンを
無意識で就職しても年に一度くらい
やっていました 😉
それでも、これが毎月あるとか
頻度が高いようであれば
別のやり方で『休み』を
うまくとる必要があるかもしれません。
「思春期の心配事」に続きます
合わせて読みたい記事:
知っていれば安心!思春期の不登校をこじらせる4つの原因と関わり方
朝起きられない子どもには危険がいっぱい!思春期の睡眠不足は大問題!
追伸:
嬉しいニュースをくれた子のなかには
最初は学校に行けなかった子もいます。
一人ひとり歩みは違いますが
皆すごい力を持っているんだな、と
いつもながら思います。
今週のテーマのブログです。
① 子どもが「学校に行きたくない」と言い出した時
③ 思春期の『心配事』
④ 子どもの話を最後まで聞ききる
⑤ 思春期の『言いたくない』
⑥ 思春期の子どもの「SOS」