バックナンバーはこちらから
思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください。
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんばんは。
今日は390km6時間運転して山形市まで来ました。
ちょっと寒いけど雪もなく
楽しいクリスマスイブです (^^)
さて、思春期の子どもとの関わり方の
「放任型」についてもう少しお話したいと思います。
「放任型」になってしまっている場合には
ただ『もう思春期だし、大人よね』で
「子育て終了」となっているケースの他も
色々なパターンがあるようです。
その一つのパターンとしては
本当はなんとか
子どもにうまく関わりたいけれど
どう関われば良いのかわからないので
「放任型」になってしまっているという場合です。
たとえば子どもが学校に行けなくて
親もなんとか色々励ましてみたけれど
状況が変わらないし
他に打つ手が思いつかないので
もうあきらめてしまったような場合です。
もう、本人の自然回復力にませようと
なっている状態なのですが
それも、一つの放任型と言えるかもしれません。
「見守っている」と言うのは
ちょっと違うようです。
どう手を出したら良いのかわからないから
もう見ているしかない、と
あきらめている状態です。
複雑で難しい状況と言うのは確かにあります。
それでも、どんな状態からでもいつからでも
子どもに影響を与えられる
うまい関わり方というものがあります。
ただ、それを見つけるのが
お家の人だけで考えても難しいことはあります。
それは、体の不調に対して
お家の人だけで考えても
適切な関わり方が見つからないのと同じです。
今は強い関わり方を控えた方が
良い状態というのは確かにあります。
ただ、そこでも地味にできることはあります。
「そこから小さな変化が起きてくるのを
待っていて、それが始まったら
次のアクションを起こそうしている」
のと
「ただ、どうすれば良いのかわからないから
本人の自力回復を待っている」というのは違いますよね。
どうすれば良いのか
わからなくなっている時には
是非具体的に相談できる
専門家につながってくださいね。
必ず良いアイデアをくれるはずです。
思春期の一年一年はとても大事です。
当方にくれるような場合でも
大人のそれまでの頑張りを
充分にねぎらってくれて
一緒にこれからを考えてくれる専門家に
出来る限り早くつながることをオススメいたします。
また、「放任型」になっているパターンには
一家の中に強い「指示型」の人がいることで
他の誰かが強い「放任型」になっている
という場合もあります。
例えばお父さんが強い指示型で
あれこれ言いすぎている
これでは子どもがかわいそう・・と
お母さんが感じるあまりに
お母さん自身が強い放任型になってしまうこともあります。
一番子どものそばにいる時間が長い
お母さんが放任型で
子どもをフォローしきれないお父さんが
細かい指示型だと
子どもは好きにさせてくれる
お母さんとばかり話をするようになって
細かく支持してくるお父さんを
遠ざけるようになります。
子どもと放任型のお母さんが仲良くなりすぎて
結局子どもは自分のやりたいようにやる・・・
という状態になっていることもあります。
こういう場合には
まずお父さんとお母さんが
よく話し合って
子どもへの関わり方を同じように
整えていくことから始めます。
このような場合には
お父さんとお母さんが
話し合いを始めた途端に
子どもの行動が変わることもあります。
「放任型」には色々なケースがあります。
それぞれには、そうなっている”理由”もありますね。
どんな状況になっていても
皆一生懸命にやってきた結果だと思います。
そして、どんな場合でも
そこからいい方向に変えていくことはできます。
是非専門家にご相談くださいね (^o^)/
追伸:
5時間運転でも
『リセット』をしながらだと
疲れ知らずです。
ずいぶん生活の質が変わります 😀
今週のテーマのブログです
① 思春期の子どもとの関わり方に迷います
② つい心配で口出しをする
③ 思春期はもう大人だから?
⑤ 子どもを伸ばす話の聞き方
⑥ 子どもの気づきを生み出すコミュニケーション
無料メールマガジンのご登録はこちらから