思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
誰でもできる!キレる子に油を注がない必殺技
おはようございます。
昨日はマレーシアで子育て中の友人に
面白い話をたくさん聞かせてもらいました 😀
さて、キレやすい子と
笑顔で話せるようになるお話です。
今日はいよいよ
子どもがキレている時の「心理的理由」に
子どもと一緒に注意を向けてみる場面です。
子どもに”理由”を尋ねてみましょう 😆
子どもがキレてきた時には
一息深呼吸などしてみて
その場で落ち着いて対応できそうなら
そのまま関わります。
それが難しそうな時には
『後で話そうね』と伝えます。
そしてどちらの場合でも
『あなたはキレてる(キレてた)けど
そこには理由があるんだよね。
それを聞かせて』
と、その子のなりの
キレてる理由があることを認めてることを伝えます。
それは
「一緒にそれを解決していこう」という立場に立つことです 😀
人が何かをする時には
自分で気づいていてもいなくても
そこにはその人なりの”理由”がありますよね。
その”理由”はモットモなことも
大きな勘違いのこともあります 😉
でも、どちらにしてもその時には
その人にとっては大事な”理由”です。
内容よりも、自分にも
”理由”や”言い分”があることを
否定されることはつらいものです。
自分の存在を否定されたように感じますから。
私たちにもきっと子どもの頃に
「本当の気持」を聞いてもらえずに
頭ごなしに叱らせて
とても悔しかった、悲しかった思い出が
ひとつならずありますよね 🙁
この時の言葉がけのポイントは
「なんでキレてるの?」
「何が気に入らないの?」はなく
(責められてる感じしますよね 😉
「何について怒っているの?」と
「本当はそれがどうだったらいいの?」という言葉です。
自分 vs キレてる子ども
ではなく
自分+子ども vs 怒ってる理由
にしていきます。
そうなると子どもにとって
目の前の人は
一緒に解決しようとしてくれてる仲間です。
戦おうをしても
自分が責められなくなっちゃえば
そのまま攻撃し続けるのは難しくなります。
自分を助けてくれようとしている仲間を
攻撃し続けるのは難しいことですよね 😉
最初はキレてる”理由”尋ねても
本当の理由にたどり着けないこともあるでしょう。
その時は深追いせずに
「わかったら教えてね」と伝えておけばOKです。
そう問われれば
たとえわずかでも必ず
本人がそのあと一人でも考えようとします。
もう思春期になった子はどんな子でも
そういう力があるのです。
子どもの答えは返ってきても来なくても構いません。
そういう関わりを何度も繰り返してきましょう。
自分のキレる理由を意識するようになっていきます。
もし親への不満がでてきたら?
とりあえず最後まで聞き切りましょう。
ここではハラがたっても
「何も言い返さない」ことがポイントです。
とにかく全部言いたいことを言わせてから
『わかった。
それはね・・・』と
こちらの言い分を伝えます。
この時に自分が
冷静に対応できないと思ったら
聞くだけ聞いて
『わかった。私も考える。
あとで伝えるね』と
仕切り直しにいたしましょうね 😉
人は誰でも腹が立っている時には
理性的ではいられません。
さっさと撤退して
でも必ず後から続けることが大事です。
そうやって何度仕切り直しても
大事な課題については
話し合いを続ければ良いのです。
それは
「キレずに話し合う」ということを
やって見せることになります。
私がやるようにやってごらん。
生き物の子育ての原型ですね 😀
キレやすいのは
キレるのが習慣になっているだけです。
感情がわいたらそのまま反応することが
癖になっているのです。
その習慣とおさらばして
「本当に言いたいことを言葉にする」
を新しい習慣にすればいいだけです。
今の習慣を捨てて
新しい習慣を作るまでには
ちょっとした練習が必要です。
でも、それをしばし手伝ってあげれば
必ず新しい習慣は身につきます。
一度新しい習慣さえできれば
残り少ない子どもとの日々を
笑顔で楽しく過ごせるし
安心して自立した子どもを手放せます
(^^)/
より詳しい練習方法を知りたい方は
お問い合わせくださいね。
追伸:
マレーシアの学校では
子どもの学力と人間力を
伸ばす仕組みが色々あるようです。
他の国の良いところはパクりとりいれたいですね~
今週のテーマのブログです
① 「キレやすい子」とあきれめないで!子どもに笑顔をとりもどす方法
② 鉄則!キレる子どもにはワンランク上の対応で
③ ワガママだからとあきらめないで!キレる子が安心する時
④ 見直そう!キレやすい身体を作っていませんか?
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