思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
誰でもできる!キレる子に油を注がない必殺技
おはようございます。
昨日はマレーシアで子育て中の友人に
面白い話をたくさん聞かせてもらいました
さて、キレやすい子と
笑顔で話せるようになるお話です。
今日はいよいよ
子どもがキレている時の「心理的理由」に
子どもと一緒に注意を向けてみる場面です。
子どもに”理由”を尋ねてみましょう
子どもがキレてきた時には
一息深呼吸などしてみて
その場で落ち着いて対応できそうなら
そのまま関わります。
それが難しそうな時には
『後で話そうね』と伝えます。
そしてどちらの場合でも
『あなたはキレてる(キレてた)けど
そこには理由があるんだよね。
それを聞かせて』
と、その子のなりの
キレてる理由があることを認めてることを伝えます。
それは
「一緒にそれを解決していこう」という立場に立つことです
人が何かをする時には
自分で気づいていてもいなくても
そこにはその人なりの”理由”がありますよね。
その”理由”はモットモなことも
大きな勘違いのこともあります
でも、どちらにしてもその時には
その人にとっては大事な”理由”です。
内容よりも、自分にも
”理由”や”言い分”があることを
否定されることはつらいものです。
自分の存在を否定されたように感じますから。
私たちにもきっと子どもの頃に
「本当の気持」を聞いてもらえずに
頭ごなしに叱らせて
とても悔しかった、悲しかった思い出が
ひとつならずありますよね
この時の言葉がけのポイントは
「なんでキレてるの?」
「何が気に入らないの?」はなく
(責められてる感じしますよね
「何について怒っているの?」と
「本当はそれがどうだったらいいの?」という言葉です。
自分 vs キレてる子ども
ではなく
自分+子ども vs 怒ってる理由
にしていきます。
そうなると子どもにとって
目の前の人は
一緒に解決しようとしてくれてる仲間です。
戦おうをしても
自分が責められなくなっちゃえば
そのまま攻撃し続けるのは難しくなります。
自分を助けてくれようとしている仲間を
攻撃し続けるのは難しいことですよね
最初はキレてる”理由”尋ねても
本当の理由にたどり着けないこともあるでしょう。
その時は深追いせずに
「わかったら教えてね」と伝えておけばOKです。
そう問われれば
たとえわずかでも必ず
本人がそのあと一人でも考えようとします。
もう思春期になった子はどんな子でも
そういう力があるのです。
子どもの答えは返ってきても来なくても構いません。
そういう関わりを何度も繰り返してきましょう。
自分のキレる理由を意識するようになっていきます。
もし親への不満がでてきたら?
とりあえず最後まで聞き切りましょう。
ここではハラがたっても
「何も言い返さない」ことがポイントです。
とにかく全部言いたいことを言わせてから
『わかった。
それはね・・・』と
こちらの言い分を伝えます。
この時に自分が
冷静に対応できないと思ったら
聞くだけ聞いて
『わかった。私も考える。
あとで伝えるね』と
仕切り直しにいたしましょうね
人は誰でも腹が立っている時には
理性的ではいられません。
さっさと撤退して
でも必ず後から続けることが大事です。
そうやって何度仕切り直しても
大事な課題については
話し合いを続ければ良いのです。
それは
「キレずに話し合う」ということを
やって見せることになります。
私がやるようにやってごらん。
生き物の子育ての原型ですね
キレやすいのは
キレるのが習慣になっているだけです。
感情がわいたらそのまま反応することが
癖になっているのです。
その習慣とおさらばして
「本当に言いたいことを言葉にする」
を新しい習慣にすればいいだけです。
今の習慣を捨てて
新しい習慣を作るまでには
ちょっとした練習が必要です。
でも、それをしばし手伝ってあげれば
必ず新しい習慣は身につきます。
一度新しい習慣さえできれば
残り少ない子どもとの日々を
笑顔で楽しく過ごせるし
安心して自立した子どもを手放せます
(^^)/
より詳しい練習方法を知りたい方は
お問い合わせくださいね。
追伸:
マレーシアの学校では
子どもの学力と人間力を
伸ばす仕組みが色々あるようです。
他の国の良いところはパクりとりいれたいですね~
今週のテーマのブログです
① 「キレやすい子」とあきれめないで!子どもに笑顔をとりもどす方法
② 鉄則!キレる子どもにはワンランク上の対応で
③ ワガママだからとあきらめないで!キレる子が安心する時
④ 見直そう!キレやすい身体を作っていませんか?
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