中学生男子の子育てで役立つ!5つの違いと大事なポイント
『うちの子、中学生なのに
今のままで大丈夫でしょうか?
ずいぶん身体は大きくなったのに
行動は幼いままというか・・
上のお姉ちゃんの時とずいぶん違うんです。
朝は起きれないし
忘れ物はたくさんするし・・・
なんだか、小学生の頃より
だらしなくなってるのでは?と
思うこともあって、心配です 🙁 』
今週はあるお母さんから
そんなご相談をいただきました。
はい、実はこのようなご相談は
ちょくちょく頂きます 😉
たしかに、中学生男子の
見た目と行動のアンバランスさって
気になりますよね~
平均的な男子の身体の変化は
11歳半から本格的に始まります。
女子より遅く始まって
女子より短い間に一気に伸びることが多いんです。
一番伸びるのが中学時代なので
この時期の男子の身体の変化は目立ちますね。
なんとなく
身体が大人びてくると
心や頭の成長も一緒に進んでいると
思えてしまうのですが・・・
実は思春期には男女とも
身体と心と頭が
バラバラのスピードで成長していくんです 😯
一番早く変化するのが身体です。
一人の大人になるために
”性欲”という身体の欲求も
自覚できるようになってきます。
そして身体の変化と同じ頃に
ホルモンの関係で
心=感情が過敏になり始めます。
多感なお年頃の始まりですね
(^^)
でも、その身体の変化と欲求と
豊かな感情を
うまく使いこなす司令塔のはずの
脳の”前頭葉”という部分は
ものすご~くゆっくり育ちます。
なんと25歳から30歳までかかるんです。
ずいぶんマイペースな
のんびり屋さんですね 🙄
なので、特に思春期の始めの
中学時代には男女とも
身体と心の変化に
頭の変化が追いつかない状態になりやすいんです。
身体の欲求に負けやすかったり
感情に引っ張られたりしがちなんですね~
その身体・心・頭のアンバランスさが
一番強いのが中学時代です。
それで一見大人びた見かけと違って
一時的な感情的で行動することも増えてきます。
小さい頃より行動力があるだけに
大人からすると想定外なこともしたりしますよね。
昔から「14歳」は
何かと社会でも話題になるんですね
(><)
でも、このバランス状態は
本当に一人ひとり違います。
「生まれつき」の資質と
環境による違いがあるからです。
そして同じ子でも
そのバランスは時間の経過とともに
どんどん変わっていきます。
ただ、平均的には
中学時代には男子のほうが
そのアンバランスさが
女子より強く目立つことが多いようです。
それは、脳の成長のしかたが
男女で違うのと
女子のほうが平均1,5年は早く成長するからです。
同じ年ごろの女子を見ちゃうと
中学生男子がとても幼く見えるのも
アタリマエなのかもしれませんね〜
もちろん個人差もあるので
「男の子だから必ずこう」
というものではないんですが
男女の平均的な違いについて
知っておくのも役立つかもしれません。
「こういうことは
お姉ちゃんや周りの女子と
違うこともあるんだね」
と思えたら
子育てにも余裕ができそうですもんね 😉
「この子の性格だからずっとこのまま?」
と心配するのも減りそうです 😉
『男女の思春期の成長の違いから
男子について気になりやすいベスト5』
はこちらです~
1.言葉がもたつく。話さない
2.人への思いやりが足りないのでは?
3.注意力やスケジューリング能力、大丈夫?
4.朝起きられない
5.ストレスに弱い
さて、あなたがピンとくるものはあったでしょうか?
明日からはその
「中学生男子の子育て」で
知っておくと役に立つ
女子との5つの違いと
大事なポイントをお伝えいたしますね~
(^^)/
「中学生男子が無口なるわけ?」に続きます
追伸:
東京は最近雨が多いです。
そしてちょっと寒いです。
冬服もしまいたいけど
パリッと乾かないかな~と
気になって、衣替えも途中です
(*^^*)
今週のテーマのブログです
② 中学生男子が無口なるわけ?思春期に言葉にする力を育てよう
③ 人を思いやる力は育てられる!マイペースでも大丈夫
④ ダラダラ男子、テストの前日徹夜男子は変われるの?
⑤ 朝起きられない中学生男子がハマりやすいワナにはご用心!
⑥ 自分の自信を失いやすい中学生男子に知っておいてほしいこと