あきらめない力を育てるには

こんばんは。
今日は思春期コーチ養成講座の
第5日目でした。
全10日間なのでちょうど半分です 🙂

 

 

さて、あきらめる子のお話しです。

 

なんでもやる前から
「どうせ」と言ってた子でも
その子に合うてサポートがあれば
ちょっとずつでも希望を持って
何かをやり始められるようになっていきます。

 

そしてもし
勇気を出してやってみた時に運良く
「とてもうまくいった」ことがあると

そこでぐっと自信がついてきます。

例えば、本当は友達がほしい時に
勇気を出して挨拶したら
思いがけず話が弾んだ、なんて時ですね。

 

それでも、子どもが
勇気を出し始める時期には
「ものすごくうまくいくことばかりではない」
ということもアタリマエに起こります。

これはサポートする人も
心に留めておくとよいところだと思います。

 

「うまくいくこと」も
「うまくいかないこと」も
そして一番良く起こるのが
「簡単にはどちらとも言えないこと」です。

 

え、そんなことアタリマエでは?

そう、アタリマエなんですけど 😉 

それをあきらめてばかりいた子は
アタリマエと受け取れないことがよくあるんです 😐 

 

先程の例ですと
勇気を出して友達に挨拶してみても

その時はただ挨拶だけで終わった・・・
なんてこともありますよね。

これは「簡単にはどちらとも言えないこと」です。

ここで「挨拶できた」
「向こうも挨拶してくれた」を
”ちょっとした成果”として
受け取れれば良いのですが
すぐにあきらめる癖のある子は
そんな時にも
「挨拶しても友達になれない。
やっぱりだめなんだ」と
すぐ「だめだった」と捉えて
しまうことがよくあるのです。

 

もともと
「うまくいかないんじゃないか」
という思いを強く持っていると
「すごくうまくいった」以外のことを
「うまく行ってない」ことのように感じます。

 

常に「うまくいかないんじゃない?」と
センサーを張っているので
ちょっとした「うまくいかないこと」にも
あれこれ目が行ってしまいます。

そうやって何かうまくいかないことを
見つけしまうことで、すぐに
「やっぱり」と元のサイクルに
引っ込みそうになることが
特に行動の出始めには起こりがちなのです。

 

こういう時こそ
周りの人からの勇気づけの出番です 😉 

「やったこと」の結果から
「ちょっとでもうま
く行っていること」
を見つけていきましょう。

「やったからこそ起きた良い変化」に
目が向けられるようサポートしていきましょう。

あきらめる癖のある子は
どんなできごとからも
小さな良かった」を見つける練習が大事です。

 

勇気を出してやってみた挨拶に
相手から返事があったのなら

まずは第一段階進んだということを
認めていけるといいですね。

何度も挨拶していくうちに
親しい気持がお互いに湧いてきます。

そこからもっと会話が続くように
なることだってあるでしょう。

 

そもそも私達が
「いつも」とか「みんな」とか
言い出すのは
だいたい3回のできごとからだそうです。

でも、工夫しながら10回ほどやってみると
何かしらのわかりやすい変化が
必ず起きてくるものです。

まずはそこまで
なんとか続けてみるのが目標です 🙂 

 

「なんとかあきらめずに
やっていたから良いことが起きた」
という自分の体験ができたら

自分の自信となっていきます。

 

追伸:
今日は難しい課題の解決について
一緒に探求してみました。
ご自分の本気の課題を題材にして
ワークをしていくので学びながらも
本気の解放(すっきり!)が起きています 😀

 

今週のテーマのブログです
あきらめる子
「どうせ私なんて」サイクル
あきらめてばかりの子の自信を取り戻す

友達の手を借りられない子
「本当は欲しい」を感じてみよう

 

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