「どうせ私なんて」サイクル

おはようございます。
先日自転車に乗っていたら
パ~ンという破裂音が!!
なんと自転車の後輪がパンクです 😯

 

さて、「あきらめる子」のお話です。

 

子どもの様子を見ていると
友達が全くいらないわけでもなさそう。

勉強だって本当は
もっとやれば伸びるのに

そんな場合には
「自分からもっとやってみればいいのに」
と、思わず言いたくなりますよね。

 

でも、なかなか自分からは
動こうとしない子がいることも確かです。

何が起きているのでしょう?

 

こういう子と話をしていると
「どうせ僕(私)なんて」などの
「どうせ・・」という言葉がでてくることがよくあります。

う~ん、その言葉からは
ちょっぴりでも
「何かができたらいいとは思って」はいる。

だけど「どうせできない」と
あきらめちゃっているということが伝わってきますね 🙁 

 

これは、本当は欲しいことを
「やっても無駄」
「自分には無理」だと思ってしまって

諦めちゃっている状態です。

「自分では手に入れられない」と思い込んでいるんですね。

 

あれ?
なんでそんなことになっちゃったんでしょう?

 

そもそも誰でも
産まれたての赤ちゃんの頃には

なんでもやりたいことに挑戦して
あきらめずにやってきましたよね。

例えば、どんな人でも
最初から歩けたわけでなく

何度も何度も失敗してころんで
それでも立ち上がって
そのうち歩けるようになってきましたよね。

途中で「自分には無理!」とか
絶対に言わなかったんです。

(まだその言葉は言えなかったかも?:roll: )

 

そのように、人間なら誰でも最初は
「やりたい」という気持ちに
素直に行動してきたはずなのです。

 

でも、いつかどこかで
「何かに挑戦した結果
とても痛い目にあって怖かったか
ひどく怒られた」ことがあったり
または、挑戦して失敗した時に
「とても痛い目にあって怖かったり
ひどく怒られた」ことがあったのかもしれませんね。

例えば、小さい頃に犬に手を出して
ガブリとやられた子は
犬が怖くなるだけでなく
知らないものに手を出すこと全部を
怖がるようになってしまうこともあります。

 

体験の仕方によっては
ある特定のことに関してだけ
「無理!!!」だと思うようになることもあります。

何かしらの体験で
自分の思うとおりにやってみたら
「痛い目にあう」「ひどい結果になる」
または「誰かに怒られる」ということを
強烈に学習してしまったのかもしれません。

 

どこかでそういう思いを持ち始めると
別の機会に
自分のやってみたいことをしてみても
数回うまくいかないとがあるとまた
やっぱり自分ではだめなんだ」と
すぐにあきらめてしまうようになります。

それでまた、その思い込みを
自分で強化してしまうという

マイナスサイクルにはまっていくことがあります。

 

一つのことで「自分には出来ない」と
あきらめることが出てくると
その他のことについても
ちょっとしたことで
これもやっても無駄なんだ」と
思い込みを広げてしまうことがあるのがやっかいなところです。

 

そして、その子が
「やりたいけどできないな」と
思っている時に
周りの人が察して気を利かして
代わりにやってあげるということが
頻繁にあったりすると
その時には欲しいものが手に入ったとしても
「結局欲しいものを手に入れるには
自分ではだめなんだ」

「自分は人の手を借りなければ出来ない」
という思い込みをまた強化してしまうことになるのです。

このサイクルを止めるには
自分自身が行動した結果で
自分の欲しいものを手に入れられたという体験が必要なんですね。

『あれ?やってみたら
思ってたよりもできたよ、自分でも』
という体験です (^o^)

 

また、本人が誰かの手を借りたい時には
『これが欲しいので
代わりにやってもらえますか?』と

言葉に出してお願いすることが必要です。

それも一つの「自分からの行動」だからです。

 

周りがその子の欲しがっている気持ちを察して
さっとやってあげてしまうことが続くと
「自分が頼まなくても人はやってくれる」
ということが当たり前になってしまいます。

そうなると
「自分から人にお願いする」ということが
練習不足になってしまい
困った時には自分からお願いする
ということも
苦手になってしまうのです。

これでは自分が困った時に
察してくれる人が居なければ
人の手も上手に借りられなくなってしまいますね。

 

もちろん「人に頼んでばかり」というのも
行き過ぎると良いことではないですが
自分から頼むことも出来ないと結局
「頼めないし自分でも出来ないからあきらめる」
というパターンが強化されていってしまうのです。

もしこのパターンがあるならば
気づいたところから変えていけたらいいですね 😉 

 

追伸:
パンクをした場所が
自転車屋さんのすぐ近くだったのと
向かっている場所まで行く時間に
まだ余裕があったので助かりました。
もう12年近く使っている自転車ですが
もうちょっと仲良くしていきたいと思ってます 🙂

 

今週のテーマのブログです
あきらめる子

あきらめてばかりの子の自信を取り戻す
あきらめない力を育てるには
友達の手を借りられない子
「本当は欲しい」を感じてみよう

 

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