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将来の決め方なんてわからない⁉これからの時代を生きるための3つの大原則
将来について考えてから進路を決めなさい
なんて言われても
どうしたらいいのかわからなかったりしませんか?
でも子どもは『どうやって将来を決めたらいいのか分からない』って言うんです
今週はそんなご相談をいただきました 🙂
でも、今はもっとはっきりと自分で『選ぶ』のが必要なんだと聞いています。
どうすればそれができるんでしょう?
そうですよね~
私も自分の時には思いっきり、偏差値となんとなくの情報だけで志望校を決めてました。
未来のビジョンも「みんなと同じ」に就職して結婚して子どもができて・・・でそれなりにOKと思っていた時代でした(遠い昔・・ 😳 )
でも今は時代が大きく変わっています。
色々なコトやモノの種類がとても多くて多様化しているので、なんでも「自分から選ぶ」のがとても重要になっているんです。
もう、一昔前のように「誰かのアドバイス通り」や「自然体で流されよう」だけではうまくいかないことも多いんです。
【将来への道筋】もあまりにも選択肢がたくさんあるので、どの流れにいつまでの乗るのかなどを自分で決めることが必要な時代です。
一度決めても時代の流れで状況が変わりますから、他人や運任せだけにしていると、どこに流れ着くかが全く分からないに時代になっています。
「予測のできない変化の波の乗ること」と『その時時で自分で選んでいくこと」の両方のバランスが必要です。
そしてこの傾向はこの先も続きます。
でも実際にはどうやって決めたらいいのかがわからないんで困ってます 🙁
時代が変わってきてるので、将来についての考え方が大きく変わってます。
将来について考える時の大事な3原則と、今の時代のお子さんの年代別の4つのとりくみ方についてご一緒に見ていきましょう!
新しい世の中を楽しく泳いで好きなところに行きたいですもんね☆
目次
これからの時代の将来の決め方についての3つの原則
この3原則を役立てる前の準備として大事なのは「この変化の時代には、絶対にいつまでも大丈夫な正解はない」という前提です。
当たり前ですが、人は自分の成功体験を大事にするものです。
さらに親ならば、可愛い我が子にも「自分がやってうまく行ったことをして、確実に成功してもらいたい!」と思いますよね。
それで、ご自分がうまく行ったことをお子さんにも「絶対いいから!」とススメたくなるものです。
でも、例えば将来の選択肢についても、10年前は小学生の頭にユーチューバーなんて全くありませんでした。
それが今では「なりたい職業NO.1」になっているんです 😉
お子さんの選べる範囲がずっと多くなっている時代です。
イマドキでは、たった10年でも色々なことが大きく変わってしまいます。
時には同じ兄弟でも【うまくいくやり方】が変わってしまうこともあります。
受験や就活などではそれがわかりやすいです。
ご自分の体験から「これが良かったよ」とお子さんに情報として伝えるのはいいのですが「これなら確実」とは言えなくなっていることにご注意です 😯
ほんとに時代の流れが早いんです。
なので何かについて考えたり決める時には、「時代の流れ」という視点を持っておくことがとても重要です。
将来について考える時の3大原則
(1)仕事の種類だけでなく、働き方についても考える
(2)”現時点でのベスト”という考え方をする
(3)好きなことから考える
(1)仕事の種類だけでなく、働き方についても考えて決める
よくあるのは「自分の将来」=仕事の種類という考えです。
もちろん、仕事には自分の人生の多くの時間を使いますから、その種類もとても大事ですね。
ただこれからの時代にはより「働き方」も多様化していきます。
同じ「エンジニア」さんでも、企業の一員としてお仕事をする場合も、フリーランスという働き方もある時代です。
この二つでは「仕事の種類」が同じでも、働き方、そして生活の仕方=ライフスタイルが大きく違います。
中学生のうちから色々なライフスタイルを実感するのは難しいかもしれませんが、お母さん・お父さんもできるだけ多様な働き方やライフスタイルがあることを、日頃から意識しておくのがおススメです。
ついつい人は自分の身近な例だけを考えたり、知らないものを「怖い」「不安定」だと避けちゃうことがあります。
だからこそ「仕事内容」だけでなく「色々な生活スタイルと働き方がある」と知っておくと可能性が広がります。
実際に思春期のお子さんたちと話していると「満員電車で通勤する人にはなりたくない」という言葉がよく出てきます。
子どもはそこからすぐに「フリーターがいい」「家でユーチューバー」と発想しがちです。
でも今は会社にお勤めをする場合でも、フレックスなど色々なパターンが出てきてます。
案外子どもは知ってる範囲が狭いので、なんでも簡単に決めつけないでどんどん「調べてみる癖」が持てると強いです!
”在宅ワーク”はなんとなく他人事だったけど、う~ん、子ども達の時代にはアタリマエになっているかも!
(2)”現時点でのベスト”という考え方で決める
「安定」を大事にしている人は多いです。
「変わらない」と先が読めるので「安心」だと思うのです。
ところがこれからの時代のキーワードは「変化」です。
ITと運送技術の発達により、なんでもものすごいスピードで「変化」しています。
特にこれからはAIによって、なくなる仕事・新しく生まれる仕事が大量にあると予測されています。
「仕事」の種類も「働き方」も、どんどん「今までになかったもの」が出てくるので、10年先の業界・企業・仕事がどうなっているのかを予測しにくい時代です。
個人や学者でも、いくら情報を集めて頑張って考えても、20年先にこの仕事が確実にあるのかや、伸びていくかどうかの確実な答えを出しにくくなっています。
そしてそうやって選んだものをやっているうちに、環境も変化しますし、自分も成長しますから、ある程度のタイミングでまた考え直す、選び直すというパターンになるんです
今では新入社員で入っても、30歳の頃に一度転職を考える子がとても増えてます
いつまでも結論を先延ばしにしてしまうと、延ばしてるうちに環境もどんどん変わるので、それまでの情報が古くなってしまうんです
(3)好きなことから考えて決める
このように環境がどんどん変わっていく時代では、「自分を今あるものに合わせる」だけでは、振り回されるばかりです。
自分の中に「選択の軸」、いわいる「自分軸」が必要です。
そもそも「幸せかどうか」は「自分が幸せと感じるかどうか」です。
他の人には「自分が幸せと感じるかどうか」はわかりません。
だからこそ、自分が好きで楽しいことや幸せと感じることを自分で選ぶのが大事なんです。
好きを軸にして選ぶといい循環が起こります
* 好きなことだと自分からやりたくなる
* 自分で選んだという納得感が出るので、何かあっても自分で責任をとれる
* 好きなことだとどんどん工夫するので上達するし、自分から研究する
* それにより”他の人にはない強み”になる
* その強みを求める人に役立ててもらえるので、価値(=対価)も上がる
* 人の役に立てる大きな喜びが味わえる
これからの時代にはマニアックなものでも、ネットで見つけてもらえますからね
そうなると将来の決め方が昔みたいに単純じゃないので、子どもだけでは難しそうですね 😯
もちろんどこからでも方向転換はできますが、できたら早いうちから”自分らしい場所”に行く方がいいですよね。
必要な学びも技術も身につきます。
選択肢が多くて選ぶのが難しい時代になってますから、お母さん・お父さんもお子さんのサポートをしてあげてくださいね。
もちろんコーチングなどの専門家の手もバンバン借りてくださいね 😉
それでは次は「お子さんの年代別のとりくみ方」について見てみましょう!
将来を決めることへの4つの年代別の取り組み
では、中学時代・高校時代・大学・専門学校時代の「将来を決める」ことへの取り組みを見てきましょう
中学時代にできる将来への取り組み
この時期は「自分を知ること」が大事です。
ホルモンの関係で感情のアップダウンが激しくなるこの時期こそ、自分の感情との付き合い方を身に着けておきましょう。
(この時期の感情との付き合い方についてはこちらもご参照ください)
自分が何に「好き」「楽しい」「幸せ」「嫌い」「苦手」と感じるのかにアンテナを立てておきましょう。
また、短期的な「快楽」と「喜び」や「充実感」「達成感」「つながり感」などとの違いも体験して言葉にしておくといいですね。
できるだけ色々な種類の体験をしたり、人にあったり、場に出かけていくのがオススメです。
そして「方向性を仮決め」して、受験校を選びましょう。
こんなはずじゃなかったで次の3年間を過ごすのではもったいないです~
高校時代にできる将来への取り組み
高校になると、より具体的な進路選択が待っています。
さらに自分らしさを育てていくために、自分が「好き」「楽しい」と思うことをやって、なぜそれが好きなのかと言葉にしていきましょう。
自分の興味のあることは実際にやってみて情報を集めましょう。
人に会い、場所に行き、頭で考える以上に、心で感じて脚で未来を手に入れる準備をしましょう。
また、この頃から「他の人の役に立つ」という視点を持ち始めましょう。
この時期に焦ってこの二つを結び付けなくても大丈夫ですが、そのつながりを知って行動していると、ある日ひらめくこともあります (^^)
身体・心・頭で見つけた方向性で大学や専門学校、就職先を決めましょう。
大学・専門学校時代にできる将来の決め方
ここまで来るとある程度の専門的な学びをしています。
より専門的な範囲の中で、学びながら自分の「好き」「楽しい」エネルギーが湧くものを深掘りしていきましょう。
深掘りしていくとお芋掘りのように、自分では予想していなかった面白い「好き」のタネが見つかることもあります 😀
そして一方では、自分の時間の2割位は自分の「好き」「楽しい」以外のことにも時間を使ってみるのがオススメです。
「好き」「楽しい」を横に広げる感じです。
友達のオススメやバイトなどで出会ったものから、新しい興味が広がることもよくあります。
学生のうちこそ、失敗したり人にどんどん質問するチャンスです。
志があれば思っている以上に社会に受けとめてもらえますから、ぜひこの時期はバンバン行動してみましょう。
就活は早めに始めて、インターンはその時に興味があるものにどんどん参加してみるといいですね。
同じ業種や似たような働き方でも、どれほどの違いがあるのかを心と身体で知ることができます。
今までのコーチングセッションでも、2年生の頃は「自分の好きなものがわかりません」と言っていた方が、その人らしいやり方で進めていったところ、最後には面接を受けるプロ?みたいになって、一流企業からの内定をどっさりとったという事例もあります (^^)b
社会人になってからの将来の決め方
こういうことが好き!と選んでも、実際の仕事場面では色々なことが起こります。
それでも自分軸が自分でわかっていると、与えられた環境でそれを活かすことができます。
具体的な社会の中で行動しながらいろいろな情報を集めて、より自分らしく人の役に立てるように自分で選んで行動していきましょう。
これからはいつでも自分でチャンスを見つける時代です。
おまけ
実際に体験できる範囲に限りがあっても、映画やドキュメンタリーを観ることで世界がぐっと広がりますから、学生時代には沢山見るのがオススメです!
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回は「将来の決め方の3原則」と「お子さんの年代別のとりくみ」についてご紹介しました。
選択肢がとても多いので、子どもだけで決めさせるんじゃなくて、親もサポートするほうが良さそうですね
将来の職業を具体的に細かくアドバイスをするよりも、考え方や決め方をサポートしてあげるといいと思います。
決め手はお子さんが「自分軸」を持って「自分で選ぶ」ようになることです。
それは一生役立つ、なによりの財産になります。
人生100年時代です!
これからもずっと変化する時代を楽しんでいきましょう 😉
♡♡追伸♡♡
これまでの日本では「安定していること」「みんなと同じ」が大事だとされてきました。
ところが科学技術の進歩に寄って、今では世界中が「変化」と「他の人と違う自分らしさ」がキーワードの時代になっています。
今はその新旧の価値観が入り乱れている時代ですが、この先はどうしても後者の時代になっていきます。
子どもたちの、これからの時代を生きる力は「変化に対応できるしなやかさ」と「自分らしさ」の両方を育むことで育ちます。
そしてお母さん・お父さんも100年時代を楽しみましょう \(^o^)/
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