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いじめられた子のケア
会話しなくても、身体から
トラウマやストレスを解放するワークを
お伝えしたお子さんから嬉しい報告を頂いています 😀
さて、思春期のいじめについてのお話しです。
なぜ思春期のいじめは大問題になってしまうのでしょうか
それは、いじめられた子の方のケアが
充分でないことがあるからだと私は考えています。
思春期のいじめでは
その子に何も落ち度がなくても
「自分にはないものを持っている」
「自分が別の子とくっつきたいから」
「自分を特別に大切にしてくれない」
という全く”言いがかり”レベルで
ターゲットにされることがあります。
「仲間はずれ」というのは
本能的に人間をとても苦しめます。
ましてや「友達がとても大切」な思春期には
友達からハブられたり
嫌がらせをされることはとてもとても辛いことです。
その辛さがある上に
人は何か衝撃的な出来事については
その「意味を探す」ということをします。
意味を探して二度とその衝撃を
受けないようにする、というのが
その本来の機能なのですが
それが”言いがかり”だと
つけられた方からは全く「意味」がわかりません。
それでもなんとか意味を見つけようとすると
「自分が何か不適切なことをした」
「自分が良くない」と思い始めるようになり
自分の容姿や話し方などを
異常に気にするようになってしまうことがあります。
これって、本当にひどい話ですよね 👿
でも、思春期には実は良くあるのです。
いじめた方はすっかり忘れていても
いじめられた方がずっと長い間
異常に自分のことを気にしたり
人が怖くなってしまうということが。。。
そしてそれはもちろん
適切な関わりがあれば
そこから抜けだしていけるのですが
上手くできないと長時間苦しいままに
過ごしてしまう・・ということも起きています。
思春期の脳はストレスに弱いところがあるので
ある程度以上深く
「自分の容姿が悪い」
「自分の行動がおかしい」と
思い込みすぎると
周りでいくら「そんなことない」と言っても
簡単にそこから抜け出せなくなることがあります。
子どもの様子を観察していて
おかしい!と思ったらとにかく早く
専門家にご相談くださいね。
また、自分で意味が分からずに
混乱している状態が苦しくて
何か自分でコントロールできるものを探すようになり
そこから摂食障害などになることもあります。
食べない、食べ過ぎるは症状なので
こういう状態を見つけた時も
ただちに専門家に繋いでください。
症状が目を引きますが
食べさせる、制限するという話ではなく
心のバランスを整えていくことが大事です。
こちらも良くなる方法がありますので
慌てずに、責めずに関わってください。
子どもの行動がおかしい時には
その理由があるはずですから
見えている症状で子どもを責めることは
絶対にしてはいけません。
追伸:
人目が怖い・・というお子さんでしたが
ワークをしてから
初めてのバイトに行ったら
「思ったより全然緊張せずに
自分でもびっくりです」と
報告してくれました。
やったね (≧∇≦)b
今週のテーマのブログです
① 思春期といじめ
② いじめの構造(1)
③ いじめの構造(2)