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「お前のせいだ」を引き受ける
こんにちは。
私の住んでいる神楽坂には
とても美味しいお店が沢山あります。
こぢんまりとした個性的なお店が
意外な路地にもあったりします 🙂
さて、誰かの機嫌の良し悪しを
自分のこととして引き受けてしまう
そんな思春期の子どものお話しです。
Aさんがイライラしているその理由は
私が関わっていることもあるけれど
Aさんの過去/現在/未来の
もっと広い世界の中のどこかにありますね。
今私の目の前でAさんがイライラしていても
私と全く関係のないことが
その理由なのかもしれません。
なので、「自分が何かしたのかも」と
自分の中を探しまわっても
その理由は見つからないかもしれませんね。
そして、さらにもしAさんが
私に関わることでイライラしていたとしても
それに「イライラする」のはAさんの課題です。
あることに対してどう反応するのかは
その人(Aさん)自身の課題だからなんです。
同じ☆☆ということがらにふれても
AさんとBさんでは起きる感情は違います。
例えばチョコレートをあげた時に
Aさんは嬉しい!と思い
Bさんはダイエット中だから困る・・・と
思うかもしれません。
その人、その時によって持つ感情はそれぞれです。
そしてさらに、その感情から
どう行動するのかはその人自身の課題です。
一つの感情がわいた時
その先どう振る舞うのかは
その人自身が「選ぶ」ことができるんです。だから「その人の課題」なんですね。
知らずにチョコを渡した時に
「私困るのよ!」と怒られたとしたら
それはおかしな話ですよね。
「私今はいらないわ。ありがとう」と
言うことだって選べますよね。
人の感情と行動反応はそれぞれ。
どんな感情が沸いたとしても
「間違い」でもありません。
そしてその感情からの行動は
実は無数にあるんです。
そしてその幾つかから
自分で選ぶこともできるのです。
その時何を選ぶのか、それは自分の課題です。
よくDVや虐待の加害者が
「相手が自分を怒らせた」
という言い方をしますが
怒って加害したのは加害者側の「選択」です。
そもそも相手の方が
自分を怒らせないように気を使うべき
という考え方は
自分の課題を相手の課題にすりかえて
ナンクセをつけている状態です。
自分の「怒る」「加害」という反応を
相手の責任にしてしまっています。
ところが優しすぎる子は
人が怒ったり悲しんだり
マイナスの反応をする時に
自分のせいだとひきとってしまいます。
本当にそれが自分が関わったことで
相手がそう反応するのはもっともだ、と
客観的に思えたらその時には謝ればいいのです。
思春期の頃にはまだ
自分の感情におしながされたり
広い視野でものを見えないことがあります。
そんな子たちの集団では
口が達者な表現力のある子が
幅を利かせていたりすることがよくあります。
あれがうまく行かなかったのは
あなたのせいよ
(男子だと、試合に負けたのは
おまえのせい)
あの子にあんなことをして
あなたってひどい人ね
(男子だと、おまえサイテー)
そんな言葉をぶつけてきたり
それだから当たり前でしょと
不機嫌な態度をとってきたりします。
成熟した大人の世界では
そういう人のほうがはじかれますが
思春期の子ども社会では
押し出しの強い子のほうが
正当なことを言っているように
みなされることがあります。
または、ちょっと言いすぎじゃない?
と感じていても
言われた子の立場をイメージして
その子をかばったりまですることはまれです。
その場の雰囲気をよんで
「やばそうだから関わらない」と
さっと引く子が多いのも今の時代の特長です。
そういう強い態度の子が押してくると
優しすぎる子は
「自分が悪いのかも」と
それを引き受けてしまいがちです。
最初は「え?」と思っても
どうしたらいいのかわからなくて
「やっぱり私が悪いのかも」と
引き取ってもしまうことも多々あります。
一度そういうことがあると
押しの強い子は
自分の感情のはけ口として
自分の課題をその子にどんどん
背負わせようとすることもあるんです。
優しすぎる子は
自分の課題と他人の課題
まずはしっかりわけられるようになりましょう。
それから押しの強い子が言うことを
上手にお断りする方法を
身につけて行くことも大事です。
そのお断り方法は
具体的にその子ができるもの
具体的なその相手に効くもの
色々あるなかから
しっかり選ぶことが大事です。
軽いこすれあいから「いじめ」まで
課題を分けることから解決へと向かっていくことが
実は結構あるのです。
もし実際に今困っているならば
個別にご相談くださいね。
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追伸:
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他にも試したいお店が沢山で
リピするチャンスもなかなか来ません。
ランチも夜も神楽坂、おすすめですよ~
今週のテーマのブログです
① 優しすぎる子どもたちへ
② 私イラつかせてる?
④ 今食べないとおいしくないわよ
⑤ 少し考えてみます
⑥ ダメ出しからの卒業
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