「その場の感じ」を優先してしまう子:思春期の子どもシリーズ

おはようございます。
今日から思春期親子コミュニケーション
10日間講座が始まります!

 

さて、思春期の子どもの
「素直に言うことを聞かない」
についてのお話しです。

 

昨日は「気質」のなかでの
「自分のこだわり」を
考え・感情・行動の中心にするタイプについて
お話しました。

今日は
「何度言っても言うことを聞かない」
と言われがちな
もう一つの気質についてお話しますね。

 

それは「その場の関係性」や
「場の雰囲気」が
自分の考えや感情、行動の
中心になるというタイプです。

このタイプの子は常に
相手との”今ここ”での関係性に
意識が行きます。

誰かとのやりとりに
自分が何らかの影響を与えること興味があります。

目の前の相手と
うまくやりたいという気持ちが強ければ
”今ここで”の関係性を良好にするための
言葉や行動をすぐにとります。

人の話に合わせたり
話を盛り上げたりすることが上手です。

それはこうやればうまくいくと
考えてする、というよりも
感覚的にその場で感じたことに
反応をするという感じです。

華やかで人目を引くことが
多いタイプです。

 

ただ、”今ここ”に
意識が集中しているので
この気質がとても強いと
ちょっと困ったことが起こります。

”過去”と”未来”とのつながりを
あまり意識することがないのです。

そこで、「この前会った時の話と違う」
ということや
「別の人に話していたことと違う」
ということが
本人としては何の悪気もなく
起こることがあるのです。

周りからすると
「嘘つきかも」「信用できない」
「調子がいい」と
思われることも起こります。

 

子どもと真剣に話しをして
『よくわかった』と真顔で言うものだから
「もうこれで大丈夫」と思っていると
本人はわざとではなく意識せずに
違うことをしてしまう・・・
ということが起こるのです。

 

昨日の「こだわり派」の子は
言葉が重いタイプでしたが
こちらのタイプの子の場合
自分の言葉も相手の言葉も
とても軽く扱ってしまうというのが特徴です。

 

このタイプの子には
じっくり話すというよりは

一つづつ、何度も具体的に
繰り返し話をしていくことが必要です。

昨日のタイプとは違う意味で
大人が粘り強く接する必要があり
ちょっと手間がかかることもあります。

大人の方がこのタイプの要素を
持っていない場合には
このタイプの子を”理解”するのには
ちょっと苦労するかもしれませんね。

 

子どもが、この話し手と仲良くしたい
親密でいたいと思えば
徐々にこちらの話が入ってきます。

まずは子どもとの関係性を
しっかり築くのがポイントとなります。

 

親子でも兄妹でも
気質タイプが違うことがあります。

タイプが違うと
相手のことが理解できない、と
思うことが多くなってしまいます。

相手のツボがわからないからですね 😉 

 

それでも、もともとの
「気質」のタイプが違うのだとわかると
ある意味諦めもついて
ポイントを押さえた関わり方が
できるようになりますね。

 

あとは学習したり練習したりして
「環境」が変わることで
自分の気質を子どもが上手に
使えるようになっていきます。

 

追伸:
今日は講座が終わった後に
懇親会?の予定です。
地方からいらしてくださる方と
なにか美味しいものを食べながら
いっぱいお話ししたいと思っています。

 

今週のテーマのブログです
思春期の子どもが素直に言うことを聞かない時に知っているといいこと
② 何度言っても聞かないのはなぜ?
納得感」にこだわる思春期の子

思春期の子どもがわざと言うことを聞かない時
「私にはわかっている」?

 

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