思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
子どもが嘘をつく時の4つの目的と対処法:その2
こんにちは。
昨日の保護者会セミナーは
お父さん・お母さん・先生にも
とても喜んでいただけました!
やった~ 嬉しい 😀
今日は、子どもが嘘をつく時の
4つの代表的な目的のうちの
「3.話を盛る」と「4.誰かをかばう」についてです。
人と話しているうちに
事実よりも「話を盛ってしまう」タイプの子がいます。
とっさに話を誇張したり
創作したりしちゃうんです。
目的は「相手に影響を与える」ことです。
本人としては
話の流れの中で
「こう言ったらもっと話が盛り上がりそう」
「こんなこと言ったら驚くよね」と
悪気なく「話しを盛って」しまいます。
自分の話で相手に面白がってもらいたいんです 🙄
また
「こういう自分ならかっこいいと思われる」
「こういう自分なら面白いと思われる」
と、瞬間的に浮かんだことを
そのまま喋ってしまう子もいます。
相手の人に、自分に興味を持ってもらいたいのです。
どちらもじっくりと考えて・・・
というよりも場の雰囲気でやってしまいます。
あまり深く考えずにつくという点では
「1.ごまかす」と似ていますが
マイナス面を隠すのではなく
過大に話しを「盛る」んです。
ある意味、瞬間的に場の空気を読めて
すぐに対応できるタイプです 😯
ですが、結局は
その場限りの調子合わせなので
辻褄が合わないことがボロボロ出てきて
簡単にバレてしまいます。
「騙そう」「隠そう」が目的でなくても
結局や「信用できない」と思われてしまいますね 🙁
子ども自身に、その場はよくても
結局どんな関係になるのかを
しっかりわかってもらうことがポイントです。
「4.誰かをかばう」は
思春期の子どもには
とてもよくあるケースです。
思春期になると「友だち」は
特別な意味を持つようになります。
例え自分がいじめられていても
友だちの悪い側面を大人に話せば
「仲間」を裏切ることになると
思こんでしまうことがあります。
子どもなりの「正義感」で
絶対に口をわろう?としなくなります。
こういう場合には
『ありのままを言う方が
あなたのためになるのに
なんでかばうの?』
と説得しようとしても難しいでしょう。
「結局このままでいることが
本当にその子のためになるのかどうか」
をしっかり考えてもらうことがオススメです。
このケースでは
子どもが本当の事を話してくれた後に
不必要な罪悪感を持たないような
フォローも大切ですね 😀
いかがでしょうか
その子なりの
嘘の目的を見つけてみてくださいね。
明日は子どもと嘘について話しをした後のお話です (^^)/
追伸:
その学校に年2回伺うのは
3年目になります。
毎回必ずご参加下さる方もいらして
とても嬉しく、励みになってます 😀
今週のテーマのブログです
① 嘘をつく子:思春期の子どもシリーズ
② ご存知でしたか?子どもの嘘を責めると逆効果!
③ 子どもが不必要な嘘を手放す5ステップ
④ 子どもが嘘をつく時の4つの目的と対処法
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