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思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えて下さい
最幸の親子関係を作るお手伝い
こんにちは。
今長野から東京に帰っています。
とても素晴らしい2泊3日の研修でした!
さて、子どものチャレンジする力を
よび覚ます「勇気づけ」についてのお話です。
「褒める」と「勇気づけ」の違いについて
さらにお話していきますね。
「褒める」は子どもの行動の結果を
賞賛するものです。
いつも結果についての声がけをしていると
子どもは結果を気にするようになっていきます。
そして結果の良い悪いは
たいてい誰かの結果との比較になりがちです。
「A君よりも良かった」
「お兄ちゃんより上手だった」
いつもそんな風に自分の結果を
誰かの結果と比較していると
他の人は「自分の競争相手」になってしまいます。
それでは他の人のことを
「自分の仲間」と捉えにくくなりますね。
他の人と協力して
何かをやっている時にさえ
いつのまにか「あの人よりうまくやろう」
「あの子より認められたい」
そんな気持ちが湧いてくるようになります。
また、他の人の成功を
自分に関係のないときでさえ
素直に喜べない気持ちにもなります。
さらに行き過ぎると
他の人の足を引っ張ってまで
自分の結果をよく見せたい、と
思うようにもなってしまいます。
そんな風に周り皆がライバルだったら
いつも競争ばっかりで
心が休まる暇もありません。
ストレスだらけで自分の心身の健康も
損なわれてしまいますね。
よく、のんびりした子に
「ハッパをかける」つもりで
子どもの競争心を煽るような声がけを
している方もいらっしゃいますが
もともと誰かとの競争が苦手な子は
その声がけ自体がとてもストレスになるものです。
「勇気づけ」の方はその子の成長を
自分の変化として捉えます。
今までできなかったことが
できるようになったり
以前よりも少しでも上手に
できていることを見つけた時に
そこに対して言葉がけをします。
『演奏している曲が
より滑らかに聞こえるよ』
なかなか理想主義が強くて
「理想像」通りにできない時に
自分の成長を認められない、
ということは思春期にはよくあります。
そのような子どもからすれば
「大したことがない」ことでも
大人がその変化に気づいて
言葉がけをすることで
子どもも「そうかな。。。」と意識が向くようになります。
少しでも自分の努力が報われていれば
誰でもやる気が湧くものですね。
また、いつもできないことが
たまたまできたような時にも
すかさず「できたこと」を言葉にします。
毎朝毎朝起こさないと起きない子が
なんとびっくりで自分で起きてきた時
『どうしたの、めずらしい。
雪でも降るのかしら』
では、せっかくの子どもの
「できた」という気持ちもしぼんでしまいますね。
「今日はたまたまで、明日はないかも」と
思ったとしても
『今日は朝早く起きたね☆』とさらっと言葉にしてみましょう。
100回に1回でも「できた」ことを
認めてもらうのはやはり嬉しいものですね。
「またやってみようかな」という気持ちがわきますね。
追伸:
今回トレーナー資格をとってきた
「リセット」というワークは
呼吸とストレッチによる3ステップで
人の自然回復力を驚くほど上げるものです。
後日また詳細をお知らせいたしますが
ご興味の有る方はお問い合わせください。
今週のテーマのブログです
① 「やる気』を思い出させる
② 「勇気」を思い出す
③ コントロールできるものに注目する
④ これは良いのかダメなのか?