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【超重要】自己肯定感を高めることが思春期に最も重要なわけ
思春期のうちにこそ、自己肯定感を高める5つの関わり方が大事です!
学校の先生からも、自己肯定感が低いんじゃないかと言われたようです
今週はそんなご相談をいただきました 🙂
その”自己肯定感”というのが関係しているんでしょうか
小さい頃はハツラツとしていたお子さんが、思春期になるとなんとなくトーンが下がったり、自信をなくしたようになることは、実は珍しくありません。
でもそんな我が子を見たら、お母さん・お父さんとしては『あれ?どうしたのかな』と気になりますよね。
その気づきをぜひ、お子さんの可能性を大きく育てることに繋げましょう!
思春期は身体・心・頭のすべてが大変化する時期です。
それだけでも子供は不安定になりやすいんですが、この時期には成績や技能で「評価」「順番」をつけ続けられることも始まります。
自分の内も外も、けっこうストレスフルなんです。
この時期はホルモンバランスが崩れたり、人間関係や成績などで悩むことも起きやすくなるので、お子さんがイライラしたりトーンが下がって見えることもよくあります。
「自己肯定感」を充分に高めることができていると、何かの課題がやってきても、たくましく乗り越えて成長することができるんです 🙂
では、ご一緒に”自己肯定感”についてと、それを高める関わりについて見ていきましょう
目次
自己肯定感とはなんでしょう?
まずは「自己肯定感」とは何か?ということから始めましょう 🙂
「自己肯定感」は実は色々な意味で使われていることがありますが、思春期の生きる力コーチングではアドラー心理学をベースに考えています。
自己肯定感とは、一言で言うと「自分がありのままの自分であってよい」という感覚です。
よく「自信があること」や「自尊心」「自己有用感」と混同されますが、自己肯定感はそれらすべての土台の感覚です
では違いを見ていきましょう!
自信がある:何かがやれそう、どうにかなる、という感覚。
自尊心:自分を大切にする気持ち。
自分の考えやふるまいに自信を持っている
こじれていると、他人からの指摘を受け入れられなくなり、自分の考えやふるまいに固執してしまう
自己有用感:自分は誰かの役に立てるという感覚
これらはどちらかと言うと、何かをすることに関係していますが、自己肯定感というのは「自分という存在」についての感覚です。
自分が何かができても、できなくても、「自分という存在」はOKなんだ、という感覚なんです。
良いところがあるからOKという”条件づき”ではなく、良いところも、まだまだなところも山盛りだけど、そういう自分をまるごと認める、受けとめるという感覚です。
反対に自己肯定感が低いと「マイナスがあってはだめだ!自分には価値がなくなる」という思いが前提になってしまうので、マイナスなことがあったらよく見るまえになかったことにしようとします。
そうなると結局、自己否定や自己卑下を心のどこかに隠し持つようになるんです
「マイナスのある自分には価値がない」と思っていると、なんとか自分のプラスを誰かに証明しようとするか、あきらめて誰かに依存しようとするかのどちらかの生き方になってしまうんです。
「自己肯定感」を高めるのって、とっても大事なんですね!
はい、その理由をもっと詳しく見てみましょう 😛
なぜ自己肯定感を高める事が必要なのか
生きる力の土台になる自己肯定感ですが、それを高めることが必要な理由は大きく2つあります。
(1)自己肯定感が低いと、自分らしく生きられずに苦しくなってしまう
「自分はありのままではダメ」なので、生き残るためには何かをしなくては!と自分のエネルギーをそちらに使ってしまいます。
(2)これからの時代には自己肯定感が高いことがますます重要になる
「自分らしくいること」がこれからの時代にはどんどん重要になるからです。
(1)自己肯定感が低いと自分らしく生きられない
先程も触れましたが、「自分がありのままで存在してOK」という感覚が持てないと「自分はこのままではだめ」「何かしなくては生き残れない」という感じを心の奥で、いつも持ち続けることになります。
それは「自分の存在」に関わることですから、とても本能的で強烈な「怖さ」です。
だから存在するために「頑張って自分の価値を証明しようとする」か「諦めて誰かに依存する」ことに自分の力を無意識で使ってしまうんです。
*自分の価値を証明しようとするパターン
「自分には価値があることを証明しなければ!」と頑張ってしまうパターンです。
このパターンには2種類あります。
① 自分は他の人より優れている時だけ価値がある
⇒ 誰かと競争して「勝つ」と、自分に価値があると証明できると感じています。
なのでいつも誰かと競争して勝ち続けることが必要です。
そうなると他の人が「仲間」よりも「ライバル」になります。
誰を見ても自分と比較して優劣をつけようとします。
何かで自分が勝っていると感じている間は気持ちが落ち着きますが、別の条件や他の人が出てくると、すぐに「勝てるかどうか」が気になってしまうので、基本的にいつも安心できません (T_T)
また、もし自分が負けた!と思うと「自分の存在レベル」まで脅かされた感覚になるので、ものすごくダメージを受けることになってしまいます。
自分の得意は磨けても心が休まらず、他の人と利用し合うことがあっても心で繋がれないので、結局幸せとは縁遠くなります。
なぜか人と自分を比較したり、勝ちたい気持ちが強い時にはその裏に「低い自己肯定感」が隠れていないかチェックしてみましょう
② 自分が負けたり失敗していない時には、自分には価値がある
⇒ 自分が生き残るためには負けないことが必要なので、「勝てそう」「うまくやれそう」なこと以外には手を出さなくなります。
そうなるとリクスがとれないので、自分の本当にやりたいことにもチャレンジできなくなります。
自分の可能性を狭めてしまうので、もったいないですね 🙁
*自分でなんとかするのは諦めて、他人に依存しようとするパターン
自分で自分の価値を証明するのを諦めてしまったパターンです。
そこで生き残るためには「だめな自分」は誰かに依存するしかないと思っています。
このパターンにも2種類あります。
① 「自分はだめ」ということで、他の人の保護を求める
「弱い」「できない」とアピールすることで、他者のサポートを求めて生き残ろうとする戦略です。
「自分らしく振る舞ったり能力を磨くと他者から見捨てられる」とどこかで思っているので、本当にやりたいこともできなくなります。
そして「劣っている」アピールをしているうちに、本当の自己卑下に陥ってしまいます。
一見ラクなようですが結局は他者に依存しているので、自分らしさを充分に発揮することはできません。
② 「自分はだめ」なんだから保護しない他者を責める
「弱い」「できない」自分は特別に保護されるべきなのに、気を使ってくれない人や社会を責めるようになります。
何かあるとすぐにキレることで、他の人を動かそうとします。
自分も他者も不幸になってしまうこのやり方を手放せるようなサポートが必要です。
これらは、心の奥底にある「自己肯定感」が低いことから生じています。
例えば私は長女第一子なのですが、3歳になる前に弟ができた時に「女子で跡取りでもない私は、もう自分の居場所がない!」と思い込んだようです。
それで家族の役に立つことをしたり、親の喜ぶことをすることで、無意識に自分の価値を示そうとすることもあったようです。
無意識にやっていることがほとんどなので、まずは自分がこんなパターンを持っているかも?と気づくところから始めます。
そして根本の自己肯定感を高めるとムダな行動をしなくなって、ずっと自分らしくラクに自由になります♡
(2)これからの時代には自己肯定感が高いことがますます重要になる
これからの時代は、どんどん色々な種類のものやコトがでてきます。
例えば仕事だって、かつては「お勤め」「ご商売」くらいの分け方でした。
ところが今では「お勤め」の中でも、実に様々な業界、職種や企業の国籍、形態や働き方があります。
選べる、ということでは「自由度」はとても上がったんですが、その分「どうやって選べば良いのか」ということが難しくなってきています。
「選ぶ力」がこれからの時代には、とてもとても大事なものなんです。
選ぶ時には様々な情報やアドバイスも重要ですが、最終的には自分が決める時に「何を重要とするか」がはっきりしていることが大事です。
例えば仕事を選ぶときにも、「やりがい」「収入」「人間関係」「仲間」「持続可能性」「社会的評価」「安定性」「男女平等」・・・などなど色々な要素で考えることができますね。
色々ある中から「自分にとって何が重要なのか」で決めていきます。
しかしこの時に「自己肯定感」が低いと「自分にとって大事なこと」で決めてしまって良いのかと不安になってしまいます。
「今のありのままの自分から始めよう」と思えないので、今の自分の考えや感覚を信じることができないんです。
そこで他人の意見や評価を集めるのですが、そこには「自分の答え」はないのです。
そうなると、いつまでも「自分探し」をしたがるか「他人の基準」で物事を決めてしまうことになります。
自分で決めたことでないと、それでうまくいっても「自分の成果」になりませんし、うまくいかなくてもその責任を負えません。
そもそも「自分で選ぶ練習」もできないので、いつまでも「選ぶ力」が育たないんです。
これからの時代は、より多様化・個人化の時代です。
誰かにとっていいことでも(それが親でも!)自分にとっては違うことも増えるばかりです。
思春期のうちにこそ「自己肯定感」をしっかり高めておきましょう 🙁
思春期のうちに自己肯定感を高めることが重要な理由とは
実は、思春期は自己肯定感を下げてしまいやすい時期でもあります。
だからこそ、意識して自己肯定感を高めることが重要なんです。
思春期に自己肯定感を下げてしまいやすくなる4つの理由
{1}思春期は「自分とはなんだろう?」と考える時期だから
{2}思春期は家族外の人間関係を練習する時期だから
{3}思春期には自分と周りを比べやすいから
{4}進路選択が何度もあるから
{1}思春期は「自分とはなんだろう?」と考える時期だから
家族の中の自分という位置づけから、「自分という個人」になっていく思春期には、猛烈に「自分ってなんだろう?」と問いかけるようになります。
この時に自己肯定感が高まっていないままだと、「自分は〇〇できる人」「自分は◎◎学校の人」と、外から見えるもので自分を意味づけてしまうことが少なくありません。
外からの意味付けに自分の価値を頼っていると、それを失ったり、もっとすごい人が出てきたら「自分はだめだ」に引きこもってしまいます。
「〇〇が好きな人」「△△を望む人」というように「自分軸」で自分を語れるようになるには、やっぱり自己肯定感「自分は自分のままで大丈夫」が育っていることが欠かせません。
自分軸があれば、今は未熟でも技術を伸ばしたり成長しやすくなります 🙂
{2}思春期は家族外の人間関係を練習する時期だから
『「1」自己肯定感が低いと自分らしく生きられない』で見てきたように、自己肯定感が低いと誰かに自分を証明するか、依存するかになりがちです。
どちらも自分の行動の向き先が「他の人」になってしまっては、自分らしくのびのびと人付き合いもしにくくなります。
人に評価してもらうか、助けてもらうことが目的では、人間関係も楽しめないですよね (T_T)
今の自分のありのままを認めて、そこから友達付き合いをしていけると、本音を言い合える関係性も築けますね♡
{3}思春期には自分と周りを比べやすいから
思春期には「自分とはなんだろう?」が気になるので、周りの友だちと自分を比べてその違いで自分を知ろうとします。
ここで自己肯定感が低いままだと、色々な子と比べては自分の劣っているところ・ダメなところばかり拾って落ち込んでしまいます。
また、思春期には受験や成績の順位付け、部活などで勝ち負けを競うことが増えます。
自分の立ち位置を数字で示されることが増えるのですが、この時に自己肯定感が高まっていないと、その立ち位置が「自分という人の価値」だと混同してしまいます。
実際は社会に出てからの方が「人づきあいが上手」とか「新しいもの見つける力がある」などの色々な切り口で評価されます。
ところが思春期には「学力」とか「運動能力」「容姿」「狭い人間関係での友達づきあい」などの、決まった切り口でいつも評価されることが多いので、子どもは「自分の価値はそれしかない」と思い込むことも珍しくないんです。
{4}進路選択が何度もあるから
もちろん、いつからでもどこからでも、自分の望む方向に人生の舵を切れるのですが、できたら自分軸のタネを早めに見つけて、それに合うような学びをしたり、仕事選びができるといいですよね。
わざわざ望みと関係のない方向に進む必要もありませんもの 😉
ところが自己肯定感が低いままだと「他人からの評価が高いところ」「失敗しないところ」「安定している(ように見える)ところ」で進路を選んでしまいがちです。
そうなるといざ入った後で「自分に合ってない」と悩むことが多いんです 🙁
自分の考え・感性をベースに、自分で選択して人生を進めていくのは、これからの時代には特に必要です。
一度仕事を始めても、途中で何度も変わることが当たり前になっていく時代です。
思春期のうちから自分軸に沿った進路選びをしたいですね。
だから思春期にこそ意識してお子さんの自己肯定感を高めることが大事です;-)
日本の思春期の自己肯定感はびっくりするほど低い
ところが日本の思春期の子どもたちの自己肯定感は、諸外国と比べてもとても低いというデータが出ています。
平成29年に文科省に提出された教育再生実行会議の資料にも、以下のようなデータがあります。
(グラフはクリックすると拡大します)
またその資料の中では
自己肯定感の高い方が
「挑戦心」「達成感」「規範意識」
「自己有用感」「勉強」「体力」
「長所」「主張性」
「家庭への満足度」に関する意識が高く
「自分には自分らしさがある」と思っている
自己肯定感の高い方が
「努力しても報われない」
「日本は競争が激しい社会である」とは思っていない
という報告もされています。
日本では「思春期の子ども」って言うと「ウザイ」「ダルイ」のイメージが強いですが、海外だともっと自分のやりたいことをやっていて、楽しそうな子が多いと感じます。
① 「みんなと同じ」が大事にされてきた
「自分らしく」を出さずに、周りと調和することが大事だった
② 感情(=自分らしさの源)は抑圧するものという文化だった
なので愛情表現もほとんどしない
③ 思春期の特徴(凹みやすいなど)について知られていない
等が挙げられると思います。
未来を担う子どもたちの自己肯定感が低いのは、個人にとっても国にとっても、かなりもったいないですね
みんなで変えていきましょう!
思春期の子どもの自己肯定感を高める4つの関わり方
それではいよいよ、子どもの自己肯定感を高める関わり方についてです。
自己肯定感を潰してしまうNGな関わり
まずはNGな関わりについてです。
(1)結果にこだわる
大人としては頑張ってほしいという気持ちからでも、何かの結果ばかりにこだわってしまうことがあります。
期待はずれの結果にがっかりしたり責めるのもそうですが、いい結果が出た時にその結果ばかり褒めるのも、同じように「結果にこだわる」ことになります。
「合格」とか「優勝」などの結果ばかりの話では、子どもは「結果が出ないとダメなんだ」「親は認めてくれない」と学習してしまうことがあるのです。
もちろん結果も大事なのですが、やってみようとする意欲や工夫などにも触れることが大切です。
(2)比べる
やはり子どもを奮起させようと、他の子との比較を持ち出してしまうこともあります。
そうなると「◯みたいでないと認められない」「今のままの自分ではダメ」と学習することもあります。
(3)利益誘導
子どもを動かそうとして「〇〇したらご褒美に◎をあげる」としてしまうことがあります。
そうなると「何かをしないと許可がもらえない」と学習することがあります。
(4)子どものネガティブな感情を否定する
子どもが落ち込んでいたり悲しんでいると「いつまでそうやってるの」と、その感情を否定してしまうことがあります。
「気持ちを切り替えて頑張ってほしい」という願いからでも、子どもは自分の気持を否定されたと感じたり、ネガティブ感情は持ってはいけないと学習することがあります。
本当はネガティブな感情の裏には「もっとこうなりたい」という肯定的な意図が必ずあります。
落ち込みや悲しみ、怒りは「もっとこうなりたい」があるからこそ、湧いてくる感情です。
いつまでもその感情から抜け出せないのは、その「こうなりたい」を実現する方法を見つけられていないだけなんです。
子どものネガティブな感情を否定するのではなく、その肯定的意図を満たせるような行動をすればいいんだ、できることがあると教えてあげるといいですね 😉
でもそれが「今のままじゃダメ」とか「何かをしないと認めない」と伝わることがあるんですね
ちょっと手間のようでもこれらのことに気をつけてみると、子どもの反応が大きく変わってきますから、意識してみる価値は高いです ^^
自己肯定感を高める5つの関わり方
「1」「居てくれて嬉しい」「大好き」などの言葉をかける
親子なんだから愛情は言葉にしなくてもわかるはず。
自分だって、そんな言葉はかけられてこなかった・・・そんな思いはありませんか?
でもちょっとイメージしてみてください。
思春期の子どもは身体も心も頭もグングンと変化している途中なので、基本的にどこか不安定なところがあります。
また勉強での順位付けや友だちとの競争も始まるので、どこかで「基本的な安心感を得たい」という感覚をとても強く持ってもいるんです。
そういう意味で思春期は、反抗期として親から離れたくなる時もあれば、「自分の安全基地の確認」として「親から無条件に受け止められている」ことを確認したい時期でもあるのです。
もしかしたらあなたも思春期の頃には、心のどこかでは「お母さん・お父さんから大切にされている」とはわかっていても、もっとはっきり「本当に自分のことをとても大事に思っているの?」と確認したかった気持ちがあったのではないでしょうか
やがて自分が親になった時には「そんな事言わなくてもアタリマエでしょう」と思うのですが・・ (^^)
でも、この「愛情を言葉にして渡す」ことはびっくりするほど、子どもの自己肯定感を高めます。
今まで多くの子どもたちが、お母さん・お父さんから言葉で愛情を伝えてもらうことで、ぐんぐんと自分の自信を取り戻し、元気になっていく姿を見せてくれました。
言い慣れていないと初めはもじもじしてしまうかもしれませんが、やってみるとその力に驚かれる方が続出です。
ぜひやってみてくださいね 😛
「2」子どもの話を聞ききる
人に自分の話をとことん聞いてもらう、というのは、その子の自己肯定感をとても高めます。
特に自分が好きなことについての話を、興味を持って聞いてもらうと、自分の大切なものを分かち合った気持ち、尊重された気持ちになります。
たいていの大人は忙しいですよね。
幼児の頃は話を聞いてあげていても、だんだん子どもが大きくなってくると、子どもの話にはあまり真剣に耳を傾けなくなるものです。
でも特に思春期のどもが話しかけてくる時には「内容を話したいから」だけでなく「分かち合いたい」と言う気持ちがあることが多いんです。
目に見えてお子さんが元気になるのでオススメです♡
「3」さらに自己肯定感を育てる勇気づけ
「1」と「2」で基本的な自己肯定感が高まると、さらに勇気づけでそれを育てることができます。
思春期にはどうしても自分のできていないところが気になります。
なので、子どものいいところやできているところに意識を向けてもらうような言葉がけで、子ども自身の意識が変わって元気になります。
そのような時には無理に勇気づけようとするよりも、「1」「2」で自己肯定感の基礎を育ててみてくださいね
「4」さらに自己肯定感を育てる成功体験づくり
思春期の子どもは「自分で感じて・考えて、選んでやってみたい」という欲求を持っています。
大人が多少のリスクには目をつぶって、子どもに自分になりに試行錯誤させるチャンスを与えることがとても大事です。
大人は忙しいので、ついつい最短で合理的な行動を子どもに求めてしまいがちですね
(^^)>
でも思春期の子どもが自分で試行錯誤することで、やがて今の大人とは違う最短で合理的なやり方を見つける力を手に入れます。
「5」番外編
子どもの自己肯定感の低さが、「発達の抜け」から来ていることもあります。
発達に抜けがあると、うまく身体を思い通りに動かせなかったり、人と感覚が違ってしまうことがあります。
発達の抜けが子どもの自己肯定感を下げていたという事例に、私もとても数多く出会っています。
人は自分の身体しか知らないので、「不便」だとは感じても「変えられるもの」とは気づきにくいんです。
「発達の抜け」はお一人お一人で状態が違うので、ピンと来た方はお問い合わせください。
「思春期の子どもと最幸家族になる講座」でも詳しくお伝えしています。
自己肯定感を高める思春期の子どもへの関わり方:まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は自己肯定感を高めることが、思春期に最も重要であるというお話をしてきました。
それに、育てるためには特別なことをするよりも、声がけや話を聞いてあげればいいんだ!というのも驚きでした。
私もすぐにやれそうです 😛
お子さんがぐんぐんと元気になりますから、楽しんでやってみてくださいね (^^)
♡♡追伸♡♡
「自分は何もしなくてもOKなんだ」という感覚があれば、何かのできごとで動揺しても、そこに戻ってこられます。
家族という安全基地でその感覚を充分に養えると、やがてどこに居ても自分の心の中の自己肯定感でやっていけるようになります。
そしてやがてその先では新しい家庭を自分で作り、子どもの自己肯定感を育ててあげられるようになっていきます。
そんな家族がず~っと続くのってステキですね \(^o^)/
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