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子どもに伝わる話し方:大事な話しはちょっと丁寧に包んで渡す
おはようございます。
思春期の子育ては難しいのか?についてのお話しです。
みどりさん
『子どもが思春期になると
単純に親が怒っても
親の言うことをきかなくなる
というのは確かにそうですね。
親も”言い方””伝え方”に
気をつける必要があるんでしょうか』
私
『本当は小さな子どもにだって
同じなんですが
力関係で親が圧倒的に強い間は
”怒り””脅し”が効いていたんですね。
今の親世代まではギリギリ
思春期の頃でも
「親だから」「先生だから」で
言うことを聞いてきた世代です。
でもどんどん時代は変わって
それだけでは効かなくなってきています』
みどりさん
『それはなぜですか?』
私
『かつては年齢が上だと
経験が豊富だということで
”知っていること”が沢山有る、と
みんなが思っていたのです。
だからよくわからなくても
その人の言うことは聞かなくちゃ、
とある程度自分で納得できました。
でも今では子どもでも
調べようと思えばネットから
情報がいくらでも手に入るので
単純に目上の人=よく知っている
ではなくなっているのです。
IT系や最新のニュースなどは
子どもの方が知っていることも多いです。
大人が言ったこともすぐに
ネットで調べられちゃいますしね 😎
年齢や属性(親とか先生)に関わらず
この人は何をどれくらい知っていて
どう話しているのか、
が重要になってきています。
それを今の子どもたちは小さい頃から
アタリマエなこととして
体験してきています。
「どう伝えるか」についても
今の子どもたちは敏感です。
子ども同士のメールでのやりとりでも
とても神経を使いあっているんです。
ここは私達とは違う感覚ですね。
なので学校や家庭での
古いタイプの大人のふるまいに
違和感を感じる子ほど
しんどいところがある時代です。
その辛さゆえの不登校も増えています。
そしてこの傾向はビジネス場面でも
どんどん強くなっています。』
みどりさん
『親とか先生とか上司とか
そういう立場に
よっかかれなくなっている感じですかね』
私
『そうかもしれませんね。
コミュニケーションの仕方って
とても大事なんです 🙂
それ次第で内容のやりとりよりも
人間関係に対する影響が大きいからです。
もちろん
せっかく伝えたいことがあるのに
”言い方”がまずいと
伝わらなくなってしまうのは
とてももったいないですよね。
親御さんならお子さんに対して
「もっと楽しくいて欲しい」
「もっと段取りよくした方が
うまくやっていける」
そういう愛情が根っこにあって
話しているはずなんですよね。
でも親にとっては
自分にそれがあるのはアタリマエだから
どんな伝え方をしても
それは分かっているよねという
前提があるんですね』
みどりさん
『どうしても子どもは
自分の一部みたいな感覚があって
コミュニケーションの仕方には
あまり気を使わないです。
ついめんどくさくて
話し方が一番簡単な
”ご自宅用に”なっちゃいます。
むしろ、昔のちょっと言えば
すぐに反応していた子どもの方を
懐かしがっちゃいます 😎 』
私
『その気持はよくわかります(^^)
思春期になると子どもは
ただでさえ親の考えや伝えたなどを
”本当にそれは適切なのか?”と
思うようになります。
イマドキ情勢がさらに
その思いを強めています。
子どもが思春期に入ったら
大人も何かを諦めて
子どもは自分と違う一人の人間に
なろうとしているんだと
一度思い切ることが
必要なのかもしれませんね』
みどりさん
『別の人だから
ちょっと丁寧に話さないと
伝わらないよ、と』
私
『でも、ご家庭で
いつでも”ご自宅用”がNGで
他人と話すのと同じように話すのでは
大人だってめんどくさいですよね。
思春期になったら
力関係での押し付けはNGということと
これは伝えたいという大事なポイントでは
ちょっと丁寧な伝え方にする、
というのがコツですかね。』
みどりさん
『大事なことだからちょっと丁寧に
包んで渡すっていうことですかね☆』
今週のテーマのブログです
① 思春期の子育ては難しい?
③ 今その話は届いているかしら?後での方がいい?
④ 子どもが決めるルール作り
⑤ 思春期の親子の感情
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