思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
周りの人から影響をうけやすい力もうまく使おう
おはようございます。
昨晩のNHKスペシャルで
思春期についての特集をしていました。
ご覧になられましたか?
さて、気が散りやすい子についてのお話です。
気が散りやすい子は
自分の外にある人やものに
気が向きやすいことが多いようです。
なかでも「人」はどうしても気になるようです。
自分でも気が付かないうちに
自分の周りにいる人に
ついレーダーが向くのです 😀
それも一つの力ですよね。
せっかくですからこの力を
上手に使ってみるのもオススメです。
例えば図書館や塾の自習室など
集中して勉強している人が居る場所だと
自分も同じように集中できるという子もよくいます。
この力をうまく使ってみましょう。
「自分もそうなってみたい」と
思えるような人のそばに
居る機会を増やしてみると
その影響を自分のものにできそうですね。
また、家庭でも
家族がそれぞれ自分の好きなことに
集中している姿が
その子にいい影響を与えるということが
統計的に証明されているようです。
特に一定の時間以上一つのことに
集中している姿を
間近で頻繁に見ていると
子どもは無意識にそれを真似るようです。
「親の言っていることよりも
やっていることをまねる」
というわけですね (^^)
子どもに勉強に集中する癖を
意識して身につけてもらいたい時には
お母さん(お父さん)が
子どもの隣で集中してみせることは
思春期の子どもにもかなり効果があります。
子どもが勉強している時間に
適度な、離れすぎない距離感で
お母さんも座って何かに
集中的に取り組んでみるのが良いようです。
忙しい日々の中ではお母さんも
動かないで一つのとに集中するのは
ちょっと難しいかもしれません。
そういう場合は
場所を変えずにできることをいくつか集めて
子どもの隣でやってみてもいいかと思います。
始める前には気がのらないことでも
ひとつの作業を10分以上続けていると
だんだんその作業にノッてくる
そのような「やる気の仕組み」が脳にはあります。
私の場合には掃除をする時に
この仕組みがよく発動します。
渋々始めたのに途中から面白くなるんです 😀
この仕組を何度か発動させて
「やり始めればと途中からスイスイできるね」
などど声をかけていけば
子どももこの仕組みを頭と身体で覚えます。
「楽しいかも」と心で感じれば
子どもも自分でこの仕組みを
意識して使えるようになっていきます。
また、このタイプの子は誰かの
「いいね!」にとても良く反応します。
子どもが頑張った時
いつもよりちょっとでも集中できた時
すかさずそれについて
言葉で勇気づけるととても喜びます。
勇気づけのしがいのあるタイプです (^^)
思春期になると、勇気づけても
一見無反応に見えることがあるかもしれません。
それでも、結構心の中では
喜んでいることも多いようですよ。
セッションをしていると
高校生でも
「お母さんからも褒められた」と
嬉しそうに教えてくれることがよくあります。
ちゃんと心に留めていて
密かなモチベーションアップになっているようです 😀
追伸:
番組では思春期の脳が特別なことを
紹介してました。
こういう情報が広く知られれば
多くの子どもがもっとHAPPYになるな〜と
私も嬉しく観ていました。
今週のテーマのブログです
① 気が散る子〜ダラダラ生活を変えていこう〜
② 「気が散りやすい」を自分の力に変えていこう
③ 自分でスケジュールを立ててみよう
④ 集中力を上げる準備
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