不登校を恥ずかしいと思ってしまうと失ってしまうものとは
おはようございます。
今日の東京はめっきり寒いです!
暖かい紅茶がおいしそうです 😉
さて
「不登校は恥ずかしい」にサヨナラして
もっと自由になろう!というお話です。
「学校に行きたくない」というのは
その子なりのストレス対処の行動ですね。
他の視点から見たら
それがベストかどうかは別にして
本人としては「それしかない」と感じているんです 🙁
とにかく逃げてじっとしていることで
とりあえずエネルギーを温存して
なんとか生き延びようとしています。
ここから
減ってしまったエネルギーを取り戻して
「固まる」以外にできることや
ストレスをぐんと少なくする方法を
見つけられれば
また動き出せるようになるでしょう。
しかしここで、もしおうちの人が
「うちの子の不登校は恥ずかしい」
という意見に巻き込まれちゃったら
どんなことが起きちゃうでしょう?
まず最初に
お母さんやお父さんが
ご自分達のことを責めて落ち込んだり
浮足立ってしまいます。
こんなんじゃ恥ずかしい。
うちの子育て失敗かも・・
そうなると
子どもの味方になるよりも
恥ずかしさを打ち消そうと
「学校に行くかどうか」にこだわってしまいます。
不安が増大して
落ち着いて適切な判断ができなくなります。
ご自分達のエネルギーも失ってしまいます。
また、更に残念なことには
そういう思いが言外でも
子どもにも伝わってしまうのです 🙁
子どもは自分が責められている感じと
お母さん・お父さんを苦しめてしまってるという感じの
両方を抱えてしまいます。
子どもはせっかく家にいても
安全だとは感じられなくなり
なんとか温存しようとしているエネルギーも
失ってしまうのです。
悲しいことに親子の関係性も
エネルギー状態も悪くなるんです 🙁
さらに
「不登校は恥ずかしい」に巻きこれて
一番困るのは
「人と協力する」ことができなくなることです。
スムーズな解決のための選択肢を
手に入れるチャンスを失ってしまうんです。
恥ずかしいと
隠そう、隠そうとしてしまうから・・ 🙁
多くの人にオープンにする必要は
全くありませんが
子どもの様子がおかしい、と思ったら
すぐに学校と連絡をとったり
専門家に話しを聞くことが有効です。
これは身体の病気や怪我の場合の
早めの適切なお手当が有効なのと同じです。
だけど、「不登校だから恥ずかしい」
と思ってしまうと
そういう行動を選べなくなってしまいます
もちろん、恥ずかしければ
他人には話したくないですよね
そして残念ながら
なんとかしようと
思いつきであれこれやってしまい
複雑にこじらせてしまう方も少くはありません 🙁
こういう時にも
早めに専門家に相談すれば
スッキリと根本的に解決するのは
身体の病気の場合と全く同じなんです。
恥ずかしがらずに
二人以上の専門家を訪ねて
ご自身でこれが合いそう!と
思えるサポートを選ばれることをオススメします。
ひたすらじ~っとして
子どものエネルギーが溜まるのを待つのも
一つのアイデアです。
これは、病気や怪我を
自宅でひたすら寝て治すのと似ています。
この場合には、時間がかかるのと
こじらせないようにする細心の注意が必要になります。
その間も
「恥ずかしい」と思っていると
親子のエネルギーが失われてしまうので
とにかく「恥ずかしい」とはサヨナラいたしましょう!
また、エネルギーが溜まってきても
状況が以前と同じなら
学校に戻るのは難しいですよね。
元の場所に戻る場合でも
別の場所に進む場合でも
できるならこの状況を
少なくとも心のなかでは
「乗り越えておく」ことをオススメします。
「不登校から脱出するステップ」に続きます~ (^^)/
合わせて読みたい記事:
追伸:
サマハンティーをご存知ですか?
胡椒やクミンなど14種類のスパイスの
お茶で、身体が温まるそうです。
暑い時にいただいてたままなので
今日こそトライしてみます 😉
今週のテーマのブログです
① 不登校は恥ずかしい?生きるための行動です
② 不登校はその子なりの「生き延びるための行動」です
③ うちの子だけ不登校なのは恥ずかしい?
⑤ 「恥ずかしい」とサヨナラして不登校から脱出する3ステップ
⑥ 不登校は恥ずかしいのではなく不自由な状態