「やる気」の種類は3つある?子育てでの大事な使い分け
「やる気」の種類 は3つあるのをご存知ですか?
今日は、それぞれの特徴と
それぞれで子どもにやる気を出させた後の
子どもへの影響もご紹介しています。
私
まずは「やる気」の種類と特徴を見てきましょう!
「やる気」はまず大きく2種類にわけられます。
テンションとモチベーションです。
テンションは「気合」のような一時的なやる気です。
テンション=一時的なやる気の盛り上がりは
言葉や雰囲気で作れるんです。
そしてテンションが上ったら
つい行動しちゃうことってありますよね~
例えば、友達と『これいいね!』って
言い合ってるうちに
何かをどんどん欲しくなって
ついに買っちゃったことってありませんか?
私は・・・あります (^^;)
そして家に帰ってから後悔したことも
でも、良かったこともあるんです。
テニスの試合で応援団から『やれる!やれる!』って
松岡修造さんみたいに
どんどん声をかけてもらったことで
その気になって勝てたこともあったりします♡
このように一時的な感情の盛り上がりの「やる気」でも
うまく使えれば
子どもの望ましい行動につながることもあります。
子育てで役立てられることもあるんですね
みどりさん
ええ、確かにそうですね (・o・)
私
でも、テンションは残念ながら
長続きしないんです。
うまくお子さんをノセられれば
一時的に動かすことはできますが・・・
子どもはノセられた感を持ってしまうこともあります。
そして、もう一つはモチベーションです。
こちらはもっと長く続くやる気です。
モチベーションはさらに2つに別れます。
外発的モチベーションと
内発的モチベーションです。
外発的モチベーションは
外側から何かを与えられて出る「やる気」です。
「ご褒美」はこっちを刺激していますね 😉
そして内発的モチベーションは
自分から「やりたい!」と思う「やる気」です。
子どもの「好き」「楽しめる」などの感情を
引き出せると動き出しますよね
みどりさん
この2つはどう違うんですか?
私
はい、内発的モチベーションは
「やる気」が自分の内側から出てるので
外の条件に左右されにくいんです。
誰でも自分のやりたいことだったら
難しそうなこと、めんどくさいことも
気にしないでやろうとしますよね。
内発的モチベーションは
それが湧く源を見つけることが必要です。
何が源なのかは本人しかわかりません。
本人も頭で考えても見つけにくい、というところがあります。
だけど、一度しっかり火がつくと
子どもが行動する安定的なパワーになります。
みどりさん
なるほど。
他の人から触りにくいんですね。
私
そうなんです。
一方、「ご褒美」は子どもが欲しいものですから
子どもの行動をすぐに起こしやすくなります。
でも、外発的な「ご褒美」で頑張らせてるだけだと
「ご褒美」がないとそれをやらなくなりますよね。
例えば「ご褒美」で勉強させてたら
「ご褒美」が出ない科目はやらない。。。
ということも起こりがちです 🙁
そして、せっかく勉強してても
「もらえるご褒美」が気になるものです。
学ぶ楽しさとか「できた!」という喜びよりも
ご褒美の方に目が行きやすくなります。
みどりさん
なんかもったいないですね 🙁
私
また、こんなやり方をいつもやっていると
子どもの方が「ご褒美」を
勉強する条件にしてくることもあります。
『○○くれないと勉強しないよ』
時には「やったふり」をして
ご褒美をもらうようになるかもしれませんね~
みどりさん
あ、それって絶対おかしいですよ!
やっぱりご褒美って子どもをダメにしますね 😡
私
・・・ということになりがちなんです。
子どもにとって魅力的な「ご褒美」は
テンションと同じように
子どもを「行動させる」にはとても効果的です。
でも、そこには落とし穴もあるんですね。
明日はご褒美と勉強について
もう少し詳しくみてみましょう
(^^)/
合わせて読みたい記事:
「やる気のない子供」を作ってる⁉8つの接し方には要注意!
追伸:
思春期の頃、最初はそうでもなかった先輩を
かっこいい~、わいわいと
友達と騒いでいるうちに好きになったことがあります 😳
あのかっこよかった先輩
今頃どんな人になっているのかな~♡
今週のテーマのブログです
① 「ご褒美」は子育てに役立てられますか?思春期の子どものやる気を育てる
② 「ご褒美で子どもを動かすこと」で気になっているのは何だろう?
④ 「ご褒美」で勉強させることについて考える:勉強するのは誰の課題?
⑤ 勉強を「楽しくないこと」から「楽しむこと」へシフトさせる力とは?
⑥ 思春期のうちにこそ渡したい!ご褒美よりも大事なギフト