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思春期の子どもが心を閉ざしている時には2
こんにちは。
今日は祝日で東京は良いお天気ですね。
私も溜まっていたダンボールを
大量に出したのですっきり!です。
(ほとんどアマゾン、本の包装です 😀 )
さて、昨日は
思春期の子どもが心を閉ざしている時に
関わるポイントについて
お話いたしました。
「外でも、ここは安全だよ」とか
「今を変えれる方法があるよ」という
メッセージを
そっと、そばに置き続ける、ということでした。
時には落ち込む、ということが誰でもあります。
そして、落ち込んでいる時にも
幾つかの段階があります。
うまく行かなくてどうしよう?と
考え始めているのが第1段階。
ここで、自分なりに
改善策をやってみます。
うまく行けばOKです。
落ち込みからの脱出です。
ところが何度か頑張っても
うまくいかない場合が困ります。
必ずうまくいくようになる方法があるのですが
探しても見つからないように思えるときには
だんだん、
[自分がダメなんじゃないか]とか
「周りがダメなんじゃないか]という
思考・感情に絡め取られていってしまうことが有ります。
この良くない第2段階になってしまうと
具体的な方法を見つける、という視点から
もっと根深いものを解決しないと
現状が変えられない、という視点に
潜っていってしまいます。
[自分を変える」とか
[周りと変える」とかって
大層な、大掛かりな話しになります。
大掛かりな話だから
難しさが上がっているのです。
具体的出来事を変えるほうが
実は簡単なんだ、ということは
すっかり頭から飛んでしまいます。
そもそも、その具体的な出来事に
今うまく対処できていないだけなのに
自分まるごとや
周りまるごとが
だめだ、というのも
おかしな話です。
他にもうまくやれていることや
いいところも沢山有るのに、です。
それでも人は誰でも、
状況や自分と距離を持つことができなくなると
目の前の一つのことが
全てのように見えてしまいます。
その良くないループにハマってしまうと
その視点で
エネルギーだけ外に放出してもがくか、
うちに閉じ込めてあきらめるか、という
第3段階に入っていってしまいます。
この頃は以前より
「あきらめる」人が多いように
私は感じています。
この[あきらめる]時に
保護者の方にも心を
閉ざしてしまうことがあるのです。
こんな時には頑なになっていますから
無理にこじ開けようとするのは
逆効果です。
心がケガをしている状態である、ともいえます。
自分なりに色々やってみたのに
うまく行かなかったのですから
感情的にも傷ついています。
私たちは、見えるケガの時には
怪我の程度にあわせて
手当をしたり、休んで回復をします。
そのように、心の怪我の程度にあわせて
手当や休みが必要な状態です。
それは正当な権利でもあるのです。
本日は長くなったので
ここまでにいたします。
また明日に続きます。
追伸:
人間には生きようとする
生命力が有ります。
それにうまく協力することで
ちゃんと治っていくのです。
思春期は、生命力が
沢山ある時期なんです。