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「あきらめてる子」を見逃さないで育てる方法
おはようございます。
昨日の集りで大人の「うつ」の話題が
出ました。
自分が体験者だった方や
身近にいた人が7人中5人でした 😯
さて、望ましくない「自分の結末」に
「まあなんとかなるんじゃない?」と
子どもが適応しちゃおうとする,というお話です。
この、適応としようとする反応を
子どもがとってしまう場合には
単純に
「未来への影響や周りへの影響を
うまくイメージ出来ない」
という場合もありますが、
実は子どもが
「行動をどう変えたらいいのか」が
分からないので、諦めてしまって
「じゃあもう結果に適応しちゃおう」と
なっている場合であることが
大人が思っている以上にとてもとても多いんです。
例えばお母さんから遅刻を減らすために
もっと早く起きなさい!と言われたとします。
「めんどくさいな」と思いつつ
遅刻も減らしたほうがいいだろうと
自分なりに目覚ましを2個かけてみたり
やってみるわけです。
ところがそれでもうまく起きれなかったり
子どもなりに最大限努力しても
結果としてはほんの3分位
早く起きるくらいになることがあります。
この時に自分でも凹む上に
お母さんからも『全然変わらない』
『いつも努力しない』と言われて
もうその努力をあきらめてしまう・・・
ということが実はよく起こっているんです。
大人からすれば、
他の方法を考えるとか
周りの人に手伝ってもらうとか
もっと粘ってなんとか変える努力を
してほしい、するのが当然・・・と
思いますよね。
でも、その場の「感覚」「好き嫌い」が
行動の軸になっている子は
大人が考えているよりも
うんとあっさりあきらめてしまう、
という傾向をとても強く持っているんです。
ここがスレ違いポイントその2です。
「もっと粘り強く努力して欲しい」と
いくら大人が思っても
そういう態度が身についていないならば
現実問題として
そこからなんとかしなくてはなりませんね。
では、どうしましょう???
まず、子どもに少しでも意欲があった
と言うことが大事なところですね。
どんなに小さな意欲でも、それが
「出来なかった体験」となっちゃうと
自分のことを「できない人」と捉えて
「できない」→「あきらめる」というパターンを
より強めることになってしまいます。
小さな小さな意欲でも、
それを育てていくことから
始めてみるのが良さそうです。
「ちょっとできた」→「できる人」
にして
「できない」→「できるはずと思う」
というパターンに変えていきましょう。
なので、お子さんについて
「まず、これから変えて欲しい」と
思われる行動があったなら
改めて、変えることの重要さを
その子に伝えてみてください。
「なんとしてでも説得」ではなく
親の”本気度”が伝わることが大事です。
その時もしやり方がわからないなら
一緒に考えるよ、ということも
必ず付け加えてくださいね。
子どもがその場で一緒に考えてほしいと
言ってくれたら大成功。
作戦隊長は子どもで、参謀役として
アイデア出しをサポートしてあげてくださいね。
それから伝えたあとに
もし、ちょっとでもほんの僅かでも
(まぐれだとしても)
良い方向への変化を見つけたら
それを言葉で伝えてみてください。
こうしているうちに
「一人で考えるから」「ほっといて」
と言っていた子も
自分で努力するか、一緒に考えてほしいのか
伝えてくるようになってきますよ~ 🙂
追伸:
「うつ」話し、
みんな年単位で話すんですよ。
『うまい関わりがあれば
そんなに長くかからないし
再発しなくなります』と
お伝えしたら皆さんびっくりされていました。
いろんな方法があることって
まだまだ知られていないんですね。
今週のテーマのブログです
① なんでやらなくちゃならないの?
② 「それはまずい!」にならないんです
③ まあなんとかなるんじゃない
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