思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
体験は財産になる。財産は磨くとさらに進化する・・というお話し
体験は財産になる というお話です。
「まあまあ悪くない感じで
普通に流れて生きてれば
いつかいいことがある」
そんなぼんやり15歳の私でしたが
父の海外赴任で否応なく
さまざまな体験をすることとなりました。
フランス、しかもパリって
個人主義発祥の地だったんですね 🙄
事無かれ全体主義?の私が
日常生活と学校生活で
受けた刺激と気づきは数知れず・・・
鈍い私をずいぶん目覚めさせてくれました。
また、気づきだけでなく
感性もずいぶん刺激してもらいました。
ルーブル美術館や近代美術館は
近所だったのでしょっちゅういきました。
サンローランやエルメスなどの
高級ブティックの
ウインドウショッピングも 😉
一流の”美”を見る機会に恵まれました。
「一流の美のなかにも
私の好きなものと
そうでもないものがあるんだな~」と
思うようになりました。
当時ボリショイバレエ団も
パリでよく講演をしていて
日本より遥かに手軽に
観ることができたので
何度か連れて行ってもらいました。
「スパルタカス」を間近で見た時の
興奮は今でも思い出します。
人間の身体ってこんなにきれいなんだ~!!!
(かなりハマってたらしく
お姉ちゃんはうっとりしてた、と
今でも弟妹に言われます 😳 )
そして休みには両親が
「ここに住んでいるからこその
体験をしよう!」と
あちこちに連れて行ってくれました。
フランス各地はもとより
イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギー
リュクセンブルグ、スイス、スペイン
イタリア、モナコ・・・
世界史で習った国々を
直に体験できたました。
また、料理も味も材料も
人々の気質も
国によってずいぶん違うな~と感じました。
料理はイタリア!
人の感じはドイツが好きになりました♡
そういえば、うちの両親って
何を考えてたのか? ですが
15~17歳の私は食事の時に
いつもワインを飲んでおりました。
えへ、時効ということで~ 😳
ボルドー、ブルゴーニュなどの
ワイン蔵巡りツアーにも
ぐびぐび参加してました。
ドイツのビールツアーにも行きましたが
今でもワイン好きでございます
(^o^)
そんなこんなの体験は
思春期の私の心のなかに
がっつり蓄えられていきました。
美や味や匂いなど・・・
五感を刺激するたくさんの体験が
私の宝物になりました。
そしてこのたくさんの宝物達は
のちの私の人生に
色々な影響を与えたのですが・・
本当に残念なことに
意識の上では
「良き思い出」としてしか
しばらく扱われなかったんです 🙁
たくさんのものを見たおかげで
私が何かを選ぶ時の基準が
グレードアップしてたのは
間違いありません。
でも、せっかく開いた感性を
自分でさらに意識的に
磨くことはなかったんです
(><)
つまり、体験をしっぱなしで
「何にときめいたのか」
「どんなことをもっと追求したいのか」
なんてことを全く意識しなかったんですね~私。
小学生の絵日記みたいに
「今日は公園に行きました。
いっぱい遊んで楽しかったです。」
みたいな扱いでおしまいだったんです
(TT)
感じたことを言葉につないでない
心と身体で感じたことを
頭に渡して磨くことをしてなかったんです 🙁
マイナスの体験から学ぶ、
とよく言いますが
プラスの体験からも生きる力を
ぐんと育てることができるんです。
もし、ここで先程のような質問を
自分でしていたら
もっと自分の好き・楽しいが磨かれて
どんどんそれを探求してたと思います!
う~、かなりもったいなかったです~
刺激的な体験をいっぱいしたのに・・
┐(´д`)┌
ということでみなさん
もしお子さんが何かの体験で
ワクワクしたり泣いたりと
感情が動くようなことがあったら
それについての話をぜひ
聞いてあげてください。
自分で言葉にするのがポイントです!
そして話の終わり頃に
先程のような質問もしてあげてくださいね 😉
その時にすぐに答えられなくてもOKです。
その質問は心のどこかに残り
お子さんの感性を
磨くきっかけになるでしょう 😀
私の2年のパリ生活
まだまだ面白い話も
山盛り沢山なんですが
あり過ぎて描ききれないので
また別の機会があれば
ちょこちょこお伝えしていきますね 😉
リクエストもお待ちしています♡
来週は日本に帰ります
(^_-)
追伸:
プロコーチになってから
パリ時代の感性を揺らした体験を
再びとりだして磨きました。
自分の好き/楽しい感度が上がるので
毎日がぐんと楽しくなります 😀
体験は原石です!
どんなに昔の体験でも
その宝物を磨くこともできますので
ご安心くださいね~
今週のテーマのブログです
① 思春期コーチ誕生のストーリーその1:思春期コーチの思春期時代
② 幼少期はどんな子だった?本来の気質と環境とその受け止め方のお話し
③ 珍しい思春期コーチの、ものすごくぼ~っとした中学時代のお話
④ 花の都パリでショックをたくさん受けたというお話:私の思春期
⑤ 刺激を受けて気づいたことはもっと育てられる・・というお話
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