間違えるのが怖いので、自分の意見を言わない子
間違えるのが怖い ので
本当は言いたいことも
飲み込んでしまう子がいます。
もったいないです~ 🙁
それを言えれば
自分もスッキリするし
周りの人にもいい気づきになるかもしれません
そんな子は
「間違えることはいけないこと」
「一度言葉にしたことは変えてはいけない」
と、どこかで強く思ったことがあったのでしょう。
言葉を大切にするのは大事ですが
間違えちゃいけないし
一度口出したらおしまいだと
最初から「完璧な意見」じゃないと言えないですね。
それじゃあハードルが高すぎなので
思ったことが自由に言えないのも当然ですね
(^_^;)
このタイプの子は不満を感じたら
言葉にできないからと
態度で訴えてしまうこともあります。
不満気な態度をしたり
時には物や人に当たったり・・・
それじゃあ、自分も周りも
嫌な気持ちになるだけで
本当に残念な状態です 🙁
また、一度口にしたことは
変えてはいけないと思っていると
誰かの意見を聞いてるうちに
心のなかでは自分の意見が変わっても
そっちの方にはフタをして
いつまでも最初に言ったことに
自分自身がこだわったり囚われたり・・・
意固地なやつになるんです。
それも実にもったいないですね (><)
自分にも周りにももったいないです 🙁
確かに、自分の言ったことに
適度に責任をもつことは大事です☆
なんでも調子よく言いっぱなしで
「え、そんなこと言ったっけ?」
ばっかりだと
人から信用されなくなってしまいます 🙁
でも、人は誰でも
ものの見方が広がれば意見も変わります。
最初は不適切な意見だったとしても
「より良いものに変わる」のなら
周りの人だって大歓迎ですよね (^O^)
一言「こう変わった」って言えばいいだけです。
「成長すれば意見は変わる」
「間違えたってより良いものにかえればいい」
こちらをアタリマエにできれば
自分も周りもずっとラクになりますね
(^^)
間違えるのが怖い ので
言葉が重くなってしまっている子に
もっとラクになってもらうには
ご家庭で「意見を作る練習」ができるといいですね
この練習は3ステップでできます。
1)まず、みんなの意見を出し合います。
誰かが意見を言っている時には
他の人は口を挟まないのがポイントです。
2)全部出たら
お互いの意見のいいところを言い合います。
3)そして最後に
それらをくっつけたり改善したりして
場に一番合うものを一緒に作ります。
誰かの意見の良い悪いでなく
みんなでいいものを作る、
というスタンスでやれたら大成功です。
これを家族でやってみると
子どもは自然に
「場により合う意見にするには
いいものを取り入れて変えていく」ことを体験します。
「意見は進化はするもの」がアタリマエになっていきます。
ゲームをする時間や仕事分担とか
ご家庭でのルール作りの時などに
やってみてくださいませ 😀
明日は(4)
周りの同調圧力が強すぎる場合です
(^O^)/
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おまけ:
秋になってアイスの新作が出始めました。
まだ暑い日にはついつい買ってしまいます。
栗味、かぼちゃ味、さつまいも味♡♡
今週のテーマのブログです
① 自分の意見が言えない子:思春期の子どもが楽になる関わり方
② 自分の意見が言えない子の4つの場合とご家庭での関わり方
③ 自分が我慢すればという、よくある落とし穴に気をつけよう!
⑤ 同調圧力が強くて、言いたいことが言えない子
⑥ 「自分の意見を言う」のと「人と仲良くする」どちらも手に入れる方法