人を思いやる力は育てられる!マイペースでも大丈夫
中学生男子の子育てで
気になりやすい女子との違い
今日は2番目の
「人への思いやりが足りないのでは?」
についてです 🙂
「人への思いやり」って
とっても大事ですよね。
誰かとつながる架け橋になります。
「でも、うちの子は
私が忙しそうにしてても
ほんと、マイペースなんです。
少しは気を利かせてもいいのに 🙄
思いやりの足りない子に
ならないかと心配です」
はい、そのお気持ちよくわかります。
このあたりは女子のほうが
文句は言っても
さっと気がついてくれたりしますもんね~
そう、これも
個人的な違いもありますが
男女の発達の違いに依ることもあるんです。
他の人の気持や立場を思いやるのも
「変わらない性格」ではなく
一つの「育つ力」なんです 😯
例えば、ちょっと考えてみると
小さい子どもって
けっこう残酷だったりしませんか?
虫の脚を好奇心でちぎったり
容赦ない質問
『なぜ、そんなにお顔にしわがあるの?』
とか (T_T)
自分以外のものの傷みや感情に
意識が行かないので
悪気なくそういうことをしますよね。
そしてだんだん成長するにつれて
自分以外の人の気持や行動も
意識するようになっていきます。
ソンタクする?ことも覚えますね
(^ω^;)
そう、他人の気持などを推しはかる力は
「育つ」ものなんです。
他人の状況や、会話や身振り・表情などから
他の人の気持や考えがわかる「力」は
女子の場合13歳前後から
急激に発達し始めます。
でも、男子の場合にはやはり2年位遅れて
発達していくんです。
ここにタイムラグがありますね
(^_-)
また、そのような
成長の時期の違いに加えて
日本では社会的・文化的な影響もあります。
女子のほうが小さい頃から
「周りに気を配るように」
「人には優しく」と
望まれることが多いですね。
マイペースで居ることを
許されないことが多いんです。
つまり、女子のほうが小さい頃から
共感したり、他人を理解しようとする
練習を沢山積んできているんです。
さらに脳の発達も早いですから
ここで差がつくのも
自然かもしれませんね~
(・∀・〃)
そしてやっぱり
「共感力や他人を理解する力」は
これからの時代には
とても重要な能力ですよね。
これからはますます
知らない人と交流することが
増える時代になるからです。
相手のことを理解して
自分がどのような距離感で
付き合えたら良いのかを判断することが
大事な生きる力になります。
では、その「共感力・他人を理解する力」は
どのような練習で育つんでしょう?
よく言われているのは
文章を読んだり映画を見たりして
登場人物の考えや気持を
言葉にする、という練習です。
国語の授業みたいですね 🙂
もちろん、それも大事なんですが
その前に
「自分の気持や考え、身体の状態などを言葉にする」
ことが、先ず必要です。
自分の気持や考えや身体について
意識が向かなかったり
それを分からなければ
人のもわからないですよね 😉
それに、昔の日本女性みたいに
自分を置き去りにして
相手を優先するだけでは
これからの時代は生きづらくなります。
そもそも楽しくないですよね
┐(´д`)┌
自分も自分らしく
そして他の人とも楽しく
繋がれるようになって欲しいですもんね 🙂
まずは自分の身体と心と頭に気がついて
それらを言葉できるようにしていきましょう。
そして、他の人にも同じように
大事な身体と心と頭があることに
気づいてもらえるといいですよね。
自分とのコミュニケーションと
他人とのコミュニケーション
自分のことも他人のことも尊重できて
楽しく生きる力が育ちます
(^^)/
「ダラダラ男子、テスト前日徹夜男子は変われるの?」に続きます
追伸:
今日の東京は久しぶりの青空です
たくさんお洗濯しちゃった~
スッキリ~ \(^o^)/
今週のテーマのブログです
① 中学生男子の子育てで役立つ!5つの違いと大事なポイント
② 中学生男子が無口なるわけ?思春期に言葉にする力を育てよう
④ ダラダラ男子、テストの前日徹夜男子は変われるの?
⑤ 朝起きられない中学生男子がハマりやすいワナにはご用心!
⑥ 自分の自信を失いやすい中学生男子に知っておいてほしいこと