思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
刺激を受けて気づいたことはもっと育てられる・・・というお話
刺激を受けまくりのパリ生活。
当時かなり感性を鈍くしてた私でも
全く違う文化の中では
とても多くの驚きと気づきがありました。
例えばクラスのなかで
生徒の年齢がまちまちだったことも
私には驚きでした 😯
同じ学年は同い年。
それしか体験してこなかった私には
とても衝撃だったんです!
当時のフランスの学校制度では
毎年、年度末の成績によって
次の年度に進めるコースが
決まっていました。
そのコースによって受験できる
バカロレア(大学入学資格試験)も
将来の職業も
かなり細かく決められていました。
そこで、自分が希望するコースに
進めない成績だった人は
自ら留年して頑張る、という
選択をしてたんです。
これにはかなりびっくりしました 😯
当時15歳の私は
同級生がもっと小さい頃から
自分が何になりたいのかを
毎年考えていたこと
そのために留年することを
自ら選んでいること
そして何度か留年してきてても
堂々としてること
まわりもそれをアタリマエだと思ってること・・
どれもこれも大ショックでした
(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
『そうか~
フランスでは自分らしくすることが
大事なんだ~!』
と、目からウロコでした。
でもここでかなり残念だったのは
「フランスでは」と自分で
制限をかけたので
「自分も自分の主張を持とう」
とまでは思わなかったことなんです
┐(´д`)┌
もしその時に、家族にでも
自分が感じたことを話してたら
そこから考えが展開したかもしれません。
ところがなんせ
「自分の思いを表現しない」
癖がついてたので
自分一人の考えだけで終わってしまいました。
こういうのって
とってももったいないですね 🙁
気づきには、プラスのものも
マイナスのものもありますよね。
どちらにしても、自分の
頭のなかで思っているだけでは
ただの未熟な思いこみになることがあるんです。
でも、思いを
言葉や文字にするだけでも
自分でもさらに何かに
気づくことがあります。
もし誰かとやり取りができれば
その思いがもっと客観的にもなるし
発展していくんです。
この差はとても大きですね~ 😀
もしお子さんが新しい体験をしてたら
ぜひ感想を言葉にさせてあげてみてください。
ちょっとしたことでも
自分の言葉にするだけでも
そこから気づきが発展していきます
(^^)/
さて私なんですが
それでもそういう姿を
同級生に見せてもらったので
自分が帰国してから
2歳下の子たちと同級になっても
普通にしていられました。
渡仏する前は
まわりに年齢の違う同級生なんて
一人もいませんでした。
それでさすがの私も、自分が
2歳も年下と同じ学年になるなんて
「死ぬほどイヤ」だったんです。
「みんなと同じ」どころの話じゃ
なくなっちゃいますからね~
(^o^;)
でも親に文句を言っても
当時忙しすぎて相手にされなかったので
嫌過ぎた私は
「何も考えない。感じない」ことにして
パリに行ってたのでした 🙄
堂々としてたパリの同級生のお陰で
「人にはそれぞれの事情がある」
ことを尊重できるようになりました。
そして年や国籍などがどんなに違っても
「その人」として接することも
自然にできるようにもなりました。
どんな人でも条件で判断せずに
受け入れられるようになったのも
この体験のおかげです。
感謝でございます (*^^*)
「バレエとワインのお話」に続きます 😀
追伸:
パリジェンヌのクラスメート達は
とってもおしゃれでした。
みんな自分の個性を知っていて
活かした色使いをしていました♡
私の方は、毎日凹凸の
はっきりした顔ばかり見てたので
鏡に映る自分の顔を見ては
「わ、平坦な顔!」と驚いてました 😯
今週のテーマのブログです
① 思春期コーチ誕生のストーリーその1:思春期コーチの思春期時代
② 幼少期はどんな子だった?本来の気質と環境とその受け止め方のお話し
③ 珍しい思春期コーチの、ものすごくぼ~っとした中学時代のお話
④ 花の都パリでショックをたくさん受けたというお話:私の思春期
⑥ 体験は財産になる。財産は磨くとさらに進化する・・というお話
生きる力を楽しく育てるヒントが届く
無料メールマガジンのご登録はこちらからどうぞ!
ブログでは書ききれないこともお伝えしています☆