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自分を責める:そのデメリットとやめるためにできること
自分を責めるのは辛いです。
自分を責めてもデメリットだらけなんですが、ついやってしまうことも多いです 😐
自分を責める癖をやめるにはどんなことが役立つでしょうか
他人のせいにしないのはまだいいのかしらと思うこともあるんですが、どんどんネガティブになっていくばかりなのが心配です。
自分を責めがちな子にはどんな言葉をかければよいでしょうか
お子さんがネガティブなのを見てるのは辛いですね・・
「自分を責める」というのは、「自分のことを振り返らずに、他人や物事のせいにする」よりは良いように思われますが、実は他人でも自分でも、「責めるのは百害あって一利なし」なんです。
「責める」の行き着く先が、責める方も責められる方も、心身のエネルギー切れだからです。
他人を責めれば、相手と自分がエネルギー切れになりますし、自分を責めればダブルで自分がエネルギー切れになります。
心身のエネルギー切れになれば、自己肯定感も下がりますし、現状をなんとかしようという意欲もでてこないので、ずっと「嫌だと思っている現状」にとどまり続けることにもなってしまいます
(><)
そうなんです。
ではご一緒に「自分を責める」についてと、その癖を手放すコツについて見ていきましょう!
自分を責めるのは百害あって一利なし
「責める」というのは、デジタル大辞泉によると
1過失・怠慢・違約などを取り上げて非難する。とがめる。なじる。「失敗を—・める」「無責任な行為を—・める」
2厳しく催促する。せきたてる。また、しつこく求める。せがむ。「早く返答しろと—・める」「子供に—・められて買い与える」
3苦しめる
㋐苦しめる。悩ませる。「みずからを—・める」
㋑苦痛を与えていじめ苦しめる。いためつける。「むちで—・めて白状を強いる」
4目的を果たすために、積極的な働きかけをする。「泣き落とし戦術で—・める」
5一心に努力する。真剣に追い求める。「侘びの精神を—・める」
6 馬を乗りならす。調教をする。「早朝から馬場で—・める」
そうなんです!
4は何かの目的があってそのために効果的(だと思っている)な働きかけをすることです。
5も何かの目的を追い求めて努力することです。
どちらも「目的」と「効果的であること」が大事ですね 😉
ところが1~3は「非難する」「急き立てる」「苦しめる」なので、「なんのために」が無いんです。
はい、それがポイントです!
失敗や怠けや約束どおりにできなかった時に、そのことを自分で認めるのは大事なんですが、それがただ「非難する」「急き立てる」「苦しめる」になっている場合には、それは「自分いじめ」「ダメ出し過多」になってしまうんです。
なんのために自分の失敗や怠けや約束どおりにできなかったことなどに目を向けるのかが大事なんです。
やっぱり、失敗などに気づいて、そこから次はうまくやれるようにするっていうのが、それに目を向ける目的ですよね。
そうですよね 🙂
反省するのと自分を責めるのは違います。
反省は結果のプラスもマイナスも全部ニュートラルに受けとめて、そこから未来に役立つ学びを得るものです。
責めるは結果のマイナスだけにひたすら着目し続けるだけなので、ずっと過去を見ているだけなんです。
時は自然に流れていきますから、ずっと後ろ向きでは危ないです。
大きなチャンスが流れてきても、後ろ向きだと過ぎてからしか気づけないので、もったいないですね
(^^)
しっかり前を向いて生きましょう。
だからこそ、子どもが自分の失敗などに気づいていない時に指摘する場合も、言い方は大事です。
「なんのためにそれに気づいてもらうか」という目的を忘れて強い口調で「責める」のでは、相手は言葉の内容よりも責められた口調や態度に対して防御をはるのが先行します。
そうなると、会話ではなく相手を責める強い言葉のやり取りになるか、だんまりで何も受け入れませんよ、という態度になるかで、どちらもコミュニケーションにはならなくなってしまうんです
(T_T)
そうなんです。
はい、私もず~っとやってましたけど
(*^^*)>
そして、自分で自分を責める時には、自分のうまくやれなかったことに、自分ではすでに気づいているんです。
それなのにうまくやれなかったことをさらに責める(非難する・急き立てる・苦しめる)のでは、ただせさえ自分でもうまくやれなかったことにがっかりしたり悲しい気持ちになってうつむいているところに、上からどんどんと重しを乗せるのと同じになっちゃいます。
自分を責めるデメリット
*ダメ出しで心身のエネルギーが下がる
→ 動けなくなり、ネガティブ思考になる
*次はうまくやろう!という意欲も出にくくなる
*過去ばかり見てるので、前を向けなくなる
*人の好意や良い評価も受け取れない
→ 人と繋がりにくくなる
*自己肯定感が下がる
→ ますます自分を責める
*周りに気を遣わせる
はい、どれもまずいことばかりです。
そして要注意なのは最後の「周りに気を遣わせる」です!
自分を責めてると、親切な周りの人はその人を慰めてくれたり、その人の失敗などをそれ以上責めなくなる・・ということが起きます。
それでつい、人は周りの人に責められるのを避けるために、無意識で自分を責めてるアピールをする癖を身に着けてしまうこともあるんです。
自分の失敗などにもちゃんと目を向けるのはとても大事です。
でもそれにはちゃんと「未来のために」という目的があることが大事です。
ただ自分を責めるだけは、百害あって一利なしですね
なぜ自分を責めるのか
自分を「責める」のは、良いことがないどころか百害なのですが、ついつい私達はやってしまいます
(T_T)
では、人はなぜ自分を責めちゃうんでしょうか
赤ちゃんは自分を責めることなんてしませんよね。
幼児も、嫌なことがあると自分よりも外の他人や物にその原因があるんじゃないかと捉えます
幼児はまだ自分が受け身で”やってもらう””世話してもらう”が多いので、意識が外に向いているのが通常の状態だからです。
つまり、「自分を責める」のは、成長していくうちにどこかでそうすることを覚えるからなんです。
では、そのきっかけとは?
自分を責める癖を身につけてしまう要因
「謝る」というのも、人は成長とともに覚えることです。
幼児の頃に大人から、『迷惑をかけたら謝るんだよ』と言われることで、私達は謝ることを覚えていきます。
社会の中では、自分の不注意から相手に迷惑をかけてしまった時には、自分の行動の責任をとって「謝る」ことが必要になります。
それによって関係性を取り戻したり、かえってその前よりも信頼関係を強くすることもあります。
適切に「謝る」ことは大事です。
ただ、それが行き過ぎて、「失敗したら謝る」「間違ったら謝る」になってしまうと、「謝る」の本質がずれてしまうことがあります。
「失敗」と「間違い」はそれだけで「悪いこと」「謝るべきこと」にはならないからです。
例えば試合で頑張ったのに「負けたら謝る」のはおかしな話です。
応援してくれた気持ちに応えられなかったとしても、それは「謝る」ではなく「応援に感謝する」「残念な気持ちを共有する」で十分なんです。
「失敗したら他人に謝るべき」と間違った思い込みを持ってしまうと、自分の課題でいい結果が出なかった時、誰かの期待通りに行かなかった時に、とてもつらいことになってしまいます。
ただでさえ、自分の課題がうまく行かなくて一番凹んでいるのは自分なのに、他人の期待の結果の責任まで自分で背負うことになるからです。
気持ちとしては「せっかく応援してくれたのに、いい結果で喜ばせられなくてごめんなさい」と言いたくなるのはわかります。
日本人、優しい人は特にそれが強いです。
でもそれは「ごめんなさい」と謝るのではなく「喜んでもらいたかった。残念だ。悔しい」というのが筋なんです。
そして「応援ありがとうございました」とか「次こそはと頑張ります!」と気持ちを込めて伝えれば十分です。
失敗、間違い全てを悪いことで謝るべきだと捉えている人から責められると、子どもは自分でも自分の失敗や間違いを自分で責めるようになってしまいます。
「謝る」のは時と場合によって必要なんですが、どんな時に失敗や間違いの責任を背負うのか、背負わなくて良いのかを見極めるのはとても大事です。
失敗や間違いは日常で、大なり小なりとてもたくさんあるものです。
いちいち自分を責めてたら、やる気も自己肯定感もだだ下がりです。
失敗や間違いにはちゃんとがっかりして、その悔しい気持ちの裏にある「本当はこうなりたかった」にまたチャレンジしていきましょう!
人は誰かに対して、がっかりさせたり、傷つけたり、力になりたかったのにできなかった時などに罪悪感を持ちます。
それで自分を責めてしまうことがあるんです 😐
ただ、①ででてきた事例のように、他の人の気持ちや期待の責任を取ることはできないんです。
「何をどう感じるか」「何を期待するか」は相手にしかコントロールできないことなので相手の課題だからです。
これは誰の課題なのかという目線を持つことはとても大事です。
優しい子や責任感の強い子、色んなことができる子にこそ、「課題の分離」を覚えておくと役立ちます。
課題の分離についてはこちらもどうぞ
「課題の分離」が 思春期子育てでは「大事だけど難しい」と言われるワケ
思春期には特に「こうなりたい」という理想が強くなる時期ですし、学校生活では勉強や部活で常に「より良くなること」を求められます。
理想に向かってチャレンジを続ければ、どんどん成長していきますね。
でも「理想と今のギャップ」にばかり着目して、今の自分にダメ出しをするのでは、自分を責めることになってしまいます 😐
ダメ出しで自分を責める裏にある「本当はこうなりたい」という気持ちに目を向けて、今できることを着実に積み重ねていきましょう。
世界を大きく変えたイノベーションは、思春期に抱いた理想のアイデアから生まれたものがほとんどです
(^^)
また、完璧主義も「責める」種をたくさん見つけがちになってしまいます。
ちゃんとやろうという意欲はとても大事なんですが、「完全でないとダメ」「完全であるべき」となると、それは「責める」の種になりがちです。
がんばり屋さんや、努力して成果を出してきた人ほど、いい結果を出せてなかったことや、ちょっと休んだ自分を強く責めてしまうことがあります。
真面目な子ほど、「べき」で自分も他人も責めてばかりで疲れているかもしれません。
自分を責めると気づいたら、「反省=未来を見てる」と「責める=過去を見てる」の違いを思い出して、前を見てみるのがオススメです!
自分の気持ちを主張したり、人から言われたことを不本意なのに断れない場合には、「なんでちゃんと言えないんだろう」と自分を責めてしまうことがあります。
基本的に主張したり断るのが苦手な人は、場の雰囲気を壊したり、人をがっかりさせないようにと気を配る人です。
これまで日本人はあまり自分の考えや気持ちを表に出して、人と遣り取りをする・・という文化でなかったので、そういう時には「大きな声で主張する」か「我慢する」のどちらかしか、コミュニケーションの方法を知らない・・ということがあります。
「我慢する」のバリエーションとして、「嫌味を言う」とか「陰で悪口を言う」もありますが
(^^;)
キレてしまえば関係性も悪くなりますので、それを避けようとするのは当然ですね。
でもそれで自分の思いを我慢するばかりでは、やはりどこかで辛くなってしまいます。
我慢ばかりでは、不本意な意見に引っ張られる辛さも、自分を表現できない辛さも抱えてしまうので、人は「なんでちゃんと言えないんだろう」と自分を責めてしまうんです。
でも、本当は自分の意見を相手を傷つけずに表すコミュニケーションのコツは山程あります。
例えば「私メッセージ」もその一つです。
自分の思いを言う時に「私は・・」で話すことです 🙂
人は「あなたってだらしない」と言われれば怒りますが、「私はあなたに片付けて欲しい」と言われると受け取り方が違ってきます。
何気なく子どもに使ってるから、気をつけます!
私達は日常で、コミュニケーションのコツを習うチャンスがあまりないですし、周りでも上手なひとになかなか出会わないので、「我慢」か「切れるか」になりがちです。
でも、ちょっとした言葉の選び方一つで自分も相手も受け取れる・スッキリできるコミュニケーションはいくらでも可能です。
コミュニケーションが変われば、世界が変わります。
ぜひそんなコツをたくさん手に入れてください♡
不本意なことがあっても他の人は変えられなから、自分が変わるのが近道・・とはよく言われますね。
確かに、自分が工夫できることを振り返らずに、相手が変わることを期待し続けていても埒が明きません。
自分がもっと工夫できることを見つけてやってみれば、現実がサクッと変わることはよくあります
(^^)
ただ、だからといって、現実の全てを「自分のせい」と捉えるのもフェアではありませんね。
社会では、自分と他者と環境(タイミングも含む)の色んな要素で「今の状態」が作られます。
「今の状態」がまずいのを、全て自分のせいだとして、自分ばかりを責めるのもフェアではないんです。
色んな色が混じって一つの風景が出来上がっているように、現実も様々な要素でできています。
ただ、その中の一つでも変わると、今とは違う現実が生まれるというのが真実です。
そうですね
自分に全ての責任と原因があると捉えて、現実を責めるよりも、自分も現実を変える力を持っていると捉える方が妥当です
(^_-)
どれくらい変えられるのかは、その時々の状況で違いますし、やり方でも違います。
コーチは望む未来を手に入れるために、無理なくできることを見つけるプロフェッショナルです 🙂
自分ではどうしたらいいのか?と迷う時には、ぜひご相談くださいね
すでに自分を責める癖がついていると、自己肯定感も低くなってしまっていることがあります。
そうなると、何をしても、何を見ても「自分が悪いから」と、自分の不足なところばかりに目ていってしまいます。
現実をありのままに見れないと、自分が何をしたら良いのかもわからなくなってしまいます。
どんな状態でも、どんな出来事にでも、必ずプラスもあればマイナスもあります。
両方をフェアに見ることが大事です。
人の脳は、どうしてもマイナスの方を10倍以上強く記憶します。
それはプラスは放おっておいても危険ではないですが、マイナスな部分はなにかしないと危険につながることがあるからです。
、できなかったことや失敗を強く記憶しちゃうんですね!
そうなんです。
なので、自分のいいところは、ちょっと意識して目を向けることも必要です。
なかなか自分で自分を褒めるのは難しそうです。。
はい、ご安心くださいね 😉
子どもが自分で自分のいいところも認められるようになるためには、まずは周りの大人が勇気づけで、子どものちょっとしたいいところにも言葉をかけてあげるところから始めてみれば大丈夫です。
人は「他人にしてもらった」という体験をもとにして、自分の良いところを自分で認められるようになるんです
(^^)
思春期もなれば、勇気づけても「そんなことない」とか聞こえないふりとかするかもしれません
それでも、本当に良いなと思った時に、サクッと言葉をかけ続けていくと、それは子どもの耳から心に伝わります。
一回で「納得」「理解」させようとせずに、アタリマエのように何度もやってみてくださいね
愛情からの言葉は、必ず子どもに伝わります
(^o^)/
日本では照れくさいところもありますが、短い言葉でもOKです。
できるなら、抱きしめてみるのもオススメです♡
身近な人が自分を責める癖を持っていたり、「誰のせいなのか」「何が悪いのか」と原因探しをする癖を持っていると、そのくせを引き継いてしまうことがあります。
多くの場合、私達は自分の家族の振る舞い方(アドラー心理学ではライフスタイルと言います)を、真似て自分の振る舞い方を作り上げます。
やがて自分の家族以外の誰かのやり方にであって「これはいいな!」と思ったら更新することもあるのですが、多くの振る舞い方は幼少期のままになっていることが多いです。
自分はそう言われて嫌だったのに、同じような口調で言ってることもあるんです
はい、そういうことってありますよね。
でも、振る舞い方はただの癖なんです。
癖は馴染んでいるので、変える時には「難し」と思うこともありますが、何度もやっているうちに、新しい癖に置き換わってしまえば楽なんです 🙂
コミュニケーションパターンや感情との付き合い方(すぐ怒ってしまうなど)は、必ず望むものに変えられます。
望むようにできないことで自分を責めたり、「性格」とか「遺伝」とかで諦めてしまうのはもったいない❣
希望を持ってくださいね~
(^o^)/
自分を責めるのをやめる4ステップ
自分を責めるのをやめたい!と思ったら、やってみるといいことをまとめてみましょう
自分を責めるのはしんどいな、やめたいと思ったら、今度は「自分を責めている自分」に気づくたびに、「またやってる」と自分を責めてしまうことが起きてきます
(><)
「嫌だからやめよう」というだけではなかなか手放せ無いのが癖なんです
癖を手放す時には
①置き換えるものを見つける
②癖だからやめられると思って置き換えを続ける
ができれば、大丈夫です!
自分を責めてる自分に気づいたら、とりあえず中断して何をするかを決めておくのがおすすめです。
することは深呼吸するでも、歌を歌うという、やめるための行動でもいいですし、『失敗はやだよね~。・・・で、どうしよっか』という口癖を自分に言うのでもOKです。
責めるループに入っている時には、感情が盛り上がっているので、始めは落ち着かせるところからがおすすめです。
サポートしてもらっても、落ち着くことができるようになってくると、徐々に「自分を責めるのをやめる」という感覚がつかめてくるようになります
自分を責めたくなる気持ちの裏には、必ず自分の「こうだったらいいのに」という期待があります。
その期待を、もう変えられない過去に向かっていくら言い続けてもなんともなりません。
期待が叶わなかったことへの悲しみや怒り、落胆という自分の今の気持ちにしっかりと目を向けましょう。
気持ちはただ巻き込まれ続けたり、感じないように・見ないようにしようとするといつまでもなくなりません。
怒りや悲しみに押し流されると、いつまでも過去の自分を責め続けてしまうんです 😐
そうやっているうちに、今と未来が流れてしまうのではもったいないですね
過去の自分ではなくて、今の自分の気持ちに目を向けるのがポイントです!
自分の「怒り」「悲しみ」「落胆」「恥ずかしさ」などの気持ちに気づいたら、まずはそれをただ純粋に味わいます。
色々「誰のせい」とか「ああすればよかった」と考えるのはお休みです。
ただその気持ちを身体のどこで、どのように感じるか・・と味わっていくうちに、やがて気持ちは静まっていきます。
そうなったら、「本当はどうなりたい」のかと胸に手を当ててみましょう。
自分が何を気にしていて、何を期待しているのかが見つかります。
自分の期待がわかったら、そのために役立つことを小さなことでもいいので見つけてみましょう!
期待をまるっと手に入れる方法がわかればいいですが、小さな一歩でも、違う行動をしてみると現実が必ず変わるんです!
その気持地を共有できたら、ゆっくり(2)のやり方を教えてあげると受け取りやすくなります
見つけた行動をする時に、「失敗したらどうしよう」「難しい」などと気が引けてしまうことがあるかもしれません。
そんな時には、ぜひ、自分で自分を勇気づけてあげるのがおすすめです!
言葉で「できる、大丈夫」というのもいいですし、元気が出る音楽やスッキリする香りをかぐのも効果的です
今までと違うことをする時には、少し不安を感じるのもアタリマエ。
そんな自分を勇気づけられれば、必ず新しい状況が現れます 🙂
現実を変えるのは、よくも悪くも「行動」です。
お母さんに勇気づけてもらった意見をもとに、子どもは自分で自分を勇気づけられるようになっていきます。
そしてぜひ、「現実を変えるのは行動」ということも伝えてあげてくださいね
(1)~(3)を何度か繰り返していくうちに、だんだん「失敗」や「うまく行かなかったこと」があってもそちらに引っ張れなくなっていきます。
そしてそういう事があってもなんとかなるし、そういう事があるのがアタリマエなんだと自然に思うようにもなっていきます。
私達はより良くなろうという意欲を持ちますが、ある意味どこまで行っても「もっといい状態」がありますし、今がかなりひどい状態でも、「これ以下の場合」も必ず存在します。
プラスでも、マイナスでも「完全」という状態にはならないんです。
そんなことが身にしみてくると、気になっているのは「不完全さの度合い」だとわかってきます。
そうなると、不完全な自分も不完全な他人も、ありのままに見られるようになっていきます。
「もっとよくありたい」と思う気持ちから凹むことはなくならないですが、それさえもやがて良い経験にしてしまえるようになります。
それが「生きる力」です
(^^)
その時すぐには理解しなくても、必ずいつか「そういうことだ」と思い出せます。
その時には、その子の大きな自信になるでしょう
「自分を責める:そのデメリットとやめるためにできること」の終わりに
今までも子どもが自分を責めてネガティブになっていた時に失敗だってあるよとか、色々声をかけてきたんですが、なかなか変わらなくてモヤモヤしてました。
今日は、子どもに自分を責めるのから抜けだしてもらうには、その前に必要なステップがあるとわかってスッキリしました!
ぜひ今度そんなタイミングが来たらやってみます!
お子さんにもお母さんにも、笑顔がいっぱい増えますように 🙂
♡♡あとがき♡♡
私達には「もっとよくありたい」という思いがあるので、どうしてもそうじゃない自分を責めてしまうことがよくあります。
「責めても成長しない」と頭のどこかでわかっていても、「うまくやれなかった悲しみ」にはつい巻き込まれてしまいがちです・・
子育ては日々試行錯誤の連続です。
親にとっても、この時代環境でその子を育てるというのは、人類史上初めての大冒険になります。
そんな手探り状態では、子どもをもっと良くしたい!と思って関わってきたはずなのに、どこかの地点で「良かれと思ってたことが逆効果だった!!!!」なんて気がつくこともあったりします。
そういう時こそ本当にショックです。。。。
子どもへの愛情があるだけに、そのショックと悲しみが大きすぎて、知らなかった昔の自分を「なんであんなことしたんだろう」と責めたくもなってしまいます。
私も子育手について、思春期について学ぶたびに、そんなショックの連続でした
。 ・゚・(ノД`)・゚・。
それでも、そんな体験は「より多くを知ったから」こそ起きることなんです。
いつまでも前と同じだったら、振り返っても「なんでうまく行かないの?」と思うだけなんです。
成長すれば、その前の自分がどうしても不足に見えるのはしょうがない。
「もっと前に知っていれば」と嘆いて後ろが気になることもあるのは成長の証。
きっとこれからも成長するから、またそう思うこともあるでしょう。
その悲しみを癒やしつつ、みんなで一緒に歩いていきましょう。
未来はうんと輝いています
\(^o^)/
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