感受性の鋭い子どもが、その力を伸ばすために1

こんばんは
昨日から酒田に来ています。
いつも寒がりの私が
東京より寒い酒田で
行事に参加するために
フォーマルスタイルでスカートを履いたところ
ものすごーく冷えました。
がんがんストーブつけてます (^O^)

 

さて、感受性の鋭い子どもについての
話の続きです。
感受性の鋭い子どもは
できごとに様々な感覚・感情を持ちます。

それは[感じることができる力]
つまり、”能力”なのですが
まだその力を自分で上手に
扱えない時には
その力に自分が苦しめられることがあります。

強い感情・感覚を持つので
強い認識(自分とは、他人とは、世界とは)を
持ってしまうことや
それを強烈な確固たるものとして
持ち続けてしまうことについて
昨日のブログでお話しました。

ある一つの、隣の犬にじゃれて吠えられた体験が
大人にはちょっとした体験だったり
多くの子供達にとっては
まあ怖かったくらいの体験だったとしても
鋭い子にとっては
[ものすごく怖い体験]に
なってしまったりするわけです。

 

どれくらい怖いか、悲しいか、
頭にくるか、嬉しいか、楽しいかは
その人によって、年令によって、
全く違うのです。

そのことを、大人になると
つい忘れてしまいます。
自分だって、小さいころには
もっと怖い体験だったかもしれないのに
子どもに向かって「大したことない」とか
「忘れなさい」とか「引きずらないように」とか
”強い人になる”ことをオススメしがちですが
そもそもの受けている感覚・感情が違うので
”弱い人”と”鋭い人”は同じではないのです。

 

また、特に思春期で自分が色々不安定で
揺れている時の体験は
良い感情も、負の感情も
強烈に感じるものです。

 

とにかく、その人が”そう感じている”ことは
事実なのだ、というところから
本人も、周りの人たちも
出発することが大事です。

本人がそう感じているのに
「それはおかしい」とか言うのは
「そう感じるなんて、あなたはおかしい」
と同じことで、言われた子どもは
内省的な子だったら
「そんなふうに感じる自分は
 ”普通”ではないのだろうか」と
考える路線に入っていき
視点が外に向かう子は
「なんで分かってくれないんだ」
「誰も分かってくれない」と
考える路線に入っていってしまいます。

よく考えてみると大人だって
悲しい時や怒っている時に
「そんなこと、大したことないから
忘れてしまえば」と言われて
「あ、そうか」と思ってできるのは
その気持が、そんなに大きくない場合だけです。

無理に忘れようとしても
難しかったという経験が
誰でもあると思います。
(失恋とか、失恋とか、失恋とか 🙄 )

そんな時には自分がそんな風に
強く感じているんだ、
こう感じるのは自分にとって
当たり前の自然現象で
こう感じていいのだ、
というところから出発することが
大切になります。

本人がそう思えて、そこから、
その感情を扱えるようになる
出発点に立てるように
周りの保護者は
その鋭い感受性を”力”として
扱っていきたいものです。

 

この子には、
「そんなふうに感じることができるチカラがある」
そして
「その力を自分で扱えるようになるためには
 どうしたらいいのかな」という
視点で関わっていけば
本人だってそう思えるようになります。

子どもも、大人も楽になります。

感受性の鋭い子どもの話は
明日に続きます (^o^)/

 

追伸:
ストーブをつけると
目とお肌が乾きます。
冬が来たなーと思います。

 

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