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『黙れ!』から伝わるもの
こんにちは。
愛犬と散歩をしていたら
ふといい匂いが。。。
沈丁花の花が咲いていました。
さて、思春期の子どもが
『黙れ!』と言い出した時の話です。
私達が『黙れ!』という時って
どんな時でしょうか。
よっぽどその話を
続けて聞きたくない時ですよね。
そして”怒り”が入っています。
今相手が何かを話していて
それ以上は聞きたくないという意思表明です。
『話をやめてくれ』と言っています。
相手が黙った後に、自分が何をするのかは
表現されていません。
自分も黙っているつもりなのか
自分が話しだすのか、はわかりませんね。
それから、話し続けられることについての
怒りがあります。
「そこまで話し続けるべきでない!」
「もう沢山!!」という感情があります。
この『不当に言われ続けている』感じが
とても強いので
自分はそれをはねのけるために
相手に対して強く乱暴に言ってもいいと
自分で許しているところがあります。
それくらい自分は不当に扱われているんだと。
だからこの状況では相手は
乱暴に言われてもしょうがないくらいなんだ
という感覚です。
攻撃には攻撃を
立場を逆転させようという感覚が入っています。
『うるさい!』は自分の感じたことを
そのまま表現している言葉です。
『黙れ!』よりもっと感覚的です。
感覚的に「今話をされているという状態」
が嫌で
「話の中身をうけつけたくない」という表現です。
話をされていることでの不快感が強いので
そんなことをする相手を
はねのけよう!としています。
同じような怒りが入っています。
『ウザイ』もその仲間です。
『今話しをされているという状態』が
不快だ、という表現です。
ただ、話をされている状態への怒りによる
はねのけよう!という強い感じより
そもそもまともに受けとめようとしていません。
拒否でも、スルーしている感じです。
相手の話に価値が無いということを
表現しています。
私達が話している時に
子どもからそんな言葉を言われたら
驚き、不快に思います。
『今ちょっと話を止めてくれる?』と
やんわり言われた時との違いは
『黙れ!』『うるさい』『ウザい』に
含まれている”感情”の違いですね。
相手がこちらをどう扱おうとしているかも
伝わってきます。
人は会話で表現されている事柄とともに
そこで表現されている感覚・感情を
受け取ります。
そして、そちらに反応することのほうが多いようです。
追伸:
自然の沈丁花の香りは気品がありますね。
ドラッグストアでの香りとは
違うもんだなーと思います。
今週のテーマのブログです
① 子どもが『黙れ!』と言い出した時
③ 「黙る」か「キレる」
④ 子どものボールで会話を続ける
⑤ 大人だって伝えよう
⑥ストレスフルな子どもに伝えたいこと