思春期の子どもの上手な叱り方のコツ
「思春期の子供の上手な叱り方のコツ」
について、先日ある中学の先生から
こんなお悩みをいただきました。
「思春期の子の叱り方に悩んでいます。
中学生にもなると、当然ながら
まだ考え方に未熟なところもあるのに
行動力は出てくるので
結構ハデな失敗をすることもあるんです。
友達と大喧嘩をしたり
校則をひどく破ったり・・・
そういう時には
しっかり叱りたいのですけど
色々なタイプの子がいるんです。
ちょっと言うと
すぐに引きこもってしまう子とか
すぐヤケになってしまう子とか・・
良くなって欲しいと叱っても
子どもの態度が変わるというよりも
お互いの関係性が悪くなることの方が目立つんです。
うまい叱り方のコツってなんでしょうか?』
色々なタイプの子がいるので
先生も大変ですね (^^)
特に最近の子は
かつての思春期の子よりも
叱られた時の反応が
激しくなってきているともいわれています。
みなさんのおうちで叱る時はどうでしょうか?
その子のタイプごとの叱り方のコツ
というものもあるのですが
ここではもっと大きな枠での
上手な叱り方について考えてみたいと思います。
こういう時にはコーチですから
まず「叱ることでどうなればいいのか」
というゴールについて
一緒に考えてみるところからスタートします 😀
私
『先生は子どもを叱ることで
どんなことが起こるといいですか?』
先生
『そうですね。
その子が二度と同じ失敗を
しないようになってくれればいいです!』
私
『なるほど、そうですね 😀
では、そうなるためには
その子がどうなればいいでしょうか』
先生
『そうですね・・・
この先に同じような状況になった時に
自分で考えて
もっと良い行動をとれればいいですかね 😀 』
先生が叱ることで、この先は
子どもが自分で考えて
良い行動をとれるようになる
さあ、目指すゴールがはっきりしたので
出発準備完了です (^o^)/
ゴールに行くためには
色々な道があると思います。
ここでは
思春期の生きる力コーチングカレッジで
よく用いられる道をご紹介してみますね。
どんな叱り方のコツがあるのかを
ご一緒に見ていきましょう 😀
「話を聞ける状態」に続きます。
合わせて読みたい記事:
「怒られるのが怖い」を絶対にそのままにしてはいけないワケと抜け出し方
追伸:
今日から5連休という方も
いらっしゃると思います。
みなさんお天気に恵まれるといいですね 😀
酒田はとてもいいお天気です。
そういえば昨日庭木の上で
50cmくらいのヘビが日向ぼっこしていました 😯
今週のテーマのブログです
② まずは子どもが「話を聞ける状態」を作りましょう
③ 思春期の「自分なりの考え」を尊重して育てていきましょう
④ まず子どもから「自分の思い」を話してもらいましょう
⑤ 「引き出す関わり」で子どもの力を育てましょう
⑥ 「子どもを叱る」のは大人のお仕事