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反抗期でもNOなこと
こんばんは。
セミナーやセッションをしていて
一番自分が嬉しさを感じる瞬間は
「人が自分の可能性の広がりに気付く」
そんな瞬間に立ち会えた時だということを
昨日、今日と沢山体験できました(感涙)
さて、思春期反抗期についてのお話しです。
思春期反抗期になると
急に親を疎ましく感じて
過剰に反抗してくることもあります。
それなのにそれに自分で罪悪感や
不安を感じてどんよりしてみたり
やっぱり親に安心感を求めてきたり・・
いったい何がしたいんだ!と
親からすれば言いたくなってしまいますよね。
そんな子どものアンバランスさが
この時期の難しさを作っています。
それを大人が知ったうえで
時にはイライラムカムカしながらも
一回りも二回りも大きな気持で
付き合うことが必要な場面がよくあるのも事実です。
ただ『今は思春期反抗期だから』が
『何をしても許される』の理由には
全くならないということも
とてもとても大事です。
子どもが今不安定な思春期だ、という
「事実をそのまま受け止めること」と
「だから何をしても容認すること」は
ちょっと似ているように思えても
実はかなり違うことですよね。
イライラしたり不安定な気持ちだから
多少のゆらぎはしょうがないけれど
[何をしてもOKではない!
これはやってはいけないこと!NOである
別の方法でやって欲しい]
と示すことが必要な場面にも
時には出会うかもしれません。
その『NO』を言うべき時と
ゆらぎとして見逃す時の判断がつけづらい・・・
そんなご相談も実はよくいただきます。
そんな時にお伝えしているのは
『絶対にすぐに『NO』なのは
自分の感情や気分に流されて
他人の心や体を傷つけたり
自分自身を傷めつけるような場合』です。
自分を尊重することの大切さや
自分がふざけた軽い気持ちでも
相手が嫌だと言っている時には
それはやめるべき、という基準を
しっかり伝えることも必要なことですね。
それは大人の役目です。
特に今の子どもたちは
自分の感覚や好き嫌いで行動を選択する
その傾向が行き過ぎないように
大人がブレーキをかけることも必要です。
また、「このままではうまくない」と
何か大事な生活習慣を
身につけて欲しい時もあるかと思います。
今のままでは社会人になれないかも…と
心配するようなこともあるかもしれません。
その時には
具体的行動を課題にすることがポイントです。
「だらしないのをきちんとさせよう」を
「まずは帰宅したら服を自分の部屋にしまう」
という見える行動にして
一つ一つ提案していきます。
そして、どの行動について話すかは
親が一番困っていることからで
OKだと思います。
一緒に住んでいる友人が
そのような行動をしたら困る、嫌だ
そう思うところから
変えて欲しい、と位う提案をしていきます。
そして提案する時にはその子に
なぜ行動を変えることが必要なのかから
しっかり伝えていくところから始めます。
私は、今その子が何か
新しい行動やルールを守ることに
チャレンジしている時には
多くのことを並行して要求しないほうが
良いと感じています。
例えば今までは、何度も起こされて
やっと7時半起床だった子が
朝7時に自分で起きてくることに
チャレンジしているような時には
並行してゲームの時間を大幅に削る
というチャレンジを同時にやることは
ストレス気分倍増になるので
おすすめはしていません。
どちらもその子に必要だとしても
一つ出来たら充分一緒に喜んで
それが「当たり前」になってから
次の大きなチャレンジをする方が
その子に達成感も生まれます。
次のチャレンジも気分よく始められるでしょう。
明日は伝える時のポイントについて
お話ししていきますね (^^)/
追伸:
何かのきっかけで
お子さんでも大人の方の場合でも
「自分はもっとやれる人なんだ」と
思い出してくれた時が
一番私は嬉しいです。
(思い出すだけでウルウル 😥 )
今週のテーマのブログです
① 思春期・反抗期 !
② 意外と長いアンバランス期
③ 次世代のための親離れ
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