子どものボールで会話を続ける

おはようございます。
中学から大学入学までサポートしていた
大学一年生の方から、近況報告の
お便りを頂きました 感涙 😥 

 

 

さて、子どもが『黙れ!』と
言い出した時にどうしたらいいの?
のお話しです。

 

子どもの怒りの感情に反応しちゃって
バトルにはなりたくないけれど
言われたままに大人が黙りこんでも
大人にも子どもにも良いことが
起こりそうにありません。

 

そんな時にはどうしたら良いのでしょうか?

「Yes,and」を使ってみましょう!

 

会話はキャッチボールに
よく例えられますね。

キャッチボールでは、
相手の投げてきたボールを受け取って
それから相手が取れるように投げ返します。

そのやりとりに感情を乗せて
交流することが
『コミュニケーション』ですね。

事務連絡とは”感情”があるところが違います。

 

子どもが『黙れ!』と
言ってきたのは、感情まかせに
こちらが投げているボールではない
別のボールを
いきなり乱暴に投げてくるようなものです。

「今使っているボールは嫌だ!」なのか
「そちらばかりボールを投げ続けていて嫌だ!」
「受け取れないところに投げるから嫌だ!」
「今キャッチボールしたくないから嫌だ!」

なのか・・

どんなことが起きているのでしょうか?

 

どちらにしても
「Yes,and」のコミュニケーションでは
まず相手が投げてきたボールを受け取ります。

それが「Yes」です。

 

今まで自分が使っていたボールでは
なかったとしても
相手が投げてきたボールをまず受け取ります。

そうなんです。
その新しいボールを使って
またキャッチボールを続けることなのです。

なぜなら、一人の人として
それから親として
まだ伝えたいことがあるからです。

 

具体的には
まず一呼吸おいてから
『怒っているようね』や
『嫌な言い方だったかしら』と
穏やかに話すことです。

 

まず一呼吸置くことで
『会話をやめて欲しい』という
子どもの「言葉の内容」を最初に受け止めます。

それから相手の怒りの感情も受け止めた、
ということを言葉で表現しています。

両方を受け止めたことになります。

 

こちらが話した後は、
子どもが返事をしなくても
受けとめられるだけの間はとりましょう。

 

ここでの「Yes」は
「子どもの言っていること、言い方」が
良い、というYesではありません。

「こうして欲しいと思っている」
「こう感じている」という
子どもの表現していることを

『分かったわ』と一度受け止めるというための
Yesです。

子どもが乱暴に別のボールを
投げてきたけれど
それでまたキャッチボールを続けましょう
というサインです。

 

それから『and』も大事です。

and の後は、こちらの伝えたいことです。

 

今日も長くなっちゃいました。
それについては明日また
続きをお話しいたします (^^)

 

追伸:
頂いたお便りの文面から
勉強も友達関係も充実している様子が
伝わってきました。
イキイキしてくれているのが
何より嬉しいです! (*˘︶˘*).。.:*♡

 

今週のテーマのブログです
子どもが『黙れ!』と言い出した時

『黙れ!』から伝わるもの
「黙る」か「キレる」

大人だって伝えよう
ストレスフルな子どもに伝えたいこと

 

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