子どもへの期待

こんにちは
今鹿児島空港です。
昨日は友達と温泉泊でした。
のんびり、大笑いの時間でした。

 

 

さて、子供の幸せを願って
親というものは多かれ少なかれ、
「こうあって欲しい」
という期待を持ちます。

それは、
具体的な目標(ビジョン)や
大切にして欲しい価値観です。

 

例えば、
「経済的安定が大事なので
 是非公務員になってほしい」 
「和というものが大事なので
 周りの人の気持ちを
 汲む人になってほしい」
など、色いろあると思います。

 

その具体的目標や価値観を
子どもが手に入れることで
「子どもが幸せになる」と
考えているわけなのですが
この時、その具体的目標や価値観が
本当に子ども自身が望んでいるもだ
ということが大切です。

 

親が、この目標や価値観があれば
幸せになるはず、と
思っていても
子ども自身のものと
ずれているとそれは
「強制」になります。

 

現代は大変化の時代です。
親自身がうまく行った方法も
現在や未来において、そのまま
成功法則にはならない確率が
とても高くなっています。

なので、親のアドバイスは
あくまで子どもの選択肢の一つです。

 

また、子どもが
「自分で考えて、自分で選び、
 自分で行動する」
という力を鍛えていくことが
子どもの未来にとって
ますます重要な時代になっています。

 

子どもが、経済的安定も大事だけど
自分はそれより、
「研究」にとても興味がある場合には
子どもにとっての第一優先は
経済的安定ではないかもしれません。

もちろん経済的安定は大事なことなので
経済的安定をある程度満たしながら
研究への興味をどう人生に
活かしていくことができるのか、
という視点で考えていきます。

その時「公務員」が一番いい
選択肢かどうかは
検討する余地があるでしょう。

 

また、「自分らしく」を第一に
するタイプの子は
思春期の始めの頃には
「自分らしく」しながら
「周りの気持ちを汲む」ことが
上手にできないことがあります。
それで、できない自分を責めるか
無理に自分のことを諦めて
周りに合わせることばかり
大切にしようとしてしまうこともあります。

 

親の価値観と、具体的目標を
提案・選択肢として伝えることは
大事ですが
それを「正解」としてしまうと
子どもが苦しくなってしまいます。

そもそも子供の幸せが
最終目的のはずですよね。

 

親の価値観・具体的目標を
提案・選択肢として伝え、
子どもと一緒に
「なぜそれが大事なのか?」を
考えるチャンスにできたら
素晴らしいことですね。

結果として、親の期待していたものを
子どもが自分で選ぶこともあるでしょう。

それでも、「子どもから断られる」
という可能性を
親が受け入れていることが大事です。

 

追伸:
幸せ、笑いなど目に見えないものは
人と分かち合うと何倍も増えます。
その体験が沢山ある子どもは
頭でなく、身体でそれを知っていきます。

 

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