思春期の子どもについてもっと知りたいことを
お気軽にこちらから教えてください
子どもに新しい考えや行動を定着させるには?
こんにちは。
今日は大事件が起きました!
このHPが開けなくなっちゃったんです
さて、これからの思春期子育ての
基本についてのお話第5番目
「繰り返して定着させる」です。
そのお話をする前に一度
ここまでのおさらいを一緒にしてみましょう 😉
これからの時代を生きるには
「自分の本当の喜びから考えて選ぶ力」を育てることが大事。
その「選ぶ力」を育てるには
一つの具体的行動にしぼって
子どもに「考えて選ばせるように」関わっていくと良い。
その時には
「腹が立ったら関わらないこと」と
「ちょっとしたことにも勇気づけ」で
エネルギーを引き出すことも意識しておきましょう!
というのが、これまでの4つの基本でした。
今日の5つ目は
そのせっかく始めた一つの行動課題を
子どもにしっかり
身につけてもらための基本ポイントです。
人は誰でも何かの行動を
当たり前にできるようになるには
次のような順序で進みます。
やってみようと思う
やってみる
1回できた
時々できる ← できたり、できなかったりという状態です
できるのが当たり前になる
これは小さい頃に歯磨きの習慣をつけた時と同じですね。
初めはお母さんと歯磨きをしてても
ある日「自分で歯磨きをしよう」
と決めて一人でやる日が来ます。
そこでうんとその頑張りを褒めると
子どもは嬉しくなってまた続けてやろうとします。
しかしそのうち
忘れたりめんどくさくなったりします。
そんな時には
お母さんから声がけされたり
かわいい歯ブラシを買ってもらったりして
なんとか続けて
やがて「毎日歯を磨く」が
その子の当たり前になりましたよね 😀
そうなんです!
一つの行動が当たり前になるには
「1,2回できた後もやり続ける」
ことが欠かせないんですね。
時には途中で忘れちゃったり
うまくできないこともあって
嫌になることもあるかもしれません。
でも、やり続けることで
上手にもなりますし
いつしかそれが当たり前になるんです。
なので、子どもに何かの行動を
しっかり身につけてほしい時には
1回できたから・・・で手放さずに
この先も続けていけるように
仕組み化や声がけなどが必要なんですね。
特にイマドキの思春期の子は
毎日忙しいですし
簡単に興味を引くことが周りにあふれています。
指先一つで手軽に手に入る楽しみがたくさんあるんです。
勉強や部活で忙しければ
余計にお手軽な遊びで息抜きもしたくなりますよね 🙄
そんな環境の中で意識的に考えて
新しい行動を身につけてもらうには
続けるための声がけや
簡単にできるような仕組み化が欠かせません。
仕組み化は「○○したら次☓☓」と
日常の動作の中に
組み込んでしまうことや
誰かと一緒にやることにするなど
「それをしやすい」ように工夫していくことです。
そして同じように声がけや励ましも有効です。
大人だって日々忙しいので
つい子どもが1,2回できたら
「後はずっと一人でやれるよね」と
期待したいところなんですが・・・
あと一踏ん張り
定着するまでは見守っていきましょう。
新しい習慣が定着するまでは
約3週間というデータもあります。
このひと踏ん張りで
子どもが当たり前に
その行動をするようになれば
歯磨きみたいにあとはお任せできますから (^^)/
一つづつの行動の結果や影響を考えて
実際に自分でやってみることで
子どもの日常も変わってきます。
「考える力」も「自信」もついてきます。
やれば変わるし、やらなければ変わらずです。
思春期の脳が柔軟な時にこそ
良い刺激を与えることで
「考えて選んでやってみる」を
アタリマエにしたいですね 😉
今週はこれからの時代を生きる
子育ての基本を5つをご紹介しました。
ご質問を下さったお母さんも
「5つならやれそう!」と喜んでくださいました 😀
それぞれを1日分で書いてみましたが
実はその奥には脳のメカニズムや
心理学の技術を応用した理論が控えています。
でも
そんな難しいことを覚えなくても
この基本の5つをただやってみるだけで効果大です。
これからの時代を生きる力が育ちます。
日常でやってみてくださいね (^^)/
追伸:
なんとかかんとか、HPを
開けるようにはなりましたが
完全復旧まではまだ遠い・・・
パソコンやネットはとても便利ですが
不都合が起こると、とたんに
何をどうしたらいいのかがわからないので困ります 🙁
今週のテーマのブログです
① これからの思春期子育て5つの基本
② これからの時代を生きる子どもに一番必要な力とは?
③ 「急がば回れ」は思春期の子育てにこそ役に立つ!
④ 美容に悪い親子バトルを減らす最善の方法
⑤ 子どものエネルギーを引き出す簡単で最強なこと
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