「だって嫌なんだもん」が理由になる子ども

こんにちは。
なんだかんだしているうちに
新学期もあと一週間で
ゴールデウィークになっちゃいますね 😯 

 

さて、イマドキの思春期の子に
その場の自分の感性で
選ぶ物や振る舞いを決めている子が
多くなっている、というお話です。

 

その感性の使い方は二通りあります。

自分の内側(好き嫌い)と
自分の外側(周りの雰囲気)の
どちらを基準にするかで違ってきます。

 

まずは、自分の内側の好き嫌いを
基準にする子のお話しです。

 

自分の好き・嫌い、快・不快を
基準にするのは大事なことです。

 

自分を大切にするためにも
「自分が今快を感じているのか
不快を感じているのかがわかる」
ということはとても大事ですね。

生き物は快を求め、不快を避けることで
生き延びられるようになっています。

何かを選ぶ時の一番大事な基準は
そこにあると思っています。

 

ただ、何かをする時に
その場だけの、その瞬間だけの

快・不快だけを基準にしていたら
日々の暮らしがうまく回っていかなくなることは
皆さんもご存知のとおりです 😯 

 

他の動物と違って、複雑な世界に
他の人と一緒に生きている人間は
「周りへの影響も考える」ことと
「未来への影響も考える」ことが必要ですものね。

 

今生き延びることを積み重ねていくという
他の動物とはちょっと違う世界に住んでいます。

むしろ、人が生き延びるためには
「周りへの影響を考える」ことと
「未来への影響を考える」ことが大切なんです 😉 

 

誰でも成長とともに
その二つを考えて何かを選ぶように
体験から徐々に学んでくるのですが
思春期にはまだ脳の前頭葉が発達途中です。
(前頭葉がその機能を司っています)

というわけで20歳位までは意識して
この二つを考えられるように
繰り返し練習することが必要です。

その練習の機会が多ければ
学習能力が飛び抜けて高いこの時期には
驚くほど、その力がついてきます。

(つまり、練習した子としなかった子で
 個人差がものすごくあるし、ついてくる
 ということでもあります 😯 )

 

ただ、小さい頃から今の子達は
自分のその場の感性で
物や自分のふるまいを選ぶことが多いので
それが思春期でもそのままになっている
ということが多々あるのです。

 

で、どうなるかといいますと
特に感情・感性が強くなってくる
思春期の始めの頃には、
さらに
自分のその時の好き・嫌いが
選択・行動の理由になります。

「だって嫌なんだもの」
「だってやりたいんだもの」

そして
「周りへの影響」を考えないと
周りと上手く行かなくなったり
「未来への影響」を考えないと
後で困るようなことをし続けたりします。
(勉強したくないのでやらない)

大人からしたら
「え、そんなことしたら周りが困るでしょう!」
「そんなことし続けていたらどうなるか
 ちょっと考えたらわかるでしょう!」と
思ってしまうようなことを
やり続けてしまう子が多くなっているのです。

思春期はもともと脳の発達段階として
そういう自分の感情に
影響されやすい時期ですが

それがはっきりと目立つ子が
だんだん多くなってきているようなんです。

 

お互いがそういう感じになると
思春期の人間関係は
よりぶつかり合います。

お互い好き嫌いで判断していると
好きな時にはいいですが
嫌いになるとややこしいです。

 

基本的に自分の嫌いなものには
近づかないことで

今の子どもたちは
余計なぶつかり合いを避けています。

さっと短時間で「好き嫌い」で判断すると
さっさとグループを作って
あまり他のグループや、その他の人には
関心を向けません。

自分の仲良くする範囲を自分で決めたら
それ以外には関わらないようにするのが
サバイバルの仕方のようです。

 

ところが、自分の嫌いな子が
クラスの活動グループや部活などで
一緒になると面倒です。

イマドキでは、グループ内では
携帯・ネットを介した

密な人間関係が存在するからです。

嫌なものと付き合う経験が少ないのです。

「嫌なものは嫌なもの」

どうしたらいいのかわからりません。

『あの子と、どう付き合う?』と
女子はしょっちゅう話しあったりしています。

 

そこに、ねちっこく
自分の嫌いなものを攻撃する子がいると
さらに話が複雑になってきます。

 

また、自分の居場所を作る時に
うまく相思相愛が見つかればいいのですが
自分が「好き」な相手が見つからないと
どうしたら良いのかわかりません。

○か☓、どっちかはっきりしないことは苦手です。

ほぼほぼで仲良くする、という経験を
積んできていない子はなおさらです。

不本意ながらも一人で過ごし
自分自身を持て余してしまいます。

「場に合わせる」ということが苦手なんですね。

 

特に中学生になる時には
いろいろな活動を自分で決めてする
ことが多くなります。

その時にそういう出来事が
色々起こってくるというわけです。

 

ちょっとサービス」に続きます (^^)

 

合わせて読みたい記事:
中学生の友達関係:子どもが悩んでいる時に親はどう接する?

不登校の子の新学期:子どもの幸せのために親ができること 4月編

人見知りの子の新学期

 

追伸:
ようやく新学期なりのペースが
できてきた頃に休みが続きます。
お休みを楽しみながらも
生活リズムを大切にいたしませふ ♡
私は爆裂草取りです~

 

今週のテーマのブログです
イマドキ思春期の人間関係
小さい頃から選んできました

内向きと外向き

ちょっとサービスしちゃおう
思春期のうちに学べば簡単!

 

 

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