自分の自信を失いやすい中学生男子に知っておいてほしいこと
中学生男子の子育てで気になること
いよいよラストの5番目
「ストレスに弱い」についてです 🙂
思春期の心は敏感ですが
本来はしなやかで
柔軟性もたっぷりあります。
でも一方で
抗ストレスホルモンの関係から
「一定量以上のストレスを受けると
急にガクッとメンタルがやられる」
という特徴もあるんです。
この”一定量”の見極めが重要です。
そしてちょと不思議なようですが
ストレスに対する反応も
思春期の男子と女子では
違いがあるんです。
一般的に思春期ウツになりやすいのは
圧倒的に女子の方が多く
男子の2倍と言われています。
それは、女子のほうが
*身体的イメージに価値を持ったり
(痩せてないとダメなど)
*毎月のホルモン変動で
不安定になりやすくなったり
*受け身の性という”役割”から
主体的に動く癖がないので
じっとしてしまうことなどから来ています。
しかし、男子にも落ち込みやすい
パターンがあります。
それは今週たびたび出てきている
「気持ちの切り替えが苦手」なことから始まります。
嫌なことがあった時に
そればかりずっと考えてしまうんですね〜
思い詰めちゃう感じです
(><)
さらに、それに加えて
自分の気持や思いを
うまく言葉にできないことや
「男子は弱音を吐いちゃいけない」という
”役割意識”が重なることがあります。
そうなると
ひたすら一人で
漠然とした「嫌な感じ」「苦しさ」だけを
味わい続けてしまうという
一番ツライ状態になってしまうんです 😯
一人で悶々としているうちに
感情エネルギーだけが高まってしまい
急に他人や自分を傷つけるという
突発的な
「14歳の過激な問題行動」は
圧倒的に男子のほうが多いんです:-(
本当は、悩みがある時こそ
ゆっくりでも言葉にしてみると
自分の思いが整理されていきます。
それを早めに知ってもらいたいです。
お子さんが悩んでいそうな時には
ぜひ、少しずつでも、ゆっくりでも
思いを言葉できるように
ていねいにサポートしてあげてみてください。
そして聞く時には
話の途中でアドバイスをするより
本人がとことん話しきれるように
ひたすら聞いてあげられるといいですね
(^_-)
いかがでしたでしょうか
今週は中学生男子の子育てで
気になりやすいベスト5についてでした!
あなたのお役に立てたら嬉しいです 🙂
どうやら、中学時代は
特に男子にとって
「自分でもわからないのに」
苦手なこと、やりにくいことが
出てきやすい時期のようです。
そういう意味では
13〜15歳の中学時代は
特に男の子にとって
あれこれしんどい時期かもしれません。
そしてこの時期は、自我が芽生えて
「自分とは・・」と
考えるようになる時期です。
なので、ここで
同じ年の女子と自分を比べたり
”できてる子”と自分を比べてしまうと
「自分はダメなんだ」と
変なふうに思い込みやすくなります。
これが中学生の子育てで
一番気をつけたい大事なポイントです!
何かが人よりできないことは
誰にでも、いくつになってもあることです。
でも、それを
「自分がダメ」という思い込みにしないことが
とてもとても、大事です。
人には苦手なことがあっても
それは「上手に練習」すれば
必ず自分なりに上達します。
それなのに、すぐに
「ダメ」と烙印を押してしまうと
その先に伸びるチャンスがなくなってしまうんです。
もったいないですよね
(><)
身体と行動のアンバラスが目立つ
中学生男子は
自分でも自分のことを
不安に思いやすいものです。
この時期にこそ
*成長段階の途中には
足踏みしているような時期もあること
*でも、本当は
成長可能性がいっぱいあること
*苦手なことも練習すれば
自分なりに成長していくこと
そんなことを子どもに
伝えてあげられるといいですね
(^^)/
追伸:
自信を無くしそうになっていた子ほど
「自分もやればできるんだ」と
実感できると強いです。
その先は、多少のことでは
へこたれなくなりますから
\(^o^)/
次のテーマは
「やっぱり変わらないと思った時に」です
今週のテーマのブログです
① 中学生男子の子育てで役立つ!5つの違いと大事なポイント
② 中学生男子が無口なるわけ?思春期に言葉にする力を育てよう
③ 人を思いやす力は育てられる!マイペースでも大丈夫
④ ダラダラ男子、テストの前日徹夜男子は変われるの?中学生の子育て
⑤ 朝起きられない中学生男子がハマりやすいワナにはご用心!