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こんにちは。
東京は久しぶりのお日様でした。
つい新製品の焼き芋アイスを見つけて
食べてしまいましたが
やっぱり寒かったです  😯

 

さて、今週は二人の思春期のお子さんがいる
みどりさんとお話しをしています。

みどりさん
『こんにちは』


『こんにちは、みどりさん』

みどりさん
『今日新聞に
”叱らないで褒める子育て”をしよう!
という記事がありました


『最近あちこちで
良く言われるようになってきましたね』

みどりさん
『そうですね。
でも、よく考えると
”叱らないで褒める子育て”って
具体的には
どういうものでしょう?

イメージとしては”叱らないで褒める”
ということはわかるのですが
具体的な場面になると迷ってしまいます』

 

ここでちょっと解説です。

ここ数年で
「叱らない褒める子育てが良いらしい」
ということが
よく言われるようになってきました。

大筋としては
『悪いところ叱るよりも
子どもの良いところを褒める』
ことが
推奨されているようです。

 

子どものふるまいの気になるところや
変えて欲しいところにばかり言及して
『あれが☓、これも☓』と
叱っても
子どもにとって良いことが起こらない
ということが
だんだん広く知られるようになってきたんですね。

では、それはなぜでしょうか?

 

まず、どうして私たちは
子どものできていないところが
できているところよりも
気になってしまうのでしょうね?

そこが気になるからつい
”叱って”しまいまうんですよね。

 

・・・それは、まず私たちは本能として
「できているところ」「良いところ」
よりも
「できてないところ」「悪いところ」を
強く印象に残す、という傾向を持っているからなんですね。

 

「良いところ」は
そのまま放っておいても
特に危険でもなく問題が起きません。

でも、「良くないところ」は
そのまま放っておいては危険だったり
しばらく注意しておく必要があるので
強く覚えておくようになっているからです。

そこが”気になる”ように
脳の仕組みとしてなっているんですね。

 

さらに学校生活においては
私たちはテストをたくさん受けるなかで
「できなかったところを見つけて直す」
という習慣がついていますね。

そうすることが
”アタリマエに良いこと”だったり
”そうすれば100点になっていく”と思っています。

 

確かにテストでは
この問題が全部できたら
100点になるという枠組みがあります。

なのでそこでの足りないところを
直していけば”完成形”になるわけです。

この時には出されていない問題については
特に考えることはなく
たまたま?出されている問題が
全部出来ればOKなんですね。

 

そして同じように
私達の周りにある機械や物については

壊れているところを見つけて
そこを直していけば
またきちんと動いたり、完成形になりますね。

そこで私たちは
「上手く行っていないところを直すことで
完成形になる」という
イメージをいつの間にか持つようになっています。

そこでつい子どもの良くないところを
「子どものため」にせっせと注意する・・
ということが起こりがちになるようです。

 

ただ、「育てる」というのは
機械を直すとは違うことですよね。

 

機械はもともと100%よく動くように
完成されているものです。

それが何かの原因で
壊れたところができた時に
そこを直せばまた元の
100%の完成形に戻る、ということですね。

テストも同じで
枠組みがあるので
そこに外れているところだけ直せば
その枠組の100%を得ることができるというわけです。

 

ところが人間の子どもは
まだ完成されたことがないですし
(おそらく完成することもなくて)
これから伸びて成長していくものですよね。

そしてまだ成長途中のその子の
どんな姿がその子の未来の”完成形”なのかは
実は誰にも分からないのです。

実は大人になっても成長変化しますから
ずっと”完成形”がわからない、とも言えますね 😉 

 

例えばここにある、
このチューリップ球根の完成形は

なんとなく”チューリップ”ということで
大雑把に想像がつきますが

より具体的で詳細な最終形態は
実は育ってみないとわかりませんよね。

そして人間はチューリップよりずっと複雑です。
イマドキの人間の
一人ひとりの”完成形”
”本当にその子らしい出来上がり像”は

どんな形なのかわからないんですね。

 

みどりさん
『なるほど~
子どもの”できていないところ”を
直していくことと
”その子なりの最高の姿”に
育っていていくこととは
同じことではないんですね』


『そうですね。
”できていないところ”を
直していくだけでは
その子の”最高の姿”に向かうことにはならない
ということを頭のどこかで
覚えていると良いかな、と思います。

その子らしさを上手に伸ばしていくことも
同時に必要なんですね』

みどりさん
『確かにそう思えば
叱る時に余計な力が抜けそうです 🙂 
やっきになって叱らなくなるかも』

 

思春期親子コミュニケーション10日間講座

 

今週のテーマのブログです
No.2『叱らない』=『ほっておく』?
No.3 褒めるってなんでしょう
No.4 良い結果を一緒に喜ぶ
No.5 励ましのコツ
No.6 どうしても”褒める”?

 

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