コントロールできるものに注目する

おはようございます。
只今長野に向かっています。
今日は快晴で新幹線の旅も快適です。

 

さて、「勇気づけ」についてのお話です。

 

私達は失敗を恐れるあまりに
もともと持っている
チャレンジする力を
眠らせてしまっていることがあります。

思春期は本来
学習意欲も高い時期です。
色々なことに挑戦することで
自分の可能性を広げていく時期ですから
是非「勇気」を沢山使ってほしいですよね。

 

また、思春期には感情・感覚が鋭くなっているので
「痛み」「辛さ」も強く感じます。

何かの体験でとても強く
痛みを感じたりすると

「勇気」を使うことが怖くなることもあります。

 

そんな思春期の子どもたちには
是非本来のチャレンジする姿を
取り戻してもらいたいですよね。

それができるのが
「勇気づけ」という声のかけ方なんです。

 

子どもの「失敗」や「怖さ」
または「めんどくささ」に
固まっている意識を
自分の「できているところ」や
「素晴らしいところ」に向けられるように
声をかけることなんです。

 

そうお話すると
『「褒める」や「励ます」でいいのでは?』
と言われることがよくあります。

でも、「褒める」や「励ます」と
「勇気づけ」には色々な違いがあるのです。

それについてお話していきますね。

 

まず、「褒める」とは
何かの結果について賞賛することですね。

『今回のテスト10番以内で良かったね』

子どもがしたことの結果を
「良かった」ということです。

褒められれば人はまた
それを手に入れたい、と思います。

 

ところが「結果」というものは
実は自分でコントロールできないものなのです。

例えば同じ勉強時間でも
周りが悪ければ良い成績ですし
周りが良ければ悪い成績になったりします。

その場の条件によってその結果は
大きく影響されるので
自分だけではコントロール出来ないのです。

 

もちろん、良い成績を
「良かったね」と言うことが
”悪いこと”ではないのですが
いつも結果ばかりにこだわって
言葉をかけていると
子どもの意識が「結果」だけに向くのです。

自分だけでコントロール出来ないものを
いつも気にする状態というのは
「どうしようもないこと」にこだわることで
エネルギーの無駄遣いになってしまいます。

 

更に結果にこだわりすぎると
何をしても良い結果を手に入れようと
ズルをすることや
人の足を引っ張ることも起こりうるのです。

 

 

対して「勇気づけ」は
過程にたいしてかける言葉です。

子どもの頑張りや工夫
その考え方、やろうとした意欲などについて
言葉をかけていきます。

過程は自分でコントロールできるものです。

なので、そこに意識が向けば
その良かったものに気づいて
次回もそこに力を入れよう!と思えます。

 

過程にたいしての言葉がけは
結果が良くなかったときにもできます。

『その工夫は素晴らしいと思うよ』
と言われたら
結果がたとえ良くない場合でも
それを「失敗」「だめなもの」と
捉えることにはなりませんね。

『では次回はどう工夫したら
よりいいかな』という方向に
意識が向いていきます。

エネルギーが建設的な方向に
流れるようになっていきます。

 

追伸:
長野では「リセット」という
身体からのメンタルケアの
トレーナーの資格を取ってきます
(^^)/

 

今週のテーマのブログです
「やる気』を起こす
「勇気」を思い出す

これは良いのかダメなのか
勝たねばならぬ

 

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